昨シーズンから導入された、トラックW杯出場権を決める“UCIポイントとランキング制度”。
今シーズンも引き続きこの制度が適用され、現在すでにW杯出場に関わるUCIポイントの集計期間に入っています。
この“UCIポイントとランキング制度”については、昨年も記事にまとめましたが、のちほど再度整理して簡単にご説明しようと思っています。
ちなみに昨年、トラックW杯参加システムの変更についてまとめた記事はこちらで、基本的に今季もこの条件で各国の出場枠が決まります。
◎トラックW杯参加システムの変更について http://d.hatena.ne.jp/cyclistfan/20130706
さて、日本もこのトラックW杯出場権を確保すべく、UCIポイント獲得のため、様々な国際大会に参戦開始です。まずは、明日６月18日（水）からオーストラリアのアデレードで開幕するシリーズ戦に臨みます。
出場メンバーはJCFより以下のとおり発表されています。
CYCLING AUSTRALIA INTERNATIONAL TRACK SERIES
開催場所 オーストラリア・アデレード
開催日程 2014年6月18日（水）〜平成26年6月19日（木）
2014年6月20日（金）
2014年6月21日（土）〜22日（日）
監督 飯島誠（選手強化コーチ）
メカニック 森昭雄（選手強化支援スタッフ）
斉藤健吾（選手強化支援スタッフ）
マッサー 柳浩史（選手強化支援スタッフ）
奥隅信幸（選手強化支援スタッフ）
スタッフ 村田正洋（専任情報科学スタッフ）
出場選手
渡邉一成（JPCA・JPCU福島）
新田祐大（JPCA・JPCU福島）
河端朋之（JPCA・JPCU岡山）
橋本英也（岐阜・鹿屋体育大学）
近谷涼（富山・日本大学）
倉林巧和（群馬・日本体育大学大学院）
一丸尚伍（大分・EQA U23）
中川諒子（JPCA・JPCU新潟）
小林優香（JPCA・JPCU福岡）
前田佳代乃（京都）
塚越さくら（鹿児島・鹿屋体育大学大学院）
上野みなみ（青森・鹿屋体育大学大学院）
今シリーズは３つの大会が予定されています。
★Adelaide Cycling Grand Prix（クラス１） ６月18日（水）〜19日（木）
実施種目（エリート男女）
スプリント、ケイリン、オムニアム
★Super Drome Cup（クラス１） ６月20日（金）
実施種目（エリート男女）
スプリント、ケイリン
★South Australian Track Classic（クラス１） ６月21日（土）〜22日（日）
実施種目（エリート男女）
スプリント、ケイリン、オムニアム、男子1kmタイムトライアル
♦シリーズ戦の公式サイトはこちら。 http://www.cycling.org.au
♦レースプログラムはこちらから確認できます。ちなみに時差は現地のほうが30分進んでいます。
http://www.cycling.org.au/Events-Results/Events-Calendar/Event-Details/ArtMID/2972/ArticleID/5711/ITS-Adelaide-Event-1-Adelaide-Cycling-Grand-Prix
今回の遠征は飯島誠コーチが監督を務めます。
すでに様々なメディアで松本整総監督の解任についてのニュースが取り上げられているので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、現在、トラックナショナルチームは大きく体制の変更を行おうとしています。
まだ、色々ごたごたとしていて、今後どうなるのか不透明な状況ではありますが、とにかく選手たちが集中してレースに臨める環境になることを切に願います。
W杯出場に向けて頑張る選手たちを応援しましょう！
