CYCLIST FAN

トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 2012トラック世界選手権3日目前半の写真をアップ!

またまた遅くなってしまいましたが、大会3日目前半の写真をお届けします。撮影は今季のW杯第3戦北京大会ではUCIオフィシャルフォトグラファーも務めた若生武則です。


★男子スプリント


10秒003の日本新記録を出した中川誠一郎は予選11位で本選進出。



これまでの日本記録を持っていた渡邉一成は10秒159で予選20位。本選へ。



自己ベストを大きく更新する10秒196をマークした雨谷一樹。しかし順位は28位と、予選突破ならず。



こちらも自己ベストとなる10秒214を出した新田祐大だが、31位と本選進出は果たせなかった。



予選1位は9秒845を叩き出したグレゴリー・ボジェ(フランス)。



1/16決勝。マシュー・グレッツァー(オーストラリア)との対戦になった渡邉。先に仕掛けて先行したグレッツァーを追い込めず、ここで敗退。



同じく1/16決勝でジャン・ミャオとの対戦になった中川は、先行で勝利! 次の1/8決勝に駒を進める。



強豪、ロバート・フォルストマン(ドイツ)が相手の1/8決勝では勝利を掴めず、中川は敗者復活戦に望みを繋ぐことに。



1/8決勝敗者復活戦は落車となった中川。調子が良かっただけに残念な結果だが、大きな怪我がなく胸を撫で下ろす。



レース後、落車の原因を作り降格となったグレッツァーが中川を気遣い、日本のピットを訪れた。中川も笑顔で握手。


★女子スプリント


1/2決勝でディフェンディングチャンピオンのアンナ・ミアーズ(オーストラリア)と、それまで4連覇を成し遂げていたヴィクトリア・ペンデルトン(イギリス)が対戦。3本目までもつれ、最後はペンデルトンが勝利し、決勝への切符を掴む。



決勝はシモーナ・クルペシカイテの降格で優勝が決まったペンデルトン。3位にはリュボヴ・シュリカウクライナ)を下したミアーズ。



優勝が決まった瞬間、しゃがみこんで泣き崩れたペンデルトン。スプリントの女王のプライドを懸けて挑んだ今大会で、再びアルカンシェルを取り戻した。


★女子スクラッチ


2日目のポイントレース同様、積極的に集団前方でレースを展開した田畑真紀。結果的に9位というシングルリザルトを獲得。



スプリント勝負を制したのはポーランドの Katarzyna PAWLOWSKA。



表彰式。


★男子オムニアム


5種目めのスクラッチを走る西谷泰治。最終種目の1kmタイムトライアルで順位を上げることは難しい西谷にとって、上位浮上の可能性を懸けた最後のチャンスはこのスクラッチ。積極的に動いて出るも、結果は15位。総合のジャンプアップは叶わず。



すべての種目を走り終え、西谷の総合順位は19位。



前半戦首位で折り返したグレン・オシェイ(オーストラリア)。スクラッチを終えた時点でベル(カナダ)に同ポイントで並ばれ、タイム差で首位を明け渡したオシェイだが、最後の1kmタイムトライアルで逆転!



2日間に渡る激闘を制したオシェイ歓喜ウイニングラン



表彰式。


★女子オムニアム


1種目め、フライングラップは15秒179で23位となった加瀬加奈子。タイムが振るわず、厳しいスタートとなってしまう。



ポイントレースではうまく逃げに乗り、4位の加瀬。総合順位も16位まで上げる。



3種目め、苦手とするエリミネーションでは内側につまり、2番目にエリミネートされてしまう。前半戦を終え、総合19位で翌日の後半戦へ折り返すことに。