CYCLIST FAN

トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 フォトレポート

お待たせしました! やっとレポートのアップです…。
楽しみにして下っていた方がいましたら(いるのか?)、遅くなって本当にすみませんでした。
何はともあれ、トラックW杯第4戦北京大会を写真で振り返るフォトレポートです!



熱戦の舞台となった北京市郊外にある老山ベロドローム


まずは初日の種目から。最初のレースは男子チームスプリント。
成田和也、渡邉一成、新田祐大選手で臨んだ日本チームのタイムは46秒002で8位。
他のチームを見ても、全体的にあまり良いタイムは出ていないとはいえ、それでもこのタイムには首を傾げたくなるほど…。
選手たちも不本意な結果に表情は冴えなかった。


成田、渡邉、新田の日本チーム。


優勝はフランスのトレードチーム、コフィディス。ブルガン、シロー、ペルビスの強力メンバーを揃えた。


男子チームスプリント表彰式。


次は男子ポイントレース。
盛一大選手が出場です。今シーズン、日本チームの中長距離系ライダーは盛選手ただひとり。
まず予選を1位という素晴らしい結果で通過した盛選手でしたが、決勝ではなかなか前に上がれず、
得点に絡めないまま周回が過ぎて行く。終盤に連続でポイントを獲得するものの、すでに大量得点を重ねている上位選手までは届かず、
盛選手の最終順位は6位という結果に。


レースが始まってすぐに単独で逃げ、ラップを決めたホンコンチャイナのワン・カンポー。しかし中盤、逆にラップされてしまう。


「脚が動かなかったし、(レース中)ずっとキツかった」と言う盛だが、終盤は前に上がり積極的にポイントを取りに動いた。


決して調子の良くない状態でも、それなりの成績を残せる安定感が頼もしい盛。観ているこちらも、すでにシングルリザルトは「普通」と感じてしまうくらい(笑)。表彰台もきっと近い!


男子ポイントレース表彰式。


その他、初日は男子個人追抜き、女子スプリント、女子個人追抜き、女子スクラッチが行われました。



男子個人追抜き決勝はニュージーランドのSERGENT Jesseが、ウクライナのSHCHEDOV Vitaliyを追抜き。


予選から圧倒的な強さだったSERGENT。嬉しいガッツポーズ。


男子個人追抜き表彰式。



女子スプリント決勝はリトアニアのシモーナ・クルペシカイテが、ウクライナのSHULIKA Lyubovを下して優勝。


3-4位決定戦はオランダのウィリー・カニスと中国のGUO Shuang。やはり地元選手には観客の応援も一段と熱い。


女子スプリント表彰式。



女子スクラッチはロシアのROMANYUTA Evgeniyaが優勝。


女子スクラッチ表彰式。


さて次は2日目。この日は何と言っても男子ケイリンでしょう!
出場した佐藤友和選手はこれが初めての国際大会。板張りの250mバンクも大会前日の練習で初めて走ったのだとか。
そんな佐藤選手がやってくれました! 速報でもお伝えしましたが、1回戦を1着でクリア。
しかもフランスのボジェ、オーストラリアのパーキンスをゴール前で差しての勝利ですから、日本選手団、関係者ともに盛り上がりましたよ〜!
続く2回戦は3着までに入れば決勝進出、佐藤選手の組は比較的メンバーが軽めだったこともあり、十分期待が持てたのですが、そこはケイリンの難しさ。
勝負所で内に包まれる形となり、後方に下がってしまったことで、結果は5着。決勝進出は逃してしまいました。
しかし素晴らしいのはそのあとの7-12位決定戦。「同じ轍は二度と踏まない」とばかりにスタートで前を取り、そのまま前方をキープしてのレース運び。
先行した選手のうしろにうまく飛びつき、最後は届かなかったもののそのまま2着でゴール。最終順位を8位としました。
とにかく佐藤選手の順応力の高さには驚かされます!
日本の競輪ではすでにトップ選手である佐藤選手ですが、世界のケイリンでも大きな可能性を秘めているのではないでしょうか。
マニエ監督も今回の佐藤選手の走りを高く評価していたそうで、次のW杯第5戦には出場しませんが、3月に行われる世界選手権にはもしかして…? 楽しみですね!


1回戦。佐藤はボジェの後ろで周回。


残り1周でパーキンスが先行。佐藤は3番手の位置に。


直線から追い込んだ佐藤がパーキンス、そしてボジェまで交わしての1着! 本邦初公開(?)の衝撃ゴールシーン。


ボジェから声を掛けられる佐藤。レース後、「ボジェは最後踏むのやめてましたよ」と冷静に話した佐藤だが、それでも十分大金星!


ピットに戻って来てから「一番〜!」のポーズで満面の笑顔を見せてくれた佐藤。サービス精神旺盛。ちなみにレース前「ボジェって誰?」と言っていたそうです(笑)。


期待のかかった2回戦。最後尾での周回から、先頭に上がり、残り2周へ。後ろの出方を伺い、一旦スピードを緩めるが…。


緩んだところをカマされて、内に詰まる形となった佐藤。残り1周のホームでは最後方の位置まで下がってしまう。


ここからの巻き返しはさすがに厳しく、5着となった佐藤。決勝進出はならず。


7-12位決定戦。今度はスタートで前を取った佐藤。


佐藤が先頭のまま残り2周へ。


後方から勢いよく前に上がって来たレビーの後ろに「自分もスピードが出ていたのでうまく入れた」と佐藤。2番手で残り1周へ。


最後はレビーを差せなかったものの、2着に入った。


佐藤の最終結果は8位だが、順位以上の走りを見せてくれたと言っても言い過ぎではないだろう。


勝戦を制したのは3番手から追い込んだアワン・アジズルハシニ。今回はオーストラリアのトレードチームから出場。


何故かカメラ目線でガッツポーズを決めるアワン。レース後、「写真ください」とのことです(笑)。


男子ケイリン表彰式。アワン、ちっちゃい。


次は男子スクラッチ。初日のポイントレースに続いて、盛選手が出場。
前日同様あまり調子は良くなかったそうで、予選は10位までが通過ですが、9位というちょっとヒヤリとする順位で決勝進出を決めました。
決勝は8位。本人としては決して満足のいく結果ではないでしょうが、本調子ではなかったことを考えると「まずまずですかね」と話していました。
年明けに風邪を引かれていたそうで、その影響もあったのではと聞くと、「それは言い訳になりませんから。次はきちんと体調管理をして調子を合わせてきます」ときっぱり。
いつも穏やかな表情で話して下さる盛選手ですが、プロ選手としての意識の高さと、そして芯の強さを感じされてくれます。


決勝は8位でゴールした盛。


昨年の世界選スクラッチで一躍世界にその名を売った盛。ある意味、メダルに一番近い種目かもしれない。


エンデュランス系の種目は観ていて目が回るが(笑)、本当に面白い! 日本でももっと人気になってほしいものです。


男子スクラッチ表彰式。


そして男子1kmタイムトライアルには坂本貴史選手が出場です。
昨年競輪選手としてデビューした坂本選手ですが、お父様はご存知「ロスの超特急」、坂本勉選手。
ジュニアでは国際大会出場の経験はあるものの、エリートでは今大会が初めてとなる貴史選手。
偉大な父を持つサラブレッドの走りはいかに?


タイム1分05秒184で10位となった坂本。


走り終わった直後はかなり苦しそうにしていた。


1分3秒台が目標だったという坂本。レース後もずっと表情は冴えなかったが、次の第5戦では笑顔が見たい。


男子1kmタイムトライアル表彰式。


2日目はその他、男子団体追抜き、女子500mタイムトライアル、女子チームスプリント、女子ポイントレースが行われました。



男子団体追抜き。優勝はチームTOSHIBA


男子団体追抜き表彰式。



女子500mタイムトライアル優勝は前日のスプリントに続き、クルペシカイテ。


女子500mタイムトライアル表彰式。



女子チームスプリント優勝はオランダ。


女子チームスプリント表彰式。



女子ポイントレースはチェコのMACHACOVAと中国のWANGが集団をラップ。優勝はわずか2ポイント差でMACHACOVA。


女子ポイントレース表彰式。



いよいよ最終日です。まずは男子スプリント。
渡邉一成選手と成田和也選手が出場しましたが、成田選手は予選敗退。
大会前の競輪競走で落車もあり、あまり良いコンディションではなかったようですが、ちょっと残念な結果となってしまいました。
予選を11位で通過した渡邉選手は1/8決勝へ進み、マクシミリアン・レビーと対戦。先行したレビーを追い込んでいった渡邉選手ですが、
ゴール前でレビーの後輪と渡邉選手の前輪が接触してしまい、落車。大きな怪我にならなかったのは幸いですが、背中と腰を強く打ちつけてしまったようです。
1/4決勝Bに回り、ここは不戦勝で勝ち上がった渡邉選手。1/2決勝Bへ進み、マレーシアのヌグ選手と対戦するも、敗れてしまい、ここで敗退。
背中を強打したことで息がうまく出来ないと話していた渡邉選手は、11-12位決定戦を棄権。最終順位は12位となりました。


予選の200mタイムトライアル。渡邉は10秒445で11位。


成田は10秒950で35位。予選通過はならなかった。


予選1位はなんとアッと驚く超新星、中国のジャン・レイ。並みいる強敵を抑え、10秒173のタイムを出した。


1/8決勝でレビーを追い込む渡邉だが、このあと車輪が接触してしまう。


かなり激しく背中と腰を打ちつけて落車した渡邉。このあと1/2決勝Bで敗退、最終結果は12位となった。


決勝はボジェと地元・中国のジャン。ジャンはここまでまさに快進撃で勝ち上がって来たが、最後はボジェが貫禄を見せ、2本連取で勝負を決めた。


観客の声援に応えるボジェ。


男子スプリント表彰式。


その他、男子マディソン、女子団体追抜き、女子ケイリンが行われました。



男子マディソン優勝はチームTOSHIBA。他チームを全てラップした。


ここに日本チームがいないのが本当に残念! 引き続き盛選手のお相手募集中(笑)。


男子マディソン表彰式。



女子団体追抜き優勝はニュージーランド


女子団体追抜き表彰式。



女子ケイリンの優勝はこれで3冠となったクルペシカイテ。


女子ケイリン表彰式。



以上でレポートは終了です。
ちょっと偏った写真のピックアップになってしまっているかもしれませんが、ご勘弁を。
遅くなって本当にすみませんでした。楽しんでいただけたら幸いです!

 最終結果速報

本日の種目である男子スプリント、男子マディソン、女子団体追い抜き、女子ケイリン、すべてが終わりました。取り急ぎリザルトだけ掲載しておきます。


男子スプリント最終リザルト
http://www.tissottiming.com/sports/cycling/track/classics2009_beijing/Mens_Sprint_Finals_Results.pdf
男子マディソン最終リザルト
http://www.tissottiming.com/sports/cycling/track/classics2009_beijing/Mens_Madison_Final_Results.pdf
女子団体追い抜き最終リザルト
http://www.tissottiming.com/sports/cycling/track/classics2009_beijing/Womens_Team_Pursuit_Finals_Results.pdf
女子ケイリン最終リザルト
http://www.tissottiming.com/sports/cycling/track/classics2009_beijing/Womens_Keirin_Finals_Results.pdf

 男子スプリント1/2決勝B速報

渡邉選手は1/4決勝Bをやはり不戦勝で勝ち上がりました。
1/2決勝Bへ進みましたが、残念ながらマレーシアのヌグ選手に敗れてしまいました。
よって11-12位決定戦に回ることになった渡邉選手ですが、
こちらには大事をとってか出走を見送りました。
渡邉選手の最終順位は12位ということになりそうです。


男子スプリント1/2決勝Bのリザルトはこちら。
http://www.tissottiming.com/sports/cycling/track/classics2009_beijing/Mens_Sprint_Semifinals_B_Results.pdf


日本人選手はここですべて敗退してしまいましたが、レースのほうは1/4決勝まで終わっています。
夕方から1/2決勝が始まります。


男子スプリント1/2決勝スタートリストはこちら。
http://www.tissottiming.com/sports/cycling/track/classics2009_beijing/Mens_Sprint_Semifinals_StartList.pdf

 男子スプリント1/8決勝速報


第6ヒートに出場した渡邉選手は、ゴール前で落車してしまいました。
先行したマクシミリアン・レビー選手を最終4コーナー過ぎの直線で追い込んで交わしに行こうとした瞬間、渡邉選手の前輪とレビー選手の後輪とが接触し、渡邉選手が落車。
直後しばらくは起き上がれないでいた渡邉選手に、一瞬ひやりとしましたが、
そのあとは自ら歩いてピットに戻り、クールダウンもしていたので、幸い大きな怪我はなかったようです。良かった!


渡邉選手はこのあと1/4決勝Bに回りますが、つい先ほど出たスタートリストを見る限りでは、
対戦予定だったスペインのエスクレド選手が出走を取りやめたようで、
渡邉選手の不戦勝となりそうです。
詳しいことが分かり次第、またお伝えします!


男子スプリント1/8決勝のリザルトはこちら。
http://www.tissottiming.com/sports/cycling/track/classics2009_beijing/Mens_Sprint_1_8_Finals_Results.pdf
男子スプリント1/4決勝Bのスタートリストはこちら。
http://www.tissottiming.com/sports/cycling/track/classics2009_beijing/Mens_Sprint_Quarterfinals_B_StartList.pdf

 男子スプリント予選速報

たった今、男子スプリント予選が終了しました。
渡邉選手はタイム10秒446で11位となり予選突破。成田選手はタイム10秒950で35位、残念ながら予選敗退となりました。


男子スプリント予選リザルトはこちら。
http://www.tissottiming.com/sports/cycling/track/classics2009_beijing/Mens_Sprint_Qualifying_Results.pdf


このあとすぐに渡邉選手が出場する1/8決勝が始まります!
スタートリストはこちら。
http://www.tissottiming.com/sports/cycling/track/classics2009_beijing/Mens_Sprint_1_8_Finals_StartList.pdf

 男子スクラッチ決勝速報!

盛選手は8位です!


男子スクラッチ決勝のリザルトはこちら。
http://www.tissottiming.com/sports/cycling/track/classics2009_beijing/Mens_Scratch_Final_Results.pdf


以上で本日の競技はすべて終了しました。
詳しいレースの模様や写真などは、もう少しお待ちください。すみません!