2019トラック世界選手権大会2日目が終わりました。
この日は男子ケイリン、男子団体追抜(決勝)、男子スクラッチ、女子スプリント(予選~1/4決勝)、女子団体追抜(決勝)が行われ、日本からは男子ケイリンと女子スプリントに出場。
男子ケイリンでは新田選手が見事銀メダルを獲得です!
昨年の世界選手権では河端選手が日本勢として25年ぶりにケイリンで銀メダルを手にしましたが、今年は新田選手がやってくれました。
新田選手は今年1月のW杯第5戦でも銅メダルを獲っていますが、世界に大きくその存在感をアピールするシーズンになったのではと感じます。
では、大会2日目の結果を現地からの写真とともに振り返ります。
★男子ケイリン
2着上がりとなる1回戦、脇本選手は1着、新田選手は2着となりストレートで1/4決勝進出を決めます。河端選手は5着で敗者復活戦へ回りますが、ここでは1着を取り、3選手揃って1/4決勝へ。
4着上がりの1/4決勝、第1ヒートの河端選手は4着で入線するも降格となり、ここで敗退。第2ヒートの新田選手と脇本選手はそれぞれ2着、4着で1/2決勝へ駒を進めます。
準決勝となる1/2決勝、第1ヒートの新田選手は3着で決勝進出を果たしますが、第2ヒートの脇本選手は5着で7-12位決定戦へ。
決勝戦は、最終バックで先頭に出切ったマティエス・ブフリ(オランダ)をゴール前で追い込んだ新田選手でしたが、惜しくも届かず。それでも2着に入り、見事銀メダルを獲得しました。
7-12位決定戦の脇本選手は2着で最終順位を8位とし、レースを終えています。
最終結果
1位 Matthijs BUCHLI(オランダ)
2位 新田祐大(日本)
3位 Stefan BOTTICHER(ドイツ)
8位 脇本雄太(日本)
16位 河端朋之(日本)
★女子スプリント(予選~1/4決勝)
日本からは小林優香選手が出場。
上位28名が通過となる予選、小林選手は11秒181の24 位となり、1/16決勝進出。1/16決勝ではナターシャ・ハンセン(ニュージーランド)と対戦しますが、勝利はあげられず、ここで敗退となりました。
1/4決勝までが終わり、翌日の1/2決勝にはステファニー・モートン(オーストラリア)、リー・ワイジー(ホンコンチャイナ)、マチルド・グロ(フランス)、Lea Sophie FRIEDRICH (ドイツ)が進出を決めています。
★男子団体追抜(決勝)
オーストラリアとイギリスの対戦となった1-2位決定戦は、オーストラリアが2018年に自身が出した世界記録(3分49秒804)を更新する3分48秒台をマークし、優勝を飾りました。
デンマークとカナダの対戦となった3-4位決定戦はカナダが勝利。
尚、日本は前日の予選で敗退となっています。
最終結果
1位 オーストラリア 3:48.012 ※世界新記録
2位 イギリス 3:50.810
3位 デンマーク 3:51.804
12位 日本(近谷・一丸・今村・沢田) 4:02.008
★女子団体追抜(決勝)
オーストラリアとイギリスの対戦となった1-2位決定戦は、オーストラリアが勝利し、4年ぶりに世界チャンピオンのタイトルを手にしました。
ニュージーランドとカナダの対戦となった3-4位決定戦はニュージーランドが勝利。
尚、日本は前日の予選で敗退となっています。
最終結果
1位 オーストラリア 4:14.333
2位 イギリス 4:14.537
3位 ニュージーランド 4:16.479
11位 日本(梶原・古山・中村・吉川) 4:30.768
★男子スクラッチ
日本からの出場はありません。
最終周回で先行するRoy EEFTING(オランダ)らをとらえたサミュエル・ウェルスフォード(オーストラリア)が優勝。
最終結果
1位 Samuel WELSFORD (オーストラリア)
2位 Roy EEFTING(オランダ)
3位 Thomas SEXTON(ニュージーランド)