CYCLIST FAN

トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

2019トラック世界選手権2日目の日本勢は男子ケイリンで新田祐大が銀メダル! 脇本雄太8位、河端朋之16位。女子スプリントの小林優香は24位

f:id:cyclistfan:20190305000732j:plain

男子ケイリン新田祐大が銀メダルに輝く  Photo:Takenori WAKO

2019トラック世界選手権大会2日目が終わりました。

この日は男子ケイリン、男子団体追抜(決勝)、男子スクラッチ、女子スプリント(予選~1/4決勝)、女子団体追抜(決勝)が行われ、日本からは男子ケイリンと女子スプリントに出場。

 

男子ケイリンでは新田選手が見事銀メダルを獲得です!

昨年の世界選手権では河端選手が日本勢として25年ぶりにケイリンで銀メダルを手にしましたが、今年は新田選手がやってくれました。

新田選手は今年1月のW杯第5戦でも銅メダルを獲っていますが、世界に大きくその存在感をアピールするシーズンになったのではと感じます。

 

では、大会2日目の結果を現地からの写真とともに振り返ります。

 

男子ケイリン

 日本からは脇本雄太選手、河端朋之選手、新田祐大選手が出場。

2着上がりとなる1回戦、脇本選手は1着、新田選手は2着となりストレートで1/4決勝進出を決めます。河端選手は5着で敗者復活戦へ回りますが、ここでは1着を取り、3選手揃って1/4決勝へ。

4着上がりの1/4決勝、第1ヒートの河端選手は4着で入線するも降格となり、ここで敗退。第2ヒートの新田選手と脇本選手はそれぞれ2着、4着で1/2決勝へ駒を進めます。

準決勝となる1/2決勝、第1ヒートの新田選手は3着で決勝進出を果たしますが、第2ヒートの脇本選手は5着で7-12位決定戦へ。

勝戦は、最終バックで先頭に出切ったマティエス・ブフリ(オランダ)をゴール前で追い込んだ新田選手でしたが、惜しくも届かず。それでも2着に入り、見事銀メダルを獲得しました。

7-12位決定戦の脇本選手は2着で最終順位を8位とし、レースを終えています。

 

f:id:cyclistfan:20190305002001j:plain

f:id:cyclistfan:20190305002033j:plain

1/2決勝第1ヒートの新田は3着で決勝戦への切符を掴む Photo:Takenori WAKO

f:id:cyclistfan:20190305002219j:plain

f:id:cyclistfan:20190305002230j:plain

1/2決勝第2ヒートの脇本は5着で決勝進出を逃す Photo:Takenori WAKO

f:id:cyclistfan:20190305003012j:plain

世界選手権では初の決勝進出となる新田 Photo:Takenori WAKO

f:id:cyclistfan:20190305003234j:plain

f:id:cyclistfan:20190305003248j:plain

勝戦。先行するブフリ(オランダ)を追い込んだ新田。惜しくも届かず2着となるも、銀メダルを獲得 Photo:Takenori WAKO

f:id:cyclistfan:20190305004127j:plain

ケイリンでは初の世界チャンピオンとなったブフリ Photo:Takenori WAKO

f:id:cyclistfan:20190305003746j:plain

表彰式 Photo:Takenori WAKO

f:id:cyclistfan:20190305003827j:plain

世界選手権で初のメダルを手にした新田 Photo:Takenori WAKO

f:id:cyclistfan:20190305003915j:plain

ブノワ・ヴェトゥコーチと Photo:Takenori WAKO

終結

1位 Matthijs BUCHLI(オランダ

2位 新田祐大(日本)

3位 Stefan BOTTICHER(ドイツ)

8位 脇本雄太(日本)

16位 河端朋之(日本)

 

女子スプリント(予選~1/4決勝)

日本からは小林優香選手が出場。

上位28名が通過となる予選、小林選手は1118124 位となり、1/16決勝進出。1/16決勝ではナターシャ・ハンセン(ニュージーランド)と対戦しますが、勝利はあげられず、ここで敗退となりました。

1/4決勝までが終わり、翌日の1/2決勝にはステファニー・モートン(オーストラリア)、リー・ワイジー(ホンコンチャイナ)、マチルド・グロ(フランス)、Lea Sophie FRIEDRICH (ドイツ)が進出を決めています。

 

f:id:cyclistfan:20190305004434j:plain

予選は11秒181で24 位となった小林 Photo:Takenori WAKO

f:id:cyclistfan:20190305004556j:plain

1/16決勝に進出するも敗退。最終的に24位でレースを終えた Photo:Takenori WAKO

 

男子団体追抜(決勝)

オーストラリアとイギリスの対戦となった1-2位決定戦は、オーストラリアが2018年に自身が出した世界記録(3分49804)を更新する3分48秒台をマークし、優勝を飾りました。

デンマークとカナダの対戦となった3-4位決定戦はカナダが勝利。

尚、日本は前日の予選で敗退となっています。

 

f:id:cyclistfan:20190305004813j:plain

決勝で敗れたイギリスは2位 Photo:Takenori WAKO

f:id:cyclistfan:20190305004922j:plain

f:id:cyclistfan:20190305004953j:plain

f:id:cyclistfan:20190305005003j:plain

世界記録をマークして優勝したオーストラリア Photo:Takenori WAKO

f:id:cyclistfan:20190305005032j:plain

表彰式 Photo:Takenori WAKO

f:id:cyclistfan:20190305005048j:plain

金メダルに輝いたオーストラリアチーム Photo:Takenori WAKO

終結

1位 オーストラリア 3:48.012 世界新記録

2位 イギリス 3:50.810

3位 デンマーク 3:51.804

12位 日本(近谷・一丸・今村・沢田) 4:02.008

 

女子団体追抜(決勝)

オーストラリアとイギリスの対戦となった1-2位決定戦は、オーストラリアが勝利し、4年ぶりに世界チャンピオンのタイトルを手にしました。

ニュージーランドとカナダの対戦となった3-4位決定戦はニュージーランドが勝利。

尚、日本は前日の予選で敗退となっています。

 

f:id:cyclistfan:20190305005207j:plain

3位ニュージーランド Photo:Takenori WAKO

f:id:cyclistfan:20190305005243j:plain

2位イギリス Photo:Takenori WAKO

f:id:cyclistfan:20190305005305j:plain

優勝のオーストラリア Photo:Takenori WAKO

f:id:cyclistfan:20190305005327j:plain

表彰式 Photo:Takenori WAKO

f:id:cyclistfan:20190305005343j:plain

男子に続き、団体追抜は女子もオーストラリアチームが金メダルを獲得 Photo:Takenori WAKO

終結

1位 オーストラリア 4:14.333

2位 イギリス 4:14.537

3位 ニュージーランド 4:16.479

11位 日本(梶原・古山・中村・吉川) 4:30.768

 

男子スクラッチ

日本からの出場はありません。

最終周回で先行するRoy EEFTING(オランダ)らをとらえたサミュエル・ウェルスフォード(オーストラリア)が優勝。

 

f:id:cyclistfan:20190305005707j:plain

f:id:cyclistfan:20190305005716j:plain

持ち前のスピードを発揮したウェルスフォード(オーストラリア)が優勝 Photo:Takenori WAKO

終結

1位 Samuel WELSFORD (オーストラリア)

2位 Roy EEFTING(オランダ)

3位 Thomas SEXTONニュージーランド