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トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 2018-2019トラックW杯第6戦香港大会2日目の日本勢は男子ケイリンで河端朋之が銀メダル! 新田祐大は4位。男子オムニアムの橋本英也7位。女子スプリントの小林優香16位、太田りゆ24位。女子マディソン中村妃智&古山稀絵11位


男子ケイリン銀メダルの河端朋之


2018-2019トラックW杯第6戦香港大会2日目が終了しました。
この日は男子ケイリン、男子オムニアム、男子スクラッチ、女子スプリント、女子マディソンが行われ、日本からは男子スクラッチを除く4種目に出場。


初日の男子チームスプリント続き、2日目も日本勢がメダルを獲得しました!
男子ケイリンで銀メダルを手にした河端選手は、2018年の世界選手権で同じく銀メダルを獲得していますが、W杯のケイリンでは今回が初めてとなります。


では、大会2日目の結果を振り返ります。


★男子ケイリン
日本からは河端朋之選手と新田祐大選手が出場。
2着上がりの1回戦、河端選手は1着で2回戦進出となりますが、新田選手は3着で敗者復活戦へ。敗者復活戦は1着で新田選手も2回戦へ。
2回戦は新田選手1着、河端選手3着で揃って決勝進出を果たします。
勝戦は残り1周で河端選手が4番手、新田選手が6番手と後方からの追い上げになりましたが、河端選手が2着に入り銀メダルを獲得。新田選手は5着で入線しましたが、Hugo BARRETTE(カナダ)が降格になったことで最終的に4位となりました。
優勝は先行で逃げ切ったテオ・ボス(Beat Cycling Club)。



決勝のレースを待つ6選手



最終周回2センター



ゴール Photo:Takenori WAKO



表彰式



W杯のケイリンでは初めてのメダル獲得となった河端



お約束の(?)ブノワコーチとのツーショット撮影


終結
1位 Theo BOS(Beat Cycling Club)
2位 河端朋之 (JPC)
3位 OH Jeseok(韓国)
4位 新田祐大(日本)


★女子スプリント
日本からは小林優香選手と太田りゆ選手が出場。
上位28名が通過となる予選は、小林選手が11秒147の16位、太田選手が11秒351の24位で、2選手とも1/16決勝進出。
1/16決勝では太田選手はLEE Hoi Yan Jessica(ホンコンチャイナ)に敗れますが、小林選手はMandy MARQUARDT(アメリカ)に勝利し、1/8決勝へ進みます。
予選1位のリー・ワイジー(ホンコンチャイナ)との対戦となった1/8決勝、小林選手は勝ち上がることができず、ここで敗退。
優勝は圧倒的な強さを見せたリー・ワイジー。スプリントでは今季W杯4勝目。



予選16位スタートとなった小林



太田は予選24位



1/16決勝を勝ち上がった小林だが、1/8決勝では今シーズン敵なしの強さを誇るリー・ワイジーに敗れる


終結
1位 LEE Wai Sze(ホンコンチャイナ)
2位 LEE Hyejin(韓国)
3位 Simona RUPECKAITE(リトアニア
16位 小林優香(ドリームシーカー)
24位 太田りゆ(日本)


★男子オムニアム
日本からは橋本英也選手が出場。
橋本選手は1種目めのスクラッチ11位、2種目めのテンポレース10位、3種目めのエリミネーションは落車に巻き込まれながらも7位で、3種目終えて暫定10位につけます。最終種目のポイントレースではラップを含む25点を追加し、最終的に順位を3つ上げた7位でレースを終えました。
優勝はキャメロン・マイヤー(オーストラリア)。暫定2位でスタートしたポイントレースでは、元世界王者の圧巻の走りで逆転に成功。



いい流れで来ていたエリミネーションで落車に巻き込まれた橋本




ポイントレースでは前半は得点に絡めず、一旦は順位を落とすも、ラップを決めるなど最終的に7位まで順位を上げた




その強さは健在だった! 伝説のポイントレーサー、キャメロン・マイヤーが優勝


終結
1位 Cameron MEYER(オーストラリア) 134p
2位 Benjamin THOMAS(フランス) 120p
3位 Campbell STEWART(ニュージーランド) 116p
5位 橋本英也(日本) 95p


★女子マディソン
18チーム出走。日本からは中村妃智選手と古山稀絵選手が出場。
日本は得点はできませんでしたが、メイン集団でレースを展開し、最終的に11位でフィニッシュしています。
優勝はベルギーとの一騎打ちを制したオランダ。




今回は中村と古山のペアで臨み、11位


終結
1位 オランダ 29p
2位 ベルギー 24p
3位 イタリア 12p
8位 日本(中村・古山) 0p


★男子スクラッチ
日本からの出場はありません。
4人がラップに成功する中、優勝は中国のGUO Liang。


終結
1位 GUO Liang(中国)
2位 Adrian HEGYVARY(アメリカ)
3位 Clement DAVY(フランス)

 ブログ移転のお知らせ

このブログシステムを提供する「はてなダイアリー」が、2019年1月28日(月)をもって終了となるため、「CYCLIST FAN」も移転します。


新しいURLはこちらです。
https://cyclistfan.hateblo.jp


まだこれまでの全ての記事の移行と設定が終わっていないため、公開までもう少し時間が掛かってしまいそうで、ご不便をお掛けして申し訳ありません。
準備が整い次第ツイッターのほうでも告知しますので、今しばらくお待ちいただけますと幸いです。


「CYCLIST FAN」のツイッターはこちら。
https://twitter.com/cyclistfan


今後とも「CYCLIST FAN」をよろしくお願いいたします。

 2018-2019トラックW杯第6戦香港大会初日の日本勢は男子チームスプリントで銀メダル獲得! 男子団体追抜10位、女子団体追抜14位


男子チームスプリント銀メダルの日本


2018-2019シーズンのトラックW杯最終戦となる第6戦香港大会が始まりました。
今大会の日程は公式には1月25日(金)スタートですが、前日に男女団体追抜の予選が行われ、大会初日は男女団体追抜の1回戦と決勝、そして男女チームスプリントが行われました。
日本からは男女団体追抜と男子チームスプリントの3種目に出場。


まずは男子チームスプリント、見事銀メダルを手にしました!
勝戦では1走の雨谷選手、2走の新田選手と僅差ながらリードを許す展開になるも、先日のアジア選手権では同じシチュエーションで3走の深谷選手で大逆転となったこともあり、手に汗握る思いで見ていたのですが、惜しくも一歩及ばず。
それでも日本勢がW杯の男子チームスプリントでメダルを獲得するのは2012年10月のカリ大会以来(河端朋之選手、坂本貴史選手、稲毛健太選手で銀メダル)で、久々にこの種目で表彰台に上がりました。
アジア選手権の優勝に続き、今回のメダルでオリンピックポイントも大きく上積みできます。チームスプリントでのオリンピック出場権獲得にかなり弾みがつきました!


男子団体追抜は、当初出場を予定していた窪木選手が前日の練習で落車するアクシデントがあり、幸いにも大きな怪我はなかったようですが、最終的にイアンコーチの判断で予選のメンバーを変更。昨年のアジア選手権で3分57秒の日本記録を出したメンバーで臨むことに。
1000mまでは全体の2番目のタイムで通過する滑り出しでしたが、最終的に4分03秒台でフィニッシュ。今回の予選通過ライン(8位)は4分01秒半ばでしたが、残念ながらクリアできませんでした。


女子団体追抜は、今回は序盤から抑えたペースで入りましたが、そのまま上がらずタイムは4分36秒台。前回の第5戦では4分26秒台を出していたことを考えると、なかなかタイムが安定しない状況が続いています。選手たちの話では、この香港のバンクは重いそうで、他のチームを見てもあまりタイムの出やすい環境ではないようですが、それでもこの不安定さは気掛かりです。
ともかく、今一番苦しい思いをしているであろう選手たちが、なんとかこの状況を打破し、レース後に笑顔を見せてくれることを願うばかりです。


では、大会前日&初日の結果を振り返ります。


★男子チームスプリント(予選・1回戦・決勝)
16チームが出走。日本からは雨谷一樹選手、新田祐大選手、深谷知広選手が出場。
上位8チームが通過となる予選、日本は44秒495の2位で1回戦へ進出。1回戦でニュージーランドと対戦した日本は44秒054で勝利。タイム順で1-2位決定戦進出を果たします。
金メダルを懸けて臨んだ1-2位決定戦、43秒台をマークしてきたオーストラリアに日本は敗れますが、銀メダル獲得となりました。



勝戦直前



1走雨谷・2走新田・3走深谷 Photo:Takenori WAKO



表彰式



銀メダル獲得の日本チーム



今回は応援ツアーも企画された


終結
1位 オーストラリア 43.815
2位 日本(雨谷・新田・深谷) 44.148
3位 ポーランド 44.202


★男子団体追抜(予選・1回戦・決勝)
16チームが出走。日本からは一丸尚伍選手、近谷涼選手、今村駿介選手、沢田桂太郎選手が出場。
上位8チームが通過となる予選では、日本は4分03秒202 で10位となり、1回戦進出はならず。



レース直前



日本は残念ながら予選敗退 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 イタリア 3:53.478
2位 アメリカ 3:59.215
3位 オーストラリア 3:57.423
10位 日本(一丸・近谷・今村・沢田) 4:03.202


★女子団体追抜(予選・1回戦・決勝)
14チームが出走。日本からは古山稀絵選手、橋本優弥選手、中村妃智選手、吉川美穂選手が出場。
上位8チームが通過となる予選では、日本は4分36秒733で14位となり、1回戦進出はなりませんでした。



レース直前



女子も予選敗退となった Photo:Takenori WAKO


終結
1位 イタリア 4:17.833
2位 ドイツ 4:23.289
3位 ニュージーランド 4:21.331
14位 日本(古山・橋本・中村妃・吉川) 4:36.733


★女子チームスプリント(予選・1回戦・決勝)
18チームが出走。日本からの出場はありません。


終結
1位 中国 32.934
2位 ウクライナ 33.430
3位 リトアニア 33.480

 2018-2019トラックW杯第6戦香港大会は1月25日(金)〜27日(日)開催!


第6戦の舞台となる香港ベロドロームのバンク


先週の第5戦ケンブリッジ大会に続き、早くも第6戦香港大会が開幕。公式日程では1月25日(金)からとなっていますが、前日の24日(木)に男女団体追抜の予選が行われます。


今シーズンのW杯もこの香港大会でついに最終戦
日本チームとしては、アジア選手権からの連戦続きでハードな日程ではありますが、2月末の世界選手権に向けて、そして東京オリンピックに向けて大事な一戦を悔いなく戦ってほしいと思います!


日本からの出場選手は以下の通り発表されています。


2018-2019 UCIトラックワールドカップ第6戦香港大会
開催場所:香港
開催日程:2019年1月25日(金)〜27日(日)
◎スタッフ
監督    ブノワ・ヴェトゥ(短距離ヘッドコーチ)
      イアン・メルビン(中距離ヘッドコーチ)
カニック 森昭雄(強化支援スタッフ)
      斉藤健吾(強化支援スタッフ)
マッサー  中山真臣(強化支援スタッフ)
      木下遥(強化支援スタッフ)
スタッフ  田畑昭秀(情報科学スタッフ)
      ロバート・スタンレー(強化支援スタッフ)
      アリス・ボナミ(通訳)
総務    齊藤真未(JCFスタッフ)
◎出場選手
★短距離ナショナルチーム
新田祐大(JPCA・JPCU福島)
深谷知広(JPCA・JPCU愛知)
雨谷一樹(JPCA・JPCU栃木)
太田りゆ(JPCA・JPCU埼玉)
★ジャパン・プロフェッショナル・サイクリスト・アソシエーションチーム(JPC)
河端朋之(JPCA・JPCU岡山)
★ドリームシーカーチーム(DSR)
小林優香(JPCA・JPCU福岡)
★中距離ナショナルチーム
近谷涼(富山・チームブリヂストンサイクリング)
一丸尚伍(大分・シマノレーシング
今村駿介(福岡・中央大学/チームブリヂストンサイクリング)
沢田桂太郎(宮城・日本大学/チームブリヂストンサイクリング)
窪木一茂(福島・チームブリヂストンサイクリング)
橋本英也(岐阜・JPCU岐阜/チームブリヂストンサイクリング) ※追加派遣
中村妃智(千葉・日本写真判定
鈴木奈央(静岡・JPCU静岡)
古山稀絵(東京・日本体育大学
橋本優弥(岐阜・鹿屋体育大学
吉川美穂(和歌山・Live GARDEN Bici Stelle)
中村愛花(福井・日本体育大学


♦大会公式サイト
http://www.ucitrackworldcup.hk/


♦大会プログラム(タイムスケジュールについては直前で変わる可能性がありますのでご注意を。表記の時間は現地時間で、日本のほうが1時間進んでいます)。
https://www.uci.org/docs/default-source/2018-2019-tissot-uci-track-cycling-world-cup/tissot-uci-track-cycling-world-cup-%E2%80%93-hong-kong-%E2%80%93-competition-schedule.pdf?sfvrsn=e5e93a3e_6


♦スタートリストやリザルトは随時こちらにアップされます。
http://www.tissottiming.com/2019/ctrwcVI/ja-jp/Default/


♦エントリーリストはこちら。(1月11日時点)
◎男子
https://www.uci.org/docs/default-source/2018-2019-tissot-uci-track-cycling-world-cup/tissot-uci-track-cycling-world-cup---hong-kong---entry-list---men.pdf?sfvrsn=38e09d44_8


◎女子
https://www.uci.org/docs/default-source/2018-2019-tissot-uci-track-cycling-world-cup/tissot-uci-track-cycling-world-cup---hong-kong---entry-list---women.pdf?sfvrsn=4201c3dd_6


♦インターネットでのライブ配信情報はUCIのホームページか、YouTubeの「uciチャンネル」でチェックを。現在まだ詳細な告知は出ていませんが、これまで通りなら大会最終日のイブニングセッションが配信されると思われます。

UCIのトラックW杯サイト https://www.uci.org/track/events/tissot-uci-track-world-cup
YouTubeの「uciチャンネル」 https://www.youtube.com/user/ucichannel


では、大会前(23日)の練習風景を写真でお届けします!



香港ベロドローム



新田祐大選手



小林優香選手



河端朋之選手



雨谷一樹選手



太田りゆ選手



橋本英也選手





 2018-2019トラックW杯第5戦ケンブリッジ大会最終日の日本勢は男子オムニアムの橋本5位。男子スプリントの深谷8位、新田14位、渡邉19位。女子スクラッチの鈴木5位。女子マディソンの梶原&古山8位


男子オムニアム5位の橋本英也 Photo:Takenori WAKO



女子スクラッチ5位の鈴木奈央 Photo:Takenori WAKO


2018-2019トラックW杯第5戦ケンブリッジ大会も最終日となりました。
この日は男子スプリント、男子オムニアム、女子ケイリン、女子マディソン、女子スクラッチが行われ、日本からは女子ケイリンを除く4種目に出場しています。


まずは男子オムニアム。橋本選手は3種目終えて十分メダルを狙える位置にいましたが、残念ながらあと一歩届かず。
女子スクラッチの鈴木選手も、この種目は昨年の世界選手権で4位に入るなど得意とするところですが、やはりW杯、世界選クラスの国際大会の表彰台は簡単にはいきませんね…。


男子スプリントは深谷選手が第2戦ミルトン大会以来のシングルリザルトを獲得。


女子マディソンは本当に奮闘して頑張っているのですが、世界の強豪を相手に1点でもポイントを奪うことがどれほど難しいか、つくづく感じさせられます…。


では、現地から届いた写真とともに大会最終日の結果を振り返ります。


★男子スプリント
日本からは新田祐大選手、渡邉一成選手、深谷知広選手が出場。
今回は出走人数が少ないため全員が通過となる予選は、深谷選手が9秒873の10位、新田選手が9秒959の14位、渡邉選手が10秒098の19位で、次の1/16決勝へ。
1/16決勝では新田選手と渡邉選手が対戦し、新田選手が勝利。深谷選手もAleksandr DUBCHENKO(ロシア)に勝利し、新田選手と深谷選手が1/8決勝へ進出。
1/8決勝では新田選手はJacob SCHMID(オーストラリア)に敗れて敗退となりますが、深谷選手は元世界王者のグレゴリー・ボジェ(フランス)から勝利をあげ、1/4決勝進出を決めます。
ベスト4を懸けた争いとなる1/4決勝、深谷選手はネーサン・ハート(オーストラリア)にストレートで敗れ、最終順位は8位。
その深谷選手を破ったハートが優勝を飾っています。



予選10位の深谷 Photo:Takenori WAKO



予選14位の新田 Photo:Takenori WAKO



予選19位の渡邉 Photo:Takenori WAKO



新田と渡邉は1/16決勝で対戦。ここは新田に軍配があがる



深谷も1/16決勝を勝利 Photo:Takenori WAKO



1/8決勝で敗れた新田 Photo:Takenori WAKO



深谷は1/8決勝も勝ち上がる Photo:Takenori WAKO



1/4決勝で敗れ、深谷のベスト4進出はならず Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Nathan HART(オーストラリア)
2位 Mateusz RUDYK(ポーランド
3位 Sebastien VIGIER(フランス)
8位 深谷知広(日本)
14位 新田祐大(日本)
19位 渡邉一成(JPC)


★男子オムニアム
日本からは橋本英也選手が出場。
橋本選手は1種目めのスクラッチ3位、2種目めのテンポレース2位と、2種目終えた時点で暫定トップに立つ好調な滑り出しでしたが、3種目めのエリミネーションで10位となり、暫定4位に後退。それでも首位とは10点差、上位勢は接戦模様となる中、迎えた最終種目ポイントレースでしたが、思うように得点に繋がらず、5点獲得に留まり、最終的に5位でレースを終えました。
優勝はわずか1点差で逃げ切ったClaudio IMHOF(スイス)。





前半2種目をトップで折り返すも、後半で順位を落とし、惜しくも表彰台を逃す形となった橋本 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Claudio IMHOF(スイス) 113p
2位 Raman TSISHKOU(ベラルーシ) 112p
3位 Liam BERTAZZO(イタリア) 108p
5位 橋本英也(日本) 103p


★女子マディソン
12チーム出走。日本からは梶原悠未選手と古山稀絵選手が出場。
日本はポイントに絡めないままレースが進みますが、残すところ最終ポイント周回のみとなったところで、先手を打って飛び出しを図ります。1着を取ってジャンプアップを狙う日本ですが、逃げ切ることは叶わず。それでも4着に入り、2点獲得しての8位でフィニッシュとなりました。
優勝はイタリアとのマッチレースを制したベルギー。





梶原&古山ペア Photo:Takenori WAKO


終結
1位 ベルギー 39p
2位 イタリア 27p
3位 ニュージーランド 9p
8位 日本(梶原・古山) 2p


★女子スクラッチ
日本からは鈴木奈央選手が出場。
鈴木選手は最終周回で追い上げを見せますが、あと一歩届かず5位でゴール。
優勝はイタリアのMartina FIDANZA。




持ち味のスピードを発揮し5位に入った鈴木 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Martina FIDANZA(イタリア)
2位 Daria PIKULIK(ポーランド
3位 Jessie HODGES (SUBWAY NEW ZEALAND TRACK TRADE TEAM)
5位 鈴木奈央(日本)


★女子ケイリン
日本からの出場はありません。
決勝を制したのはリー・ワイジー(ホンコンチャイナ)。今季W杯ではスプリントで3勝を挙げていますが、ケイリンの優勝は今大会が初。


終結
1位 LEE Wai Sze(ホンコンチャイナ)
2位 Katy MARCHANT(イギリス)
3位 Liubov BASOVA(ウクライナ


♦全種目のリザルトはこちらで確認できます。
http://www.tissottiming.com/2019/ctrwcV/ja-jp/Default/

 2018-2019トラックW杯第5戦ケンブリッジ大会2日目の日本勢は男子ケイリンで新田祐大、女子オムニアムで梶原悠未が銅メダル獲得!


男子ケイリン銅メダルの新田祐大 Photo:Takenori WAKO



女子オムニアム銅メダルの梶原悠未 Photo:Takenori WAKO


2018-2019トラックW杯第5戦ケンブリッジ大会2日目が終了しました。
この日は男子ケイリン、男子マディソン、男子スクラッチ、女子スプリント、女子オムニアムが行われ、日本からは男子ケイリンと女子オムニアムに出場。
男子ケイリンの新田選手、女子オムニアムの梶原選手、揃って銅メダル獲得となりました!


新田選手は、W杯でのメダル獲得は2008年11月(第2戦)のチームスプリント以来で、個人種目としてはこれが初。
自身でチームを立ち上げ、選手として、チームオーナーとして、ここ数年の新田選手はまさに八面六臂の働きで、大変なこともたくさんあったと思いますが、ついにケイリンのメダルを手にしました。もちろんこれはまだまだ通過点で、今後のさらなる活躍に期待です!


そして、梶原選手は昨シーズンの2つの金メダルに続き、今シーズンもメダルを獲得!
今大会はすでにポイントを充分に取っているトップ選手の一部が参加を見送っているとはいえ、その中で自身の力を発揮し、きっちり表彰台に乗ってくる梶原選手はやはり流石としか言いようがありません。


では、現地から届いた写真とともに大会初日の結果を振り返ります。


★男子ケイリン
日本からは新田祐大選手と渡邉一成選手が出場。
2着上がりの1回戦、新田選手は1着で2回戦進出となりますが、渡邉選手は4着で敗者復活戦へ。敗者復活戦で2着に入った渡邉選手は、新田選手とともに2回戦へ駒を進めます。
2回戦は新田選手、渡邉選手ともに第2ヒートで同組に。新田選手は3着で決勝進出を決めますが、渡邉選手は6着で7-12位決定戦へ。
勝戦は残り1周で5番手の位置となった新田選手ですが、ここから追い込んで3着に食い込み、見事銅メダルを獲得!
7-12位決定戦の渡邊選手は1着で最終順位を7位としています。
優勝は地元の強豪、エドワード・ドーキンスニュージーランド)。



7-12位決定戦は1着で締めくくった渡邉 Photo:Takenori WAKO



勝戦。残り1周のホーム Photo:Takenori WAKO



新田は後方5番手からの追い上げ Photo:Takenori WAKO



大外から追い込んだ新田が3着に入って銅メダルを獲得 Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Edward DAWKINS (ニュージーランド
2位 Quentin LAFARGUE (フランス)
3位 新田祐大(日本)
7位 渡邉一成(JPC)


★女子オムニアム
日本からは梶原悠未選手が出場。
梶原選手は1種目めのスクラッチ3位、2種目めのテンポレース9位、3種目めのエリミネーション2位で、3種目終えトップと16点差の98p、暫定3位で最終種目ポイントレースを迎えます。ポイントレースでは15点を追加し、がっちり順位をキープ。見事銅メダル獲得となりました!
優勝は暫定1位から、リードを守り切ったアネット・エドモンソン(オーストラリア)。





暫定3位で迎えたポイントレースでも得点を伸ばし、銅メダル獲得となった梶原 Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Annette EDMONDSON (オーストラリア) 131p
2位 Allison BEVERIDGE(カナダ) 123p
3位 梶原悠未(日本) 113p


★女子スプリント
日本からの出場はありません。
1-2位決定戦は予選1位のリー・ワイジー(ホンコンチャイナ)と予選3位のOlena STARIKOVA (ウクライナ)の対戦となり、ストレートでリーが勝利。リーは第1戦、第2戦に続き、この種目で3大会目の優勝。
3-4位決定戦は3本目までもつれながら、カーリー・マカラク(オーストラリア)がナターシャ・ハンセン(ニュージーランド)に勝利。


終結
1位 LEE Wai Sze(ホンコンチャイナ)
2位 Olena STARIKOVA (ウクライナ
3位 Kaarle McCULLOCH (オーストラリア)


★男子マディソン
14チーム出走。日本からの出場はありません。
優勝は唯一2ラップを決めたニュージーランド


終結
1位 ニュージーランド 76p
2位 オランダ 30p
3位 アメリカ 26p


★男子スクラッチ
日本からの出場はありません。
6名がラップに成功する中、クリストス・ヴォリカキス(ギリシャ)が優勝。


終結
1位 Christos VOLIKAKIS(ギリシャ
2位 Thery SCHIR(スイス)
3位 Stefan MATZNER(オーストリア

 2018-2019トラックW杯第5戦ケンブリッジ大会初日の日本勢は男子チームスプリント6位、男子団体追抜7位、女子団体追抜6位


男子団体追抜は3分59秒073で7位 Photo:Takenori WAKO


2018-2019トラックW杯第5戦ケンブリッジ大会初日が終わっています。
この日は男・女チームスプリント、男・女団体追抜の4種目が行われ、日本からは女子チームスプリントを除く3種目に出場しました。


まずは男子チームスプリント。第3戦ベルリン大会以来の出場となりましたが、今回は予選を6位でクリア。1回戦は1走の雨谷選手が17秒630で1走全体の3番目のタイムで好スタート、2走の新田選手が離れてしまいタイムを落としますが、3走の深谷選手が全体の3番目のタイムを出して再び盛り返し、43秒9をマーク。まさにチームの力!
メダル決定戦進出はなりませんでしたが、最終的に6位という結果を残しています。


そして男子団体追抜と女子団体追抜。男子は第2戦ミルトン大会、女子は第3戦以来の出場です。
今季は不安定な部分が多く、先日のアジア選手権の決勝でも男女ともに隊列が崩壊して敗れるなど、現状最も気掛かりな種目ですが、今回は男女とも予選をクリア(女子は8チームのみの参加なので全チームが1回戦に進みます)。続く1回戦では男女ともいい走りを見せてくれました! 女子は4分26秒台、男子は3分59秒台をマーク。
これを弾みに次の第6戦香港大会でも頑張ってほしいと思います!


では、現地から届いた写真とともに大会初日の結果を振り返ります。


★男子チームスプリント(予選・1回戦・決勝)
13チームが出走。日本からは雨谷一樹選手、新田祐大選手、深谷知広選手が出場。
上位8チームが通過となる予選、日本は44秒274で6位となり、1回戦進出を決めます。
1回戦は予選3位のオーストラリアとの対戦になった日本は43秒975で敗れ、メダル決定戦進出はならず。最終結果は6位。
優勝は地元のニュージーランド。3-4位決定戦はフランスが中国に勝利。




1回戦。1走の雨谷のダッシュに後ろが離れるも、最終的に43秒台に乗せ、6位となった日本 Photo:Takenori WAKO



3位フランス Photo:Takenori WAKO



2位オーストラリア Photo:Takenori WAKO



優勝のニュージーランド Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 ニュージーランド 43.121
2位 オーストラリア 43.734
3位 フランス 43.328
6位 日本(雨谷・新田・深谷) 43.975


★女子チームスプリント(予選・1回戦・決勝)
16チームが出走。日本からの出場はありません。
優勝は予選1位の中国のトレードチームHoly Brother Cycling Team。3-4位決定戦はポーランドニュージーランドのトレードチームSubway New Zealand Track Trade Team に勝利。



3位ポーランド Photo:Takenori WAKO



2位フランス Photo:Takenori WAKO



優勝のHoly Brother Cycling Team Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Holy Brother Cycling Team 33.460
2位 フランス 33.624
3位 ポーランド 33.710


★男子団体追抜(予選・1回戦・決勝)
11チーム出走。日本からは一丸尚伍選手、近谷涼選手、窪木一茂選手、沢田桂太郎選手が出場。
上位8チームが通過となる予選、日本は4分03秒064 で8位となり、1回戦へ進出。
1回戦は予選4位のイタリアとの対戦となった日本は3分59秒073でメダル決定戦には進めず。最終結果は7位。
優勝は世界記録に迫るタイムをマークしたニュージーランド。3-4位決定戦はスイスがアメリカを下しています。



久しぶりに4分を切るタイムをマークし、7位となった日本 Photo:Takenori WAKO



3位スイス Photo:Takenori WAKO



2位カナダ Photo:Takenori WAKO



優勝のニュージーランド Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 ニュージーランド 3:50.159
2位 カナダ 3:53.156
3位 スイス 3:55.204
7位 日本(一丸・近谷・窪木・沢田) 3:59.073


★女子団体追抜(予選・1回戦・決勝)
8チームが出走。日本からは中村妃智選手、古山稀絵選手、橋本優弥選手、鈴木奈央選手、梶原悠未選手が出場。
日本は予選で4分35秒636 の7位となり、1回戦へ進みます。
鈴木選手から梶原選手にメンバーを代えて臨んだ1回戦、日本は予選6位のウクライナと対戦し、4分26秒779で勝利しますが、メダル決定戦には進出できず、最終結果は6位。
優勝はニュージーランド。 3-4位決定戦はイタリアがSubway New Zealand Track Trade Teamに勝利。



4分26秒779で6位の日本。4分30秒を切るタイムは第2戦ミルトン大会以来 Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 ニュージーランド 4:16.028
2位 カナダ 4:17.270
3位 イタリア 4:18.069
6位 日本(中村・古山・橋本・梶原) 4:26.779