CYCLIST FAN

トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 最終日の日本チームは男子スプリント河端26位、坂本40位、女子ケイリン前田13位、石井31位、女子オムニアム田畑最終順位16位

12月3日(現地時間)に行われた、最終日の結果です。


★男子スプリント
日本からは坂本貴史、河端朋之が出場。予選は河端が10.511で26位、坂本が10.640で40位となり、残念ながら予選通過はなりませんでした。
最終成績は上位4位までをドイツ勢が独占しています。また、今年2月のW杯マンチェスター大会のケイリンで落車、ふくらはぎにバンクの木片が貫通するという大怪我を負ったアジズルハスニ・アワンが前回のアスタナ大会からレース復帰し、このカリ大会ではスプリントで5位に入りました。アスタナでは「調子が戻ってくるのは北京あたりかな」と、まだまだ足慣らし状態だと話していましたが、少しずつエンジンが掛かってきたようですね。


男子スプリント リザルト
1位 BOTTICHER Stefan(TEAM ERDGAS 2012)
2位 Maximilian LEVY(ドイツ)
3位 FORSTEMANN Robert(TEAM ERDGAS 2012)
26位 河端朋之(日本)
40位 坂本貴史(日本)


★女子ケイリン
石井寛子前田佳代乃が出場。1回戦第2ヒートに出走した石井は5着、第4ヒートの前田は落車かなにかアクシデントがあったようでDNFとなり、2人とも敗者復活戦へ。敗者復活戦第2ヒートの前田は2着と惜しくも勝ち上がりを逃し、また石井も5着となり、揃ってここで敗退となってしまいました。
優勝は2010年の世界選覇者、シモーナ・クルペシカイテ。今シーズンはまだ調子の上がってこないクルペシカイテですが、ここはかつての女王の意地と貫禄を見せています。


女子ケイリン リザルト
1位 Simona KRUPECKAITE(リトアニア
2位 Kristina VOGEL(ドイツ)
3位 Virginie CUEFF(フランス)
13位 前田佳代乃(日本)
31位 石井寛子(日本)


★女子オムニアム(後半戦)
前半戦に続き、田畑真紀が出場。後半3種目の成績は個人追抜3:51.742で17位、スクラッチ17位、500mT.T37.516で17位となり、最終順位を16位で終えています。
優勝はオムニアム世界選2連覇中のタラ・ウィッテンを退けた、サラ・ハマー! 終わってみれば10ポイント以上の差をつけての勝利。ウィッテンは前半戦終了時まではトップに立っていたものの、スクラッチで大きく順位を落としたのが響きました。


女子オムニアム リザルト
1位 Sarah HAMMER(アメリカ) 14p
2位 Tara WHITTEN(カナダ) 28p
3位 TROTT Laura(イギリス) 29p
16位 田畑真紀(日本) 94p


★男子マディソン
日本からの出場はなし。優勝したコロンビアは唯一ラップに成功。


男子マディソン リザルト
1位 コロンビア 1lap6p
2位 フランス -1lap20p
3位 スイス -1lap12p


以上が最終日の競技結果となります。そしてこれをもって2011-2012 トラックW杯第2戦カリ大会の日程が全て終了しました。
全種目のリザルトはこちらで確認できます。
http://www.tissottiming.com/sports/cycling/track/classics2012_cali/index.htm


トラックW杯の次の日程は、年が明けて1月13日から(これまで同様前日に団抜の予選が行われるので、実質12日からですが)第3戦が北京で開催され、そして2月にプレオリンピックとなる第4戦ロンドン大会と続きます。
この北京、ロンドンはCYCLIST FANも現地取材を行う予定です!!