CYCLIST FAN

トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 2018-2019トラックW杯第1戦サン=カンタン=アン=イヴリーヌ大会レポートPart2 男子編


ケイリンで金メダルを獲得した脇本雄太 Photo:Takenori WAKO


2018-2019トラックW杯第1戦サン=カンタン=アン=イヴリーヌ大会(フランス)レポート。
Part1の女子編に続き、Part2の男子編です!


★男子ケイリン
日本からは河端朋之選手と脇本雄太選手が出場。
2着上がりの1回戦、第2ヒートの河端選手は2着で2回戦進出を決めますが、脇本選手は第4ヒート5着となり、敗者復活戦へ。敗者復活戦では残り2周から積極的に先行策に出て1着、脇本選手も2回戦へ駒を進めます。
2回戦は河端選手、脇本選手ともに第1ヒートに出走。脇本選手は3着で決勝の切符を手にしますが、河端選手は惜しくも4着で7-12位決定戦へ。
決勝では先行したテオ・ボス(Beat Cycling Club)の番手にジャック・カーリン(イギリス)、3番手に脇本選手がつける形で残り1周へ入り、最終バックでカーリンが捲って出ると、さらにその上を脇本選手が捲ります。最後の直線で先頭に立った脇本選手が1着でゴールし、見事優勝を飾りました!
7-12位決定戦の河端選手は4着で、最終順位を10位としています。



2回戦第1ヒート。先行で勝負を挑む脇本 Photo:Takenori WAKO



3着に残った脇本は決勝の舞台へ。同組の河端は惜しくも決勝進出ならず Photo:Takenori WAKO



勝戦。ボス(Beat Cycling Club)の先行で残り1周へ。脇本は3番手 Photo:Takenori WAKO



最後の直線で脇本が抜け出す Photo:Takenori WAKO



脇本が1着でゴールし、優勝! Photo:Takenori WAKO



脇本は昨シーズンのW杯第4戦サンティアゴ大会に続き、ケイリンで2度目の金メダル獲得となった Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 脇本雄太(JPC)
2位 Edward DAWKINS(ニュージーランド
3位 Krzysztof MAKSEL(ポーランド
10位 河端朋之(日本)


★男子スプリント
日本からは河端朋之選手、脇本雄太選手、深谷知広が出場。
上位28名が通過となる予選は、深谷選手が9秒860で18位、河端選手が9秒916で20位、脇本選手が9秒951で24位となり、全員が1/16決勝へ進出。
続く1/16決勝では深谷選手はデニス・ドミトリエフ(ロシア)に、河端選手はマティエス・ブフリ(Beat Cycling Club)に、脇本選手はマクシミリアン・レヴィ(ドイツ)にそれぞれ敗れ、日本勢はここで敗退に。
1-2位決定戦は3本目までもつれるも世界チャンピオン、マシュー・グレッツァー(オーストラリア)が勝利。3-4位決定戦はJeffrey HOOGLAND(オランダ)がMateusz RUDYK(ポーランド)を下しています。



9秒951で予選24位の脇本 Photo:Takenori WAKO



9秒916で予選20位の河端 Photo:Takenori WAKO



9秒860で予選18位の深谷 Photo:Takenori WAKO



1/16決勝でレヴィ(ドイツ)に敗れた脇本 Photo:Takenori WAKO



河端はブフリ(Beat Cycling Club)に敗れる Photo:Takenori WAKO



深谷もドミトリエフ(ロシア)に敗れ、日本勢は1/16決勝で敗退となった Photo:Takenori WAKO



3-4位決定戦を勝利したHOOGLAND(オランダ) Photo:Takenori WAKO



優勝はグレッツァー(オーストラリア) Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Matthew GLAETZER(オーストラリア)
2位 Harrie LAVREYSEN(オランダ)
3位 Jeffrey HOOGLAND(オランダ)
20位 深谷知広(日本)
22位 河端朋之(日本)
26位 脇本雄太(JPC)


★男子チームスプリント(予選・1回戦・決勝)
15チーム出走。日本からの出場はありません。
1-2位決定戦は予選1位のオランダと予選2位のフランスの対戦となり、唯一42秒台をマークしたオランダが優勝。3-4位決定戦は予選3位イギリスと予選5位ロシアの対戦となり、ロシアが勝利。



3位ロシア Photo:Takenori WAKO



2位フランス Photo:Takenori WAKO



優勝のオランダ Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 オランダ 42.939
2位 フランス 43.566
3位 ロシア 43.771


★男子団体追抜(予選・1回戦・決勝)
14チーム出走。日本からの出場はありません。
1-2位決定戦は予選1位のデンマークと予選3位のイギリスの対戦となり、1回戦で唯一3分52秒台をマークしたデンマークが追抜きでイギリスを下し、優勝を飾りました。3-4位決定戦は予選5位のイタリアと予選6位のイギリスのトレードチームHuub Wattbike Test Teamの対戦となり、イタリアが勝利。



3位イタリア Photo:Takenori WAKO



2位イギリス Photo:Takenori WAKO



優勝のデンマーク Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 デンマーク
2位 イギリス OVL
3位 イタリア 3:53.153


★男子オムニアム
日本からの出場はありません。
3種目終えて上位5名はわずか4点差の中でひしめき合う混戦となる中、最終種目のポイントレースで3ラップに成功し、暫定4位から逆転したAlbert TORRES BARCELO(スペイン)が優勝。



優勝したTORRES BARCELO(スペイン) Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Albert TORRES BARCELO (スペイン) 174p
2位 Oliver WOOD(イギリス) 142p
3位 Benjamin THOMAS(フランス) 139p


★男子マディソン
18チーム出走。日本からの出場はありません。
序盤からデンマーク、オーストラリア、イギリスが点を取り合う展開に。終盤でポーランドが得点を重ね、それまでリードしていたオーストラリア、イギリスを逆転し、一気に2位に浮上。優勝は最終的に2位に20点差をつけたデンマーク



デンマークが優勝 Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 デンマーク 39p
2位 ポーランド 19p
3位 オーストラリア 17p


★男子ポイントレース
日本からの出場はありません。
予選2組から各組上位12名ずつ計24名が決勝へ。
決勝は唯一2ラップしたMoritz MALCHAREK(ドイツ)が優勝。



優勝したMALCHAREK(ドイツ) Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Moritz MALCHAREK(ドイツ) 53p
2位 Mark STEWART (イギリス) 45p
3位 Christos VOLIKAKIS (ギリシャ) 43p


★男子スクラッチ
日本からの出場はありません。
予選2組から各組上位11名ずつ計22名が決勝へ。
決勝は5名がラップに成功、最後はゴール着順でStefan MATZNER(オーストリア)が優勝を手にしました。



優勝したMATZNER(オーストリア) Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Stefan MATZNER (オーストリア
2位 Leigh HOWARD (オーストラリア)
3位 Adrien GAREL (フランス)


♦全種目のリザルトはこちらで確認できます。
http://www.tissottiming.com/2018/ctrwcI/ja-jp/Default/