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 2013トラック世界選手権大会3日目の写真をアップ!

現地より大会3日目のレース写真が届きました!


2013トラック世界選手権大会3日目フォトレポート Photo:Takenori WAKO
※キャプションとリザルトは編集部


★男子ケイリン


1回戦の渡邉一成。思うようなレース運びとは行かず、6着。敗者復活戦でも5着となり、2回戦進出はならず。



1回戦4着で敗者復活戦に回った新田は、先行で逃げ切りを図るもゴール前で差され2着入線だったが、スプリンターレーンの不保持で降格となり5着。これで渡邉、新田ともに1回戦敗退という、日本チームとしては厳しい結果となった。



決勝。残り1周のホームはマクシミリアン・レヴィー(ドイツ)が先頭で通過。絶好の番手にジェイソン・ケニー(イギリス)が入る。



直線でレヴィーを交わしたケニーが優勝! 2回戦でペルヴィスの降格があり、繰り上がりで決勝に乗った形のケニー。今大会はトップコンディションまでには仕上がっていない印象だったが、最後の最後で決めた。



表彰式。


男子ケイリン
1位 Jason KENNY(イギリス)
2位 Maximilian LEVY(ドイツ)
3位 Matthijs BUCHLI(オランダ)
25位 新田祐大(日本)
25位 渡邉一成(日本)


★女子スクラッチ


残り13周でCaroline RYAN(アイルランド)が単独でアタック。そこに昨年の優勝者、カタルジーナ・パウロウスカ(ポーランド)とSofia ARREOLA NAVARRO(メキシコ)が加わり、3人で大きく集団を引き離す。



最後はパウロウスカが2人を振り切り、連覇を達成した。



表彰式。3位にはゴール前でRYANを交わしたROMANYUTAが入った。


女子スクラッチ
1位 Katarzyna PAWLOWSKA(ポーランド
2位 Sofia ARREOLA NAVARRO(メキシコ)
3位 Evgeniya ROMANYUTA(ロシア)


★男子ポイントレース

ラップに成功している5選手での表彰台争いが濃厚になってきた最終盤、サイモン・イェーツ(イギリス)が立て続けに得点を重ね、最後のスプリント周回を残してトップに立つEloy TERUEL ROVIRA(スペイン)に1点差と迫る。



ゴールでTERUEL ROVIRAに先着しポイントを取ったイェーツが逆転優勝! ちなみにゴールを1着で入ったKirill SVESHNIKOV(ロシア)も、この得点で後ろにちらりと見えるチェコの選手を逆転し銅メダルを手にした。



喜びのイェーツと、最後の最後で手から金メダルがこぼれ落ちてしまったTERUEL ROVIRA。



表彰式。


男子ポイントレース
1位 Simon YATES(イギリス)     1lap 35p
2位 Eloy TERUEL ROVIRA(スペイン) 1lap 34p
3位 Kirill SVESHNIKOV(ロシア)    1lap 30p


★女子スプリント(予選〜1/4決勝まで)


予選タイム11秒605で19位になった前田佳代乃。1/16決勝ではステファニエ・モールトン(オーストラリア)と対戦し、敗れる。



予選タイム11秒674で20位の石井寛子はゴウ・シュアン(中国)と対戦するも、さすがにここは敵わず敗れる。前田、石井ともに1/16決勝でレースを終えた。


女子スプリントは、大会3日目は準々決勝となる1/4決勝までが行われ、本日の大会4日目は準決勝の1/2決勝からスタート。現在、1/2決勝はすでに終了し、決勝はレベッカ・ジェイムス(イギリス)とクリスティーナ・フォーゲル(ドイツ)、3-4位決定戦はゴウ・シュアンとリー・ワイジー(ホンコンチャイナ)の対戦となっています。


このあと日本時間01:00よりSPEEDチャンネルでの中継や、UCIのネット配信が始まります。日本からは01:25頃からの女子ポイントレースに石井寛子選手が出場します!