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 2018-2019トラックW杯第4戦ロンドン大会最終日の日本勢は男子オムニアムの橋本英也DNF、女子マディソンの梶原悠未&古山稀絵は11位


女子マディソン11位の梶原悠未&古山稀絵 Photo:Takenori WAKO


2018-2019トラックW杯第4戦ロンドン大会も最終日を迎えました。
この日は男子スプリント、男子オムニアム、女子ケイリン、女子マディソンの4種目が行われ、日本は男子オムニアムと女子マディソンに出場しています。


まずは男子オムニアム。今季のW杯はこれが初参戦となる橋本英也選手がまさに満を持しての登場だったのですが、1種目めのスクラッチで落車し、その後はDNFとなってしまいました。
最後まで走り切れなかったことは橋本選手自身が一番悔しいだろうと思いますが、幸い大きな怪我などにはなっていないようなので、次戦となる年明けのアジア選手権では橋本選手らしい豪快な走りを期待したいところです。


女子マディソンは今回、梶原悠未選手と古山稀絵選手のペアで出場。イギリスとオーストラリアを中心にハイペースな展開となり、落車棄権が2チーム、周回遅れが4チーム出る中で、得点こそできなかったものの、なんとか集団に食らいついて11位という結果でした。


では、現地から届いた写真とともに大会最終日の結果を振り返ります。


★女子ケイリン
日本からの出場はありません。
決勝は残り2周でコロンビアと韓国が落車するアクシデントが起こる中、残り1周で先頭に立ったステファニー・モートン(オーストラリア)がそのまま押し切って優勝。



残り2周で先手を取ったのはケイティ・マーチャント(イギリス) Photo:Takenori WAKO



リ・ヘジン(韓国)とMartha BAYONA PINEDA(コロンビア)が落車 Photo:Takenori WAKO



残り1周から先行したステファニー・モートン(オーストラリア)が1着でゴール Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Stephanie MORTON(オーストラリア)
2位 Daria SHMELEVA (Gazprom-Rusvelo)
3位 Urszula LOS (ポーランド


★男子スプリント
日本からの出場はありません。
1-2位決定戦はここまで3大会連続優勝中のマシュー・グレッツァー(オーストラリア)と、予選1位のHarrie LAVREYSEN(オランダ)の対戦となり、LAVREYSENがグレッツァーをストレートで破って優勝を手にしました。
3-4決定戦は3本目までもつれながらもJack CARLIN(TEAM INSPIRED)が Jeffrey HOOGLAND (オランダ)に勝利。



1-2位決定戦。Harrie LAVREYSEN(オランダ)がマシュー・グレッツァー(オーストラリア)を下す Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Harrie LAVREYSEN(オランダ)
2位 Matthew GLAETZER(オーストラリア)
3位 Jack CARLIN(TEAM INSPIRED)


★男子オムニアム
日本からは橋本英也選手が出場。
橋本選手は1種目めのスクラッチで落車、2種目めからは棄権しDNFとなっています。
優勝は最終種目ポイントレースでラップを決めて追い上げるIgnacio PRADO JUAREZ(メキシコ)を振り切ったMatthew WALLS (イギリス)。



リオ五輪チャンピオンのエリア・ヴィヴィアーニ(イタリア)は暫定3位で最終種目に入ったが、落車やバイク交換などトラブルに見舞われ、一時は順位を落とすも、ゴールで2着に入り1点差で表彰台を死守 Photo:Takenori WAKO




暫定6位からジャンプアップしてきたIgnacio PRADO JUAREZ(メキシコ)との接戦を制したMatthew WALLS (イギリス)が優勝 Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Matthew WALLS (イギリス) 131p
2位 Ignacio PRADO JUAREZ(メキシコ) 123p
3位 Elia VIVIANI (イタリア) 114p
DNF 橋本英也(日本)


★女子マディソン
18チーム出走。日本からは梶原悠未選手と古山稀絵選手が出場。
日本は得点はできませんでしたが、11位でレースを終えています。
優勝は3大会連続となるイギリス。



11位となった日本 Photo:Takenori WAKO



3位ベルギー Photo:Takenori WAKO



2位オーストラリア Photo:Takenori WAKO




優勝のイギリス Photo:Takenori WAKO


終結
1位 イギリス 34p
2位 オーストラリア 19
3位 ベルギー 17p
11位 日本(梶原・古山) 0p


♦全種目のリザルトはこちらで確認できます。
http://www.tissottiming.com/2018/ctrwcIV/ja-jp/Default/