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 ガールズケイリン第3戦優勝は石井寛子選手!

9月6日(土)に京王閣競輪場で行われたガールズケイリン第3戦のレポートです。
今回も第2戦同様、予選2レースから勝ち上がった3名ずつ、計6選手が決勝に進みます。


予選1組
1番 明珍裕子  19歳 福島  朝日大学 
2番 三宅悠里  31歳 京都  Z-1 MEDALIST R.C
3番 石井寛子  22歳 埼玉  スーパーKアスリートラボ
4番 松尾智佳  20歳 愛媛  松山大学
5番 岡希美   21歳 群馬  法政大学
6番 中山朋子  35歳 神奈川 CSC愛好会



周回は1番明珍ー6番中山ー5番岡ー4番松尾ー2番三宅ー3番石井。


最終周回ホーム。前を取った1番明珍がそのまま先行する形に。


最終バック付近。先行した明珍を3番手から捲って出た5番岡。しかしすぐ後ろまで3番石井が迫っている。


3コーナー。石井が先頭の岡を捕らえる。


4コーナーで石井が捲り切る。


ゴール。1着石井、2着岡、3松尾の順に入線。


予選1組を豪快な捲りで制した石井寛子



予選2組
1番 遠山恵   25歳 岩手  チームサイクルミノル
2番 越田恵美子 33歳 石川  PEACE SPORT
3番 篠崎新純  23歳 千葉  セオレーシング
4番 大澤真子  26歳 愛媛  エキップユーレーシング
5番 針谷千紗子 18歳 栃木  キナンmuurking.com
6番 佃咲江   22歳 北海道 北海道商科大研究生



周回は4番大澤ー2番越田ー1番遠山ー3番篠崎ー5番針谷ー6番佃。


残り2周のバック付近。3番手にいた1番遠山が上昇を始める。


遠山の先行で最終ホームを通過。


最終2コーナー付近。最後尾にいた6番佃が仕掛け、前に上がる。すかさず5番針谷、3番篠崎も反応。


最終バックでは完全に捲り切った佃。


最終4コーナー。佃、針谷、篠崎の3人が後続を千切って直線勝負へ。


スピードに乗った佃がそのまま1着でゴール。2着に針谷、3着に篠崎が入線。


予選2組1着の佃咲江ガールズケイリンはこの第3戦のみの参加だが、もちろん今回の大注目選手だ。



決勝
1番 石井寛子  22歳 埼玉  スーパーKアスリートラボ
2番 岡希美   21歳 群馬  法政大学
3番 松尾智佳  20歳 愛媛  松山大学
4番 佃咲江   22歳 北海道 北海道商科大研究生
5番 針谷千紗子 18歳 栃木  キナンmuurking.com
6番 篠崎新純  23歳 千葉  セオレーシング



周回は3番松尾ー1番石井ー5番針谷ー2番岡ー4番佃ー6番篠崎。


誘導が離れ、最終ホーム突入と同時に4番手にいた2番岡が一気にカマシて出る。


岡の先行で最終バックを通過。岡の後ろを4番佃、1番石井が追走。


最終3コーナー。岡の番手でせめぎ合う佃と石井。


最終4コーナー。石井が佃を外にどかし、完全に番手を取り切る形に。


佃は失速し、後退する。


直線で追い込んだ石井が1着でゴール。2着には逃げ粘った岡、3着には針谷。佃は4着となった。


第1戦、そしてこの第3戦でも優勝を飾った石井。ガールズケイリンシリーズの最優秀選手賞にも選ばれた。


今回果敢に先行して2着となった岡。シリーズ3戦を通じて常に決勝2着か3着という安定した成績を残した。


今回3着の針谷も毎回決勝に乗り、コンスタントな成績を収めた。ちなみにこのレースの後、翌日の実業団レース(ロード)のため表彰式には出ず、岩手へ直行!


期待された佃だったが決勝は4着という結果に。オリンピック帰りということもあり多忙を極めていたそうで、調子はあまり良くなかったと話した。


表彰式。第2戦に続き、JKA下重会長が登場。


最優秀選手賞のプレゼンターは橋本聖子参議院議員


ファンに優勝の挨拶をする石井。


最後に恒例の記念写真。


これでガールズケイリンシリーズ全3戦すべてが終了しました。
またこういった機会をぜひ設けていただきたいと思います!