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 2013トラック世界選手権は全日程を終了し、閉幕

2013トラック世界選手権の全ての競技が終了し、大会は閉幕となりました。
最終日に行われたのは女子オムニアム後半戦、男子スプリント決勝、男子マディソン、女子ケイリンの4種目。女子オムニアムはこの種目でついに念願の金メダルを手にしたサラ・ハマー(アメリカ)、男子スプリントは初のアルカンシェルに輝いたステファン・ベティヒャー(ドイツ)、男子マディソンは巧みなレース展開が光ったフランス、女子ケイリンはスプリントに続いて2冠となったレベッカ・ジェイムス(イギリス)が優勝しています。


♦全種目のリザルトはこちらで確認出来ます。
http://www.tissottiming.com/Competition?id=00030A0004FFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFF&sport=CT&year=2013


今大会の日本チームの成績は…
★男子1kmタイムトライアル  新田11位
★男子チームスプリント    新田・渡邉・中川7位
★男子ケイリン        新田25位 渡邉25位
★男子スプリント       中川17位 河端24位 渡邉予選敗退
★女子チームスプリント    前田・石井8位
★女子500mタイムトライアル  前田12位
★女子スプリント        前田19位 石井20位
★女子ポイントレース     石井12位


日本チームにとってはかなり厳しい内容となってしまいましたが、今年のトラック世界選手権は次世代を担う若い選手の出場が非常に多く、そしてその若い選手たちが活躍を見せた大会でした。


この世界選手権終了後から、今後のW杯や世界選手権の出場権に関するレギュレーションが大幅に変更になります。出場条件となる規定のポイントを獲得するためには、これまでよりより多くの大会に出場することや、ビッグレースで上位に入ることが必要不可欠。日本はきちんと対策を取っていかなければ、国際大会への出場もままならなくなってしまう恐れがあるのです。
世界選手権が終わったばかりですが、選手たちも関係者も、もう気持ちは来シーズンに向かっていることでしょう。


現地より写真が届きましたらまたアップしたいと思いますが、2013トラック世界選手権の速報は以上で終了となります。お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました!