男子ケイリン銀メダルの河端朋之
2018-2019トラックW杯第6戦香港大会2日目が終了しました。
この日は男子ケイリン、男子オムニアム、男子スクラッチ、女子スプリント、女子マディソンが行われ、日本からは男子スクラッチを除く4種目に出場。
初日の男子チームスプリント続き、2日目も日本勢がメダルを獲得しました!
男子ケイリンで銀メダルを手にした河端選手は、2018年の世界選手権で同じく銀メダルを獲得していますが、W杯のケイリンでは今回が初めてとなります。
では、大会2日目の結果を振り返ります。
★男子ケイリン
日本からは河端朋之選手と新田祐大選手が出場。
2着上がりの1回戦、河端選手は1着で2回戦進出となりますが、新田選手は3着で敗者復活戦へ。敗者復活戦は1着で新田選手も2回戦へ。
2回戦は新田選手1着、河端選手3着で揃って決勝進出を果たします。
決勝戦は残り1周で河端選手が4番手、新田選手が6番手と後方からの追い上げになりましたが、河端選手が2着に入り銀メダルを獲得。新田選手は5着で入線しましたが、Hugo BARRETTE(カナダ)が降格になったことで最終的に4位となりました。
優勝は先行で逃げ切ったテオ・ボス(Beat Cycling Club)。
W杯のケイリンでは初めてのメダル獲得となった河端
最終結果
1位 Theo BOS(Beat Cycling Club)
2位 河端朋之 (JPC)
3位 OH Jeseok(韓国)
4位 新田祐大(日本)
★女子スプリント
日本からは小林優香選手と太田りゆ選手が出場。
上位28名が通過となる予選は、小林選手が11秒147の16位、太田選手が11秒351の24位で、2選手とも1/16決勝進出。
1/16決勝では太田選手はLEE Hoi Yan Jessica(ホンコンチャイナ)に敗れますが、小林選手はMandy MARQUARDT(アメリカ)に勝利し、1/8決勝へ進みます。
予選1位のリー・ワイジー(ホンコンチャイナ)との対戦となった1/8決勝、小林選手は勝ち上がることができず、ここで敗退。
優勝は圧倒的な強さを見せたリー・ワイジー。スプリントでは今季W杯4勝目。
1/16決勝を勝ち上がった小林だが、1/8決勝では今シーズン敵なしの強さを誇るリー・ワイジーに敗れる
最終結果
1位 LEE Wai Sze(ホンコンチャイナ)
2位 LEE Hyejin(韓国)
3位 Simona RUPECKAITE(リトアニア)
16位 小林優香(ドリームシーカー)
24位 太田りゆ(日本)
★男子オムニアム
日本からは橋本英也選手が出場。
橋本選手は1種目めのスクラッチ11位、2種目めのテンポレース10位、3種目めのエリミネーションは落車に巻き込まれながらも7位で、3種目終えて暫定10位につけます。最終種目のポイントレースではラップを含む25点を追加し、最終的に順位を3つ上げた7位でレースを終えました。
優勝はキャメロン・マイヤー(オーストラリア)。暫定2位でスタートしたポイントレースでは、元世界王者の圧巻の走りで逆転に成功。
いい流れで来ていたエリミネーションで落車に巻き込まれた橋本
ポイントレースでは前半は得点に絡めず、一旦は順位を落とすも、ラップを決めるなど最終的に7位まで順位を上げた
その強さは健在だった! 伝説のポイントレーサー、キャメロン・マイヤーが優勝
最終結果
1位 Cameron MEYER(オーストラリア) 134p
2位 Benjamin THOMAS(フランス) 120p
3位 Campbell STEWART(ニュージーランド) 116p
5位 橋本英也(日本) 95p
★女子マディソン
18チーム出走。日本からは中村妃智選手と古山稀絵選手が出場。
日本は得点はできませんでしたが、メイン集団でレースを展開し、最終的に11位でフィニッシュしています。
優勝はベルギーとの一騎打ちを制したオランダ。
最終結果
1位 オランダ 29p
2位 ベルギー 24p
3位 イタリア 12p
8位 日本(中村・古山) 0p
★男子スクラッチ
日本からの出場はありません。
4人がラップに成功する中、優勝は中国のGUO Liang。
最終結果
1位 GUO Liang(中国)
2位 Adrian HEGYVARY(アメリカ)
3位 Clement DAVY(フランス)