2018-2019シーズンを締めくくる大一番、2019トラック世界選手権が開幕しました。もちろん来年に迫った東京オリンピックの行方を占ううえでも重要な大会。日本チームの活躍が期待されます!
大会初日となるこの日は、男女チームスプリント、男女団体追抜(予選・1回戦)が行われました。
日本からは男子チームスプリントと男女団体追抜に出場。
結果的に3種目とも予選突破を果たせず、なかでも団体追抜に関してはオリンピックに向け、男子も女子もかなり厳しい戦いが続いているといえます。
では、大会初日の結果を現地から届いた写真とともに振り返ります。
★男子チームスプリント(予選・1回戦・決勝)
16チームが出走。日本からは雨谷一樹選手、新田祐大選手、深谷知広選手が出場。
上位8チームが通過となる予選、日本は44秒260で10位となり、1回戦進出はなりませんでした。
1-2位決定戦は予選1位のオランダと予選2位のフランスの対戦となり、世界記録に0.052秒差まで迫るタイムをマークしたオランダが2年連続で優勝。
3-4位決定戦はロシアがドイツに勝利しています。
最終結果
1位 オランダ 41.923
2位 フランス 42.889
3位 ロシア 43.115
10位 日本(雨谷・新田・深谷) 44.260
★女子チームスプリント(予選・1回戦・決勝)
17チームが出走。日本からの出場はありません。
1-2位決定戦は予選1位のオーストラリアと予選2位ロシアの対戦となり、オーストラリアが世界選手権では8年ぶりとなる優勝を飾っています。
3-4位決定戦はドイツがメキシコに勝利。
最終結果
1位 オーストラリア 32.255
2位 ロシア 32.591
3位 ドイツ 32.789
★男子団体追抜(予選・1回戦)
18チームが出走。日本からは近谷涼選手、一丸尚伍選手、今村駿介選手、沢田桂太郎選手が出場。
上位8チームが通過となる予選では、日本は4分02秒008で12位となり、1回戦進出はならず。
予選・1回戦を経て、翌日に行われる1-2位決定戦は予選1位のオーストラリアと予選2位のイギリス、3-4位決定戦は予選3位のデンマークと予選5位のカナダの対戦となっています。
最終結果
1位 イタリア 3:53.478
2位 アメリカ 3:59.215
3位 オーストラリア 3:57.423
12位 日本(近谷・一丸・今村・沢田) 4:02.008
★女子団体追抜(予選・1回戦)
17チームが出走。日本からは梶原悠未選手、古山稀絵選手、中村妃智選手、吉川美穂選手が出場。
上位8チームが通過となる予選では、日本は4分30秒768で11位となり、1回戦進出はなりませんでした。
予選・1回戦を経て、翌日に行われる1-2位決定戦は予選1位のオーストラリアと予選2位のイギリス、3-4位決定戦は予選3位のニュージーランドと予選5位のカナダの対戦となっています。