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トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 2015-2016トラックW杯第2戦ケンブリッジ大会2日目の日本勢は、男子ケイリンで脇本雄太12位、渡邉一成19位。女子スプリントは前田佳代乃29位、石井貴子33位。オムニアムは前半戦を終え、男子の窪木一茂が暫定14位、女子の塚越さくらが暫定21位

大会2日目が終わりました。


男子ケイリンでは脇本雄太選手が2回戦に進み、第1戦カリ大会に続いての決勝進出が期待されましたが、残念ながら勝ち上がることはできず、最終的に12位でレースを終えています。
女子スプリントは前田佳代乃選手、石井貴子選手ともに予選敗退。前回のカリ大会もそうでしたが、ここ最近はなかなか予選突破ができない状況になっていて、かなり厳しい戦いが続いています。
オムニアムは前半3種目を終え、男子の窪木選手が14位と真ん中あたりの順位。後半戦の短距離種目でどこまで踏ん張れるか、そしてポイントレースでジャンプアップを期待したいところです。塚越選手は個人追抜とエリミネーションで大きな順位となってしまい21位と苦しい位置ですが、得意の短距離種目で上位を狙ってほしいですね。


では、大会2日目の結果を振り返ります。(現地からの写真は届き次第、追ってアップします!)


★男子ケイリン
渡邉一成選手と脇本雄太選手が出場。1回戦は脇本選手4着、渡邉選手6着とともに勝ち上がれず、敗者復活戦へ。敗者復活戦は同組となり、脇本選手が見事1着で勝ち上がりを決めるも、渡邉選手は3着となりここで敗退。
2回戦に進んだ脇本選手でしたが、ここで6着となり決勝進出は果たせず。7-12位決定戦に回り、6着でレースを終えています。
優勝は第1戦に続いて2連勝のヨアキム・アイラース! 乗りに乗ってます!


終結
1位 Joachim EILERS(ドイツ)
2位 Maximilian LEVY(ERD)
3位 Matthew BARANOSKI(アメリカ)
12位 脇本雄太(JPC)
19位 渡邉一成(日本)


★女子スプリント
前田佳代乃選手と石井貴子選手が出場。上位24名が勝ち上がる予選は1位のElis LIGTLEE の10.736を筆頭に、2位ステファニエ・モールトン10.799、3位ゴウ・シュアン10.816、4位クリスティーナ・フォーゲル10.858と続き、9人が10秒台をマーク。足切りタイムは11秒4フラットあたりでしたが、前田選手が11.498で29位、石井選手が11.653で33位となり、2選手ともに残念ながら予選敗退となりました。
決勝はモールトンとフォーゲルの対戦となり、ストレートでフォーゲルが優勝。3-4位決定戦は予選10位から上がってきたシモーナ・クルペシカイテとゴウの対戦でしたが、3本目までもつれこむも、クルペシカイテの勝利。出産も経験し、ママさんライダーとなったクルペシカイテが久々に表彰台に戻ってきました!


終結
1位 Kristina VOGEL(ドイツ)
2位 Stephanie MORTON(JAY)
3位 Simona KRUPECKAITE(リトアニア
29位 前田佳代乃(JPC)
33位 石井貴子(日本)


★男子チームスプリント(順位決定戦)
初日の予選を終え、上位4チームによる順位決定戦が行われました。
1-2位決定戦はドイツとニュージーランド、3-4位決定戦はTEAM JAYCO-AISとイギリスの対戦。
優勝は第1戦カリ大会に続きドイツが飾っています!


終結
1位 ドイツ 43.130
2位 ニュージーランド 3.419
3位 TEAM JAYCO-AIS 43.733
10位 日本(雨谷一樹・渡邉一成・中川誠一郎) 44.427


★女子チームスプリント(順位決定戦)
1-2位決定戦は予選1位の中国と2位のTEAM JAYCO-AIS、3-4位決定戦は予選3位のオランダと4位のドイツが対戦。唯一、32秒台を出した中国が第1戦に続いて優勝となりました!


終結
1位 中国 32.682
2位 TEAM JAYCO-AIS  33.200
3位 オランダ 33.433
14位 日本(石井貴子・加瀬加奈子) 35.379


★男子団体追抜(1回戦・順位決定戦)
初日に予選を終え、1回戦と順位決定戦が行わました。
1-2位決定戦は順当に予選1位のオーストラリアと2位のニュージーランドの対戦となりましたが、3-4位決定戦は1回戦の結果により、予選5位のアメリカと8位のドイツという顔合わせに。
優勝は磐石の布陣で臨んだオーストラリア! そして3位にはギリギリ予選突破から表彰台までジャンプアップしたドイツが入っています。


終結
1位 オーストラリア 3:53.010
2位 ニュージーランド 3:57.612
3位 ドイツ 4:02.517


★女子団体追抜(1回戦・順位決定戦)
結果的に予選上位4チームがそのまま順位決定戦へ進む形となり、1-2位決定戦はカナダとオーストラリアの組み合わせ。第1戦に続いて優勝を狙ったカナダでしたが、オーストラリアに0.5秒差で敗れる悔しい銀メダル。3-4位決定戦はアメリカを下したニュージーランドが制しています。


終結
1位 オーストラリア 4:18.213
2位 カナダ 4:18.267
3位 ニュージーランド 4:23.011
14位 日本(塚越さくら・上野みなみ・中村妃智・梶原悠未) 4:38.429


★男子オムニアム(前半戦)
窪木一茂選手が出場。
窪木選手は1種目めのスクラッチ11位、2種目めの個人追抜4:31.947で17位、3種目めのエリミネーション13位で、
前半3種目を終えた時点で総合暫定14位(44P)となっています。
暫定1位は Christopher LATHAM(イギリス)104P、2位Lasse Norman HANSEN (デンマーク)100P、3位Thomas BOUDAT (フランス)94Pと続いています。


★女子オムニアム(前半戦)
塚越さくら選手が出場。
塚越選手はスクラッチ10位、個人追抜3:49.855で23位、エリミネーション20位で、3種目終えた時点で総合暫定21位(25P)となっています。
暫定1位はKirsten WILD (オランダ)114P、Jolien D'HOORE(ベルギー)108P、Annette EDMONDSON(オーストラリア)102Pと続いています。


さて、明日の大会最終日は日本時間早朝05:00より競技開始となります。


♦大会最終日のタイムスケジュールはこちら。
http://www.tissottiming.com/File/Download?id=00030C0006FFFFFFFFFFFFFFFFFFFF0D


♦スタートリスト&リザルトはこちらで確認できます。
http://www.tissottiming.com/Competition?id=00030C0006FFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFF&sport=CT&year=2015


大会最終日の日本人選手の出場は、男子スプリントに中川誠一郎選手、河端朋之選手、雨谷一樹選手、女子ケイリンに加瀬加奈子選手と前田佳代乃選手、男子オムニアムに窪木一茂選手、女子オムニアムに塚越さくら選手となっています。


また、最終日のイブニングセッションYouTubeuciチャンネルでライブ配信されます。日本時間12月6日(日)13:00〜の予定です。


YouTubeuciチャンネルはこちら。
https://www.youtube.com/user/ucichannel