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 トラックW杯第2戦は11月30日〜12月3日までコロンビア・カリで開催!

第1戦アスタナ大会から約一ヶ月が経ち、次の第2戦はコロンビアのカリを舞台に、11月30日(水)〜12月3日(土)の日程で開催されます。前回のアスタナ大会同様、本大会が12月1日からの3日間で、その前日に男女団体追抜の予選のみを行うというスタイルですが、実質4日間の大会となっています。
日本からの出場選手は以下の通り。


2011-2012 UCIトラックワールドカップ第2戦
開催場所 コロンビア・カリ
開催日程 2011年11月30日(水)〜12月3日(土)
監督   松本整(JCFナショナルチーム総監督)
コーチ  坂本勉(ナショナルコーチ)
     村田正洋(アシスタントナショナルコーチ)
     吉井功治(JCF強化コーチ)
出場選手
雨谷一樹(JPCA・JPCU栃木)
坂本貴史(JPCA・JPCU青森)
河端朋之(JPCA・JPCU岡山)
西谷泰治(愛知・愛三工業レーシングチーム)
石井寛子(茨城)
前田佳代乃(鹿児島・鹿屋体育大学
田畑真紀(JPCA・ダイチ)
加瀬加奈子(新潟・日本競輪学校
上野みなみ(青森・鹿屋体育大学


現在予定されているプログラムはこちら。タイムスケジュールなどはエントリー状況により変更の可能性があります。
http://www.uci.ch/Modules/BUILTIN/getObject.asp?MenuId=MTI2MzE&ObjTypeCode=FILE&type=FILE&id=NzIwMDI&LangId=1


エントリーリスト、リザルト等は随時こちらの公式サイトにアップされます。
http://www.tissottiming.com/sports/cycling/track/classics2012_cali/index.htm


今回は競輪のビッグレース、競輪祭(GI)と日程が重なってしまったため、男子短距離陣は渡邉一成選手や新田祐大選手など一部の選手が出場できず、派遣人数はミニマムの3名。
楽しみなのが中長距離の西谷泰治選手。当然、オムニアムに出場する予定だと思われますが、西谷選手が世界規模の大会でオムニアムを走るのはこれが初めて。先日の全日本トラックではこの種目で盛一大選手とデットヒートの末、チャンピオンジャージを手にしています。世界トップクラスの選手たちを相手にどんな走りを見せてくれるのか、期待したいですね!
そして、気がかりなのが加瀬加奈子選手。前回のアスタナ大会で落車、鎖骨骨折と診断され、日本に戻ってから手術を受けています。短期間でのレース復帰となるので、体調面など心配されます。団体追抜は出場するとしても、オムニアムに関してはかなりハードになってしまうため、コンディションが万全でない中、エントリーするのは厳しい状況では…。その場合、田畑真紀選手もしくは上野みなみ選手のオムニアム出場が予想されます。
前回のアスタナはとにかく日本チームの落車が多く、見ているこちらにとっても心臓に悪い大会でした…。今回のカリでは全ての選手が怪我なく、最後まで力を出し切るレースを見せてくれることを願いたいですね!


明日11月30日(水)は男女の団体追抜予選が行われるのですが、現地との時差は14時間あり、日本のほうが進んでいます。現地時間15:00スタートの女子団体追抜予選は、日本では日付が変わって12月1日(木)の早朝5:00からとなります。
CYCLIST FANでは今回は残念ながら現地取材はできないのですが、レース結果はまとめてお伝えしたいと思います!