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トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 リオオリンピック代表選手も出場! 2016全日本選手権トラックレースは4月16日(土)〜17日(日)まで伊豆ベロドロームで開催!!


2016年のトラック種目のチャンピオンを決める「第85回全日本自転車競技選手権大会トラックレース」が、4月16日(土)〜17日(日)の2日間に渡り、伊豆ベロドロームで開催されます。
また、16日(土)は「2016全日本パラサイクリング選手権トラック大会」も併催。


♦大会公式サイト
http://nationalchampionships-track.com


♦エントリーリストはこちら。
http://jcf.or.jp/wp2012/wp-content/uploads/downloads/2016/04/NCTR2016_list.pdf


♦タイムテーブル暫定版はこちら。(スケジュールは4月7日時点のもので、直前で多少変わる可能性がありますので、ご注意を)
http://jcf.or.jp/wp2012/wp-content/uploads/downloads/2016/04/2016_NCTR_TimeTable.pdf


今大会には先日、リオオリンピック代表候補選手として発表された中川誠一郎選手、渡邉一成選手、脇本雄太選手、塚越さくら選手も出場します。なお、窪木一茂選手は海外でレース参戦中のため出場しません。
オリンピックを控えた4選手はレース系種目への出場は避け、渡邉選手と脇本選手は1kmタイムトライアルに、中川選手は比較的落車の心配が少ないこともありスプリントにエントリーしています。塚越選手は500mタイムトライアル、個人追抜き、団体追抜きの3種目。


今大会の見所として、まず短距離は久々の競技大会復帰となる浅井康太選手と小林優香選手の存在。二人は昨年末の「KEIRINグランプリ」も制した、まさに競輪界のトップ選手ですが、再び競技の世界への参戦を決意したようです。
本日、記者発表会が行われましたが、同じく今大会に出場する新田祐大選手が代表を務める、UCIトラックチーム『Dream Seeker Racing Team』のメンバーとして競技活動を行う予定とのこと。同チームのメンバーには新田選手、浅井選手、小林選手の他、和田真久留選手、鹿屋体育大学の野上竜太選手、そして何とオーストラリアのトップ選手、シェーン・パーキンス選手も名を連ねています! なお、パーキンス選手以外は全員今回の全日本トラックに出場しますが、所属はそれぞれJPCU、鹿屋体育大学としてエントリーしています。
また、昨年12月に脳挫傷の大怪我を負った加瀬加奈子選手も出場です! 3月末の開催から競輪に復帰し、2戦目で見事優勝も飾っています。元気な加瀬選手が戻ってきてくれました。
そして、3月に競輪学校を卒業したばかりの土屋珠里選手が競技大会初挑戦。卒業記念レースも優勝した、注目の選手です。


中距離は今回、出場人数も多く、男子スクラッチは予選があるほどで、マディソンにも9チームがエントリーしています。窪木選手だけでなく、橋本英也選手も今回は出場しないため、男子ポイントレースは混戦必至で見応えがありそうです。
女子もポイントレースには梶原悠未選手、上野みなみ選手、競輪学校を卒業したばかりの鈴木奈央選手がエントリーし、こちらも激しい戦いが予想されます。
なお、塚越選手と上野選手に加え、鹿屋体育大学の江藤里佳子選手と橋本優弥選手が、今年創設されたプロサイクリングチーム『シエルブルー鹿屋』として出場し、団体追抜きを走る予定。競技大会では今回が『シエルブルー鹿屋』のジャージ初お披露目となります!


大会初日は男女ケイリン、男女個人追抜き、男女チームスプリント、男子1kmタイムトライアル、女子500mタイムトライアル、男子スクラッチ(予選のみ)、パラサイクリングが行われます。
2日目は男女スプリント、男女団体追抜き、男女ポイントレース、男子スクラッチ(決勝)、男子マディソンが予定されています。


修善寺駅と伊豆ベロドロームを結ぶシャトルバスも運行されますので、電車で来場予定の方はチェックを。
http://nationalchampionships-track.com/wp-content/uploads/downloads/2016/04/ShuttleBus.pdf


ちなみに会場では軽食のブースも出る予定のようです。ぜひ伊豆ベロドロームで生観戦を!