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 ブリヂストンサイクルが2018年のチーム体制を発表。トラック・ロード・MTB・パラサイクリングと幅広い選手が所属する新チーム「TEAM BRIDGESTONE Cycling」が発足!


東京2020を見据えた新チーム「TEAM BRIDGESTONE Cycling」


12月21日(木)、ブリヂストンサイクル株式会社の2018年自転車競技チーム新体制の発表会が東京・広尾にて開催されました。
ブリヂストンサイクルは、東京2020に向け、オリンピック・パラリンピックでメダル獲得を目指すべく、来年から自転車競技チームの体制を新たにすると発表。
チームの名称は、これまでの「ブリヂストン・アンカーサイクリングチーム」から、「TEAM BRIDGESTONE Cycling(チーム ブリヂストン サイクリング)に改称。
所属選手もトラック・ロード・MTB・パラサイクリングと幅広い布陣となりました。


◎「TEAM BRIDGESTONE Cycling」所属選手
★トラック/ロード
一丸尚伍、近谷涼、窪木一茂、橋本英也、今村駿介、沢田桂太郎原田裕成、石橋学、掘孝明、大久保陣
太田りゆ 
MTBクロスカントリー
沢田時、平野星矢 
★パラサイクリング
川本翔大、野口佳子 


◎機材サポート選手
トライアスロン
上田藍、ゴードンベンソン
★パラトライアルスロン
秦由加子、谷真海
★パラサイクリング
相園健太郎藤井美穂、福井万葉、倉林巧和
★トラック
小林優香、小泉夢菜(若手育成)、中川涼(若手育成)
★サポートチーム
エカーズ(若手育成チーム)、チーム ユーラシア(若手育成チーム)


選手陣営は東京2020オリンピック・パラリンピックにおいて、メダル獲得を目指す有力選手を中心に編成したとのことで、特にトラック中距離は現在の強化指定選手の大部分が加入することに。
また、活動拠点を静岡県三島市に置くことも発表され、選手たちはイベント参加や自転車教室の開催など、地域貢献活動にも積極的に協力していくとのこと。


総監督を務める飯島誠氏や、選手たちに話を聞くと、ロードは基本的に国内の大会がメインとなり、トラックは海外遠征なども計画されているそうです。
現段階では詳細な活動プランは公表されませんでしたが、今後の動向が非常に注目されます。



「TEAM BRIDGESTONE Cycling」のメンバー一同が壇上に



今年3月までナショナルチームの中距離ヘッドコーチでもあった飯島誠氏が総監督に就任



トラック/ロード選手の代表として近谷涼選手が挨拶。近谷選手はブリヂストンの「アスリート・アンバサダー」も務める



パラサイクリング選手を代表して、今年の世界選手権で優勝を果たした野口佳子選手が挨拶



イタリアから戻ってきた窪木一茂選手もチームに加入。トラック中距離のオリンピック種目は3つ(オムニアム・団体追抜・マディソン)ありますが、「やるからには全部に出場するつもりでやります」とキッパリ。



唯一のトラック短距離となる太田りゆ選手。もともと埼玉出身で、ブリヂストンサイクルのお膝元である上尾が地元という縁も



チームジャージも発表された



来年から選手が使用する自転車



新たなスタートを切る「TEAM BRIDGESTONE Cycling」の面々