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 2018-2019トラックW杯第5戦ケンブリッジ大会2日目の日本勢は男子ケイリンで新田祐大、女子オムニアムで梶原悠未が銅メダル獲得!


男子ケイリン銅メダルの新田祐大 Photo:Takenori WAKO



女子オムニアム銅メダルの梶原悠未 Photo:Takenori WAKO


2018-2019トラックW杯第5戦ケンブリッジ大会2日目が終了しました。
この日は男子ケイリン、男子マディソン、男子スクラッチ、女子スプリント、女子オムニアムが行われ、日本からは男子ケイリンと女子オムニアムに出場。
男子ケイリンの新田選手、女子オムニアムの梶原選手、揃って銅メダル獲得となりました!


新田選手は、W杯でのメダル獲得は2008年11月(第2戦)のチームスプリント以来で、個人種目としてはこれが初。
自身でチームを立ち上げ、選手として、チームオーナーとして、ここ数年の新田選手はまさに八面六臂の働きで、大変なこともたくさんあったと思いますが、ついにケイリンのメダルを手にしました。もちろんこれはまだまだ通過点で、今後のさらなる活躍に期待です!


そして、梶原選手は昨シーズンの2つの金メダルに続き、今シーズンもメダルを獲得!
今大会はすでにポイントを充分に取っているトップ選手の一部が参加を見送っているとはいえ、その中で自身の力を発揮し、きっちり表彰台に乗ってくる梶原選手はやはり流石としか言いようがありません。


では、現地から届いた写真とともに大会初日の結果を振り返ります。


★男子ケイリン
日本からは新田祐大選手と渡邉一成選手が出場。
2着上がりの1回戦、新田選手は1着で2回戦進出となりますが、渡邉選手は4着で敗者復活戦へ。敗者復活戦で2着に入った渡邉選手は、新田選手とともに2回戦へ駒を進めます。
2回戦は新田選手、渡邉選手ともに第2ヒートで同組に。新田選手は3着で決勝進出を決めますが、渡邉選手は6着で7-12位決定戦へ。
勝戦は残り1周で5番手の位置となった新田選手ですが、ここから追い込んで3着に食い込み、見事銅メダルを獲得!
7-12位決定戦の渡邊選手は1着で最終順位を7位としています。
優勝は地元の強豪、エドワード・ドーキンスニュージーランド)。



7-12位決定戦は1着で締めくくった渡邉 Photo:Takenori WAKO



勝戦。残り1周のホーム Photo:Takenori WAKO



新田は後方5番手からの追い上げ Photo:Takenori WAKO



大外から追い込んだ新田が3着に入って銅メダルを獲得 Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Edward DAWKINS (ニュージーランド
2位 Quentin LAFARGUE (フランス)
3位 新田祐大(日本)
7位 渡邉一成(JPC)


★女子オムニアム
日本からは梶原悠未選手が出場。
梶原選手は1種目めのスクラッチ3位、2種目めのテンポレース9位、3種目めのエリミネーション2位で、3種目終えトップと16点差の98p、暫定3位で最終種目ポイントレースを迎えます。ポイントレースでは15点を追加し、がっちり順位をキープ。見事銅メダル獲得となりました!
優勝は暫定1位から、リードを守り切ったアネット・エドモンソン(オーストラリア)。





暫定3位で迎えたポイントレースでも得点を伸ばし、銅メダル獲得となった梶原 Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 Annette EDMONDSON (オーストラリア) 131p
2位 Allison BEVERIDGE(カナダ) 123p
3位 梶原悠未(日本) 113p


★女子スプリント
日本からの出場はありません。
1-2位決定戦は予選1位のリー・ワイジー(ホンコンチャイナ)と予選3位のOlena STARIKOVA (ウクライナ)の対戦となり、ストレートでリーが勝利。リーは第1戦、第2戦に続き、この種目で3大会目の優勝。
3-4位決定戦は3本目までもつれながら、カーリー・マカラク(オーストラリア)がナターシャ・ハンセン(ニュージーランド)に勝利。


終結
1位 LEE Wai Sze(ホンコンチャイナ)
2位 Olena STARIKOVA (ウクライナ
3位 Kaarle McCULLOCH (オーストラリア)


★男子マディソン
14チーム出走。日本からの出場はありません。
優勝は唯一2ラップを決めたニュージーランド


終結
1位 ニュージーランド 76p
2位 オランダ 30p
3位 アメリカ 26p


★男子スクラッチ
日本からの出場はありません。
6名がラップに成功する中、クリストス・ヴォリカキス(ギリシャ)が優勝。


終結
1位 Christos VOLIKAKIS(ギリシャ
2位 Thery SCHIR(スイス)
3位 Stefan MATZNER(オーストリア