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トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 2016-2017トラックW杯第4戦ロサンゼルス大会初日の日本勢は、男子チームスプリント予選はナショナルチームが6位で1回戦進出、ドリームシーカーは9位。女子団体追抜9位

2016-2017トラックW杯第4戦ロサンゼルス大会が始まりました!
大会初日(※実質3日間開催なので24日を初日とします)は男女チームスプリント予選と女子団体追抜予選が行われ、日本からは男子チームスプリントと女子団体追抜に出場しました。また、今大会にはトレードチームのドリームシーカーも参戦しています。


注目された男子チームスプリントでナショナルチームの1走を務めた長迫選手のタイムは18秒201。目標としていた17秒7には届きませんでしたが、ナショナルチームは6位で1回戦進出となっています。ちなみに3走の脇本雄太選手のタイムは3走全体の4位と、気を吐く走りを見せてくれています!


では、現地から届いた写真とともに大会初日の結果を振り返ります。


★男子チームスプリント(予選)
12チームが出走。
日本からはナショナルチームとして渡邉一成選手、脇本雄太選手、長迫吉拓選手、ドリームシーカーとして新田祐大選手、和田真久留選手、シェーン・パーキンス選手が出場。
上位8チームが1回戦に進む予選は、ナショナルチームが44秒854で6位、ドリームシーカーが45秒324で9位となり、ナショナルチームは1回戦進出を決めましたが、ドリームシーカーは惜しくも敗退。
予選1位ニュージーランド、2位ドイツ、3位ポーランド、4位ベラルーシ、5位フランス、6位日本、7位コロンビア、8位ロシアまでが1回戦へ。日本ナショナルチームの1回戦の対戦相手はポーランドとなっています。
1回戦・決勝は最終日となる大会3日目に行われます。



1走長迫、2走渡邉、3走脇本のナショナルチームは44秒854で6位となり、1回戦進出を決めた Photo:Takenori WAKO



1走パーキンス、2走新田、3走和田のドリームシーカーは45秒324で9位 Photo:Takenori WAKO



予選1位のニュージーランド。タイムは43秒588 Photo:Takenori WAKO


★女子チームスプリント(予選)
12チームが出走。日本からの出場はありません。
上位8チームが1回戦に進む予選は、1位Gazprom-Rusvelo(ロシア)、2位Giant-Max Success Sports Pro Cycli.(中国)、3位メキシコ、4位カナダ、5位中国、6位韓国、7位コロンビア、8位ドイツまで1回戦進出となりました。
1回戦・決勝は大会2日目に行われます。



予選1位はロシアのトレードチーム、Gazprom-Rusvelo。タイムは33秒222 Photo:Takenori WAKO


★女子団体追抜(予選)
9チームが出走。
日本からは中村妃智選手、鈴木奈央選手、中村愛花選手、前田佳代乃選手が出場。
当初出場予定だった古山稀絵選手が負傷し出場できなくなったため、急遽短距離の前田選手をメンバーに入れ、出走。前田選手は2走でスタートし、2周ほど引いて離脱。序盤で3名となった日本のタイムは4分47秒732で9位。1回戦に進めるのは上位8チームで、日本チームは残念ながら予選敗退となりました。
予選1位アメリカ、2位ニュージーランド、3位カナダ、4位イタリア、5位フランス、6位ポーランド、7位ロシア、8位ウクライナが大会2日目の1回戦・決勝に進みます。



急遽代役を務める前田が先頭を引く Photo:Takenori WAKO



前田が離脱したあとは中村妃智、中村愛花、鈴木の3人でゴールを目指し、9位 Photo:Takenori WAKO



予選1位のアメリカ。タイムは4分20秒969 Photo:Takenori WAKO


大会2日目は日本時間2月26日(日)04: 00より競技開始となります。


♦大会2日目のタイムスケジュールはこちら。表記の時間は現地時間です。日本のほうが17時間進んでいます。
http://www.tissottiming.com/File/Download?id=00030E0001FFFFFFFFFFFFFFFFFFFF0C


♦スタートリスト&リザルトはこちらで確認できます。
http://www.tissottiming.com/Competition?id=00030E0001FFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFF&sport=CT&year=2017


大会2日目は男子スプリント、男子オムニアム、男子スクラッチ、女子ケイリン、女子チームスプリント(1回戦〜決勝)、女子団体追抜(1回戦〜決勝)が行われます。
日本からの出場は、男子スプリントに脇本雄太選手、男子オムニアムに今村駿介選手、男子スクラッチに倉林巧和選手、女子ケイリン前田佳代乃選手となっています。