トラック4日目の競技がすべて終了しました。
本日後半戦が行われた男子オムニアムはデンマークのラッセ・ノーマン・ハンセンが優勝を飾っています。5種目が終わった時点で上位3選手が同点、6位までわずか6点差という大接戦で迎えた最後の種目、1kmタイムトライアル。ハンセンが首位を死守する気合いの走りを見せ、見事男子オムニアムオリンピックチャンピオンに輝きました。最終結果は優勝ハンセン、2位ブライアン・コカード(フランス)、3位エドワード・クランシー(イギリス)。
ハンセンはW杯などでもオムニアムの常連で、毎回のように出場しているのですが、実はこれまであまり際立って強いという印象はありませんでした(すみません…)。
今回のオリンピックではフライングラップ4位、ポイントレース2位、エリミネーション12位、個人追抜1位、スクラッチ6位(落車もありました)、1kmタイムトライアル2位。個人追抜の強さは知っていましたが、最後の1kmタイムトライアルの2位は正直ちょっと驚きました。本当に持てる力のすべてを振り絞ったという感じでしたね。
ちなみに1kmタイムトライアル1位はクランシーだったのですが、表彰台を懸けての鬼気迫る走り! そしてタイムはなんと1分00秒981!! 世界選手権の1kmタイムトライアルでも表彰台にあがれるようなタイムです…。もはや中長距離選手のタイムではありませんね。
明日は日本人選手の出場はありませんが、日本時間24:00から男子スプリント1/2決勝〜決勝、女子スプリント1/4決勝〜5-8位決定戦、女子オムニアム前半戦が行われます。