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トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 最終日結果

最終日の結果です。


○男子4km団体追抜き
6カ国が出場。日本はイランとの組み合わせで第2組に出走し、タイム4分22秒809で、2位のカザフスタンに4秒近い差を付けての優勝。
日本チームのメンバーは脇本雄太、我妻敏、高橋翔太、佐々木龍。


1位 日本 4分22秒809
2位 カザフスタン 4分26秒545
3位 マレーシア 4分27秒503


○男子チームスプリント(決勝、3-4位決定戦)
3-4位決定戦は韓国対イランの対戦。一回目の発走ではイランチームにフライングがあり、直後にレースストップの合図がされたものの、
韓国チームが気づかず、ほぼ1周近くを全力で走ってしまうアクシデントも。仕切り直された2回目は僅差の勝負となったが、韓国が勝利。
決勝は日本とマレーシア。前日の予選で400バンクでのレコードタイムを出した柴崎、深谷、浅井の日本チームは、
決勝でも1分13秒788と好タイムを記録、マレーシアを下して優勝を飾った。


1位 日本 
2位 マレーシア
3位 韓国


○女子チームスプリント(決勝、3-4位決定戦)
韓国とタイの対戦となった3-4位決定戦は、韓国がタイに1秒近い差をつけて勝利。
決勝のホンコンチャイナとチャイニーズタイペイの対戦は、57秒290で僅差ながらチャイニーズタイペイの優勝となった。


1位 チャイニーズタイペイ
2位 ホンコンチャイナ
3位 韓国


○男子1kmタイムトライアル
1分3秒台の自己記録を持つ新田祐大は、今回の出場選手のなかでは頭ひとつ抜けた存在だが、その実力通り優勝。
2位にはオープン参加で南アフリカからただ一人出場しているブリナー・モネが好タイムで入った。


1位 新田祐大(日本)1分4秒954
2位 ブリナー・モネ(南アフリカ)1分5秒699
3位 ワン・キンチョウ(ホンコンチャイナ)1分6秒640


○女子500mタイムトライアル
ホンコンチャイナのリー・ウェイスィーが唯一35秒台を出しての優勝。日本の前田佳代乃は37秒656で5位となった。


1位 リー・ウェイスィー(ホンコンチャイナ)35秒992
2位 ファン・ティンイン(チャイニーズタイペイ)36秒258
3位 トゥリ・クスマ・サンティア(インドネシア)36秒395
5位 前田佳代乃(日本)37秒656


○女子ポイントレース
日本からは和田見里美と井上怜美が出場。
レースは全般的にスローペースで、ポイント周回直前だけ動きが活発になるという展開。
和田見は序盤から積極的に逃げを仕掛け、ポイントを獲得。一時は暫定トップにも立ったが、
中盤以降は逃げがつぶされポイントに繋がらず、最終的にはノンタシン・チャンペイ(タイ)に逆転され2位となった。
井上は終盤単独でアタック、1着通過でポイントを取るなど見せ場も作ったが、表彰台には届かず。


1位 ノンタシン・チャンペイ(タイ)18p
2位 和田見里美(日本)14p
3位 デャオ・シャオチュエン(ホンコンチャイナ)13p
5位 井上怜美(日本)11p


○男子マディソン
7カ国が出走し、日本からは我妻敏と窪木一茂の日本大学コンビが出場。
レースはホンコンチャイナが常に主導権を握る展開で、今回は実力者のワン・カンポーは出場せず、
コウ・ホーティンとチェン・キンウェイの若いペアで臨んだが、国際大会での豊富な経験を生かし、圧倒的な強さを見せた。
5回のポイント周回のうち4回をトップ通過、他を寄せ付けずの優勝となった。
2位争いはカザフスタンチャイニーズタイペイでゴール周回までもつれ込み、最後は先着したチャイニーズタイペイが1ポイント差で競り勝った。
日本チームは4p獲得するも、5位に終わった。


1位 ホンコンチャイナ 23p
2位 チャイニーズタイペイ 11p
3位 カザフスタン 10p
5位 日本 11p


○男子ケイリン
日本からは新田祐大と浅井康太が出場。
予選第1ヒートに登場した新田は、残り1周で先行したモネ(南アフリカ)の3番手から追い込み、余裕の1着。
予選第2ヒートの浅井も、直線追い込んで1着、2人揃って1着通過で決勝進出を決めた。
決勝ではペーサーが退避するとモネが先頭に上がるが、すかさず浅井が前に出て先行態勢に。その番手にモネがはまり、新田は3番手の位置で残り1周へ。
4コーナーから直線に入り、落車のアクシデントもあったが、ここでも余裕で追い込んだ新田が1着。
1周半近くを先行した浅井が2着に粘り、3着には差し込んだチョン・ウォンギュ(韓国)という結果になった。
このメンバーのなかでは、やはり新田と浅井の強さが目立った。


決勝
1位 新田祐大(日本)
2位 浅井康太(日本)
3位 チョン・ウォンギュ(韓国)
4位 ブリナー・モネ(南アフリカ
DNF モハマド・スフィアン・ハフィズ(マレーシア)
Disqualifi リャオ・クゥオロン(チャイニーズタイペイ


○女子ケイリン
日本からは石井寛子が出場、7選手での決勝となった。
レースは前をトゥリ・クスマ・サンティア(インドネシア)が取り、その後ろに石井で周回を重ねる。
ファン・ティンイン(チャイニーズタイペイ)の先行で残り1周に入り、石井は3番手あたりにつけるが、内に詰まるような形となり、コースが空かない。
最後の直線で必死に追い込むが、もう一歩届かず2着。優勝は逃げ切ったファン・ティンイン。


決勝
1位 ファン・ティンイン(チャイニーズタイペイ
2位 石井寛子(日本)
3位 リー・ウェイスウィー(ホンコンチャイナ)
4位 マニバーン・シュタティ(タイ)
5位 パク・ウンミ(韓国)
6位 トゥリ・クスマ・サンティア(インドネシア
7位 ナジョール・サデグザデ・ザラ(イラン)


2日間のレース結果を受け、ACCトラックアジアカップ2009 日本ラウンドの国別総合成績は日本が1位となりました!

アジアカップポイント
1位 日本 115点
2位 ホンコンチャイナ 89点
3位 韓国 71点


詳細なリザルトは以下の公式サイトでご確認ください。
初日リザルト http://www.asiacup2009.com/j/contents1.html
最終日リザルト http://www.asiacup2009.com/j/contents1.html


レース写真はもう少しお待ちください! 本当にすみません。
レセプションの写真も続きをアップする予定なので、こちらも待っていてくださいね。