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トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 2012ジュニアトラック世界選手権開幕! 男子団体追抜で日本新記録をマーク!!

本日よりニュージーランド・インバーカーギルを舞台に、2012ジュニアトラック世界選手権が開幕しました。
開催日程は8月22日(水)〜26日(日)までの5日間。日本からの出場選手は以下の通りとなっています。


代表選手
清水裕友(山口・誠英高校
佐伯亮輔(鳥取倉吉西高校
堀田海人(三重・朝明高校)
高士拓也(三重・中央大学
伊藤和輝(東京・昭和第一学園高校)
小林泰正(群馬・高崎工業高校)
鈴木康平(静岡・星陵高校)


初日となる本日は、いきなり大記録のニュースが飛び込んできました!
高士、伊藤、小林、鈴木の4選手で臨んだ男子団体追抜予選で4分16秒248を出し、ジュニア記録どころかエリートの日本記録まで更新する素晴らしい走りを披露!!
これまでのジュニア記録は昨年出された4分21秒073でしたが、それを5秒近くも上回り、さらには10年近く更新されずにいたエリートの日本記録4分18秒486(内田慶、佐々木孝司、西谷泰治、黒木裕介)をも超えるタイムとなりました。本当にすごい!


日本チームの本日のリザルトは男子団体追抜が5位、そして男子チームスプリント(清水裕友、佐伯亮輔、堀田海人)は47秒155で5位となっています。


スタートリスト&リザルトはこちらの公式サイトで確認できます。
http://www.veloresults.com/


プログラムはこちら。
http://www.uci.ch/Modules/BUILTIN/getObject.asp?MenuId=MTYzNTA&ObjTypeCode=FILE&type=FILE&id=Nzc2Njk&LangId=1


佐伯選手と堀田選手以外は今年の2月にタイで行われたアジア選手権でも活躍していたメンバーですので、ちょっとその時の写真をご紹介します!



伊藤、高士、小林、鈴木の男子団体追抜。今回の世界選手権と同じメンバー。この時は決勝でスタート後すぐに小林が落車し、3人での厳しいレースになりながらも、最後までスピードの落ちない粘り強い走りを見せた。



アジア選手権では男子団体追抜で銀メダルを獲得。



団抜メンバーの高士はスクラッチで優勝。さらにチームスプリントでは3走を務め、こちらも金メダルに輝く活躍だった。今回の世界選手権では2日目から始まるオムニアムにエントリーしているようで、かなり楽しみ!



短距離陣の清水はアジア選手権ではスプリント3位、ケイリン2位、チームスプリント優勝と出場した全ての種目でメダルを手にした。今回もどんな活躍を見せてくれるのか期待!



将来は競輪選手志望で、「KEIRINグランプリで勝てるような選手になりたい」と、でっかい夢を語ってくれた清水。