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 オーストラリアのトラック国際大会第3戦目が終了! シリーズ最終戦も女子を中心にUCIポイントをゲット!!

7月13日〜14日まで、オーストラリアのトラック国際大会シリーズ最後の大会となる、「South Australian Track Challenge」が開催されました。今大会実施されたのは、ケイリン、スプリント、オムニアムの3種目。
大会公式サイトに掲載されているリザルトをまとめました。


♦第3戦「South Australian Track Challenge」の結果
★男子ケイリン
リザルト
1位 Matthew GLAETZER(オーストラリア)
2位 Peter LEWIS(オーストラリア)
3位 Emerson HARWOOD(オーストラリア)
10位 菅田和宏(日本) UCIポイント26P
11位 早坂秀悟(日本) UCIポイント22P
13位 森山智徳(日本) UCIポイント8P


2着勝ち上がりの1回戦。第2ヒートの菅田選手が2着でクリア。敗者復活戦に回った早坂選手と森山選手は、早坂選手が1着で菅田選手とともに2回戦進出を決めるも、森山選手は残念ながら勝ち上がれずここで敗退。
2回戦は菅田選手、早坂選手ともに決勝には進めず、7-12位決定戦に回り、最終的に菅田選手が10位、早坂選手が11位となりました。


★女子ケイリン
リザルト
1位 Wai Sze LEE(ホンコンチャイナ)
2位 Stephanie MORTON(オーストラリア)
3位 Fatehah MUSTAPA(ニュージーランド
6位 前田佳代乃(日本) UCIポイント46P
7位 加瀬加奈子(日本) UCIポイント40P
9位 石井寛子(日本) UCIポイント32P
13位 中川諒子(日本) UCIポイント8P


2着勝ち上がりの1回戦。第2ヒートの石井選手が2着でクリアし、前田選手、加瀬選手、中川選手は敗者復活戦へ回ります。
3着勝ち上がりとなった敗者復活戦は加瀬選手と前田選手が1着で勝ち上がりますが、中川選手は4着で敗退。
2回戦は同組に前田選手、加瀬選手、石井選手が顔を揃えることとなり、前田選手のみが2着で決勝進出を決めます。
7-12位決定戦に回った加瀬選手は1着、石井選手は6着。前田選手は決勝6着でレースを終えています。


★男子スプリント
リザルト
1位 Shane PERKINS(オーストラリア)
2位 Matthew GLAETZER(オーストラリア)
3位 Daniel ELLIS(オーストラリア)
8位 菅田和宏(日本) UCIポイント38P
21位 森山智徳(日本) UCIポイント8P
26位 早坂秀悟(日本) UCIポイント1P


24名が通過する予選は、菅田選手が10.716で18位、森山選手が10.814で21位、早坂川選手が11.069で26位となり、早坂選手が残念ながら本戦には進めず敗退。
1/16決勝に進んだ菅田選手と早坂選手は、森山選手が敗れるも、菅田選手は勝利。さらに続く1/8決勝も勝ち上がった菅田選手ですが、1/4決勝ではパーキンスに敗れ、5-8位決定戦へ。ここでは4着となり、菅田選手の最終順位は8位となっています。


★女子スプリント
リザルト
1位 Wai Sze LEE(ホンコンチャイナ)
2位 Stephanie MORTON(オーストラリア)
3位 Anna MEARES(オーストラリア)
8位 前田佳代乃(日本) UCIポイント38P
9位 石井寛子(日本) UCIポイント32P
13位 加瀬加奈子(日本) UCIポイント8P
15位 中川諒子(日本) UCIポイント8P
※大会サイトでは中川選手が9位、石井選手が10位となっていますが、UCIサイトでは石井選手が9位、中川選手が15位となっています。どちらが正しいのか現時点では分かりませんが、とりあえずUCIサイトのリザルトを記載しておきます。


16名が通過する予選は、前田選手が11.560で4位、石井選手が11.876で9位、加瀬選手が12.089で12位、中川選手が12.186 で15位となり、全員が本戦へ。
1/8決勝は中川選手、加瀬選手、石井選手が敗れるも、前田選手が勝ち上がります。次の1/4決勝はミアーズとの対戦で、ここは勝利ならず8-12位決定戦に回った前田選手は4着となり、最終順位を8位としてレースを終えています。


★男子オムニアム
リザルト
1位 Luke DAVISON(オーストラリア) 12P
2位 Shane ARCHBOLD(ニュージーランド) 28P
3位 Kenny De KETELE(ベルギー) 29
5位 橋本英也(日本) 38P UCIポイント52P

橋本選手の全種目のリザルトは250mフライングラップ14.160で11位、ポイントレース1位、エリミネーション4位、4km個人追抜き4:38.488で6位、スクラッチ4位、1kmTT1:08.362で12位。強豪メンバーが出走する中、ポイントレースの1位をはじめ、ゲーム系種目での強さを発揮して、最終的に5位という大健闘のリザルトを残しました。


★女子オムニアム
リザルト
1位 Isabella KING(オーストラリア) 8P
2位 Xiaojuan DIAO(ホンコンチャイナ) 18P
3位 Jaime NIELSEN(ニュージーランド) 20P
5位 塚越さくら(日本) 26P UCIポイント52P


塚越選手の全種目のリザルトは250mフライングラップ15.384で4位、ポイントレース5位、エリミネーション4位、3km個人追抜き3:49.005で4位、スクラッチ6位、500mTT 37.814で3位。最終的に5位となり、今回の2大会で大きくUCIポイントの獲得に繋がりました。


★女子500mタイムトライアル
リザルト
1位 Wai Sze LEE(ホンコンチャイナ) 33.888
2位 Anna MEARES(オーストラリア) 34.802
3位 Katie SCHOFIELD(ニュージーランド) 35.651
5位 前田佳代乃(日本) 35.834 UCIポイント52P
9位 加瀬加奈子(日本) 37.149 UCIポイント32P
10位 石井寛子(日本) 37.514 UCIポイント26P
11位 中川諒子(日本) 37.638 UCIポイント22P


♦全競技のリザルトはこちらの公式サイトで確認できます。
http://www.cycling.org.au/?ID=50659#d2


以上をもって、7月10日から始まった全3大会のシリーズ戦が終了しました。
UCIのサイトでも、この3大会のリザルトとUCIポイントが発表になっています。やはり全種目でクラス1のUCIポイントがついていますので、日本チームは女子を中心にかなり大きくポイントを獲得することができました! のちほど日本人選手のポイントを集計し、ご紹介したいと思います。
※7月16日追記 UCIサイトに発表された獲得UCIポイントを記載しました。