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 ロンドンオリンピックのトラック競技出場枠決定! 日本は男子チームスプリント、男子ケイリン、男子スプリント、女子スプリントで出場権を獲得!!

本日UCI国際自転車競技連合)より、JCFにトラック競技のロンドンオリンピック出場枠確定の通知がありました。
日本は男子チームスプリントと女子スプリントで枠を獲得。チームスプリントで出場枠を獲ると、自動的にスプリントとケイリンの出場権も得られるため、男子はチームスプリント、スプリント、ケイリンの3種目に出場可能となりました。ただし、スプリントとケイリンにはチームスプリントを走る3選手の中から一人ずつ選ぶこととなり、男子短距離陣でオリンピックに行けるのは3人のみです。
また、女子はチームスプリントでは枠が取れず、個人枠でスプリントのみ1名の出場権を得ました。


残念ながら今回出場権が獲れなかったのは、男子オムニアム、男子団体追抜(この種目は早くから出場を諦め、国際大会にはほとんど参加していませんでした)、女子チームスプリント、女子オムニアム、女子団体追抜。
中長距離種目は男女とも出場を逃すという、厳しく、そして切ない結果となりました…。


代表選手は5月1日に行われるJCFの記者会見で発表される予定です。
女子スプリントは出場権獲得に大きく貢献した鹿屋体育大学前田佳代乃選手が有力ですが、問題は男子短距離陣。今季のレギュラーメンバーである渡邉一成、中川誠一郎新田祐大、雨谷一樹選手の4選手の中から選ばれることは間違いありませんが、代表になれるのは3人のみ。ケイリンでメダルも期待できるエースの渡邉選手、近況大きくタイムを伸ばし存在感を増している中川選手、スームスプリント第1走のスペシャリスト雨谷選手、チームスプリントで1走と3走の両方をこなせる新田選手と、それぞれ持ち味の違う魅力があり、選ぶ側も選考には相当な苦悩があるのではないでしょうか…。


代表選手が正式に発表になったのち、CYCLIST FANではロンドンオリンピックを目指して頑張ってきたトラックナショナルチームのメンバーたちの戦いを振り返ってみたいと思っています。