初日はパラサイクリングの大会も同時開催された Photo:Takenori WAKO
2018-2019トラックW杯第4戦ロンドン大会初日が終了しています。
この日は男・女チームスプリント、男・女団体追抜の4種目が行われ、いずれも日本からの出場はありません。
今大会の各国のメンバーを見ると、開催国であるイギリスはナショナルチームに加え、トレードチームも2つ出してくるほど大人数で臨んできましたが、それ以外は第3戦までと比べるとやや人数を絞って参戦してきた国が多い印象です。
特に男子団体追抜は10チームと、これまでで一番少ないエントリー数。やはり全体的に団体種目の出場が少ない傾向となりました。
日本にとってもチャンスだったような気もするのですが、こればかりは蓋を開けてみないとわからない部分もあるので、致し方ありません。
今大会の日程は公式には12月14日(金)スタートですが、前日の13日(木)に男・女団体追抜の予選が行われていますので、初日の結果と合わせ、レポートします。
では、現地から届いた写真とともに大会前日&初日の結果を振り返ります。
★男子チームスプリント(予選・1回戦・決勝)
13チームが出走。日本からの出場はありません。
1-2位決定戦は予選1位のオランダと予選2位のイギリスの対戦となり、予選から唯一42秒台をマークしたオランダが優勝。これでオランダはこの種目4連勝。
3-4位決定戦は予選3位ドイツが予選4位ポーランドを下しています。
4位ポーランド Photo:Takenori WAKO
最終結果
1位 オランダ 42.789
2位 イギリス 44.186
3位 ドイツ 44.001
★女子チームスプリント(予選・1回戦・決勝)
16チームが出走。日本からの出場はありません。
1-2位決定戦は予選1位の中国と予選3位のドイツの対戦となり、ドイツが優勝を飾っています。
3-4位決定戦は予選2位オランダが予選5位フランスに勝利。
最終結果
1位 中国 32.771
2位 ドイツ 32.808
3位 オランダ 33.145
★男子団体追抜(予選・1回戦・決勝)
10チーム出走。日本からの出場はありません。
1-2位決定戦は予選1位のイギリスのトレードチームHuub Wattbike Test Teamと予選2位のベルギーの対戦となり、Huub Wattbike Test Teamが優勝。
3-4位決定戦は予選2位イタリアと予選5位イギリスの対戦となり、イギリスが逆転で勝利。
優勝のHuub Wattbike Test Team Photo:Takenori WAKO
最終結果
1位 Huub Wattbike Test Team 3:57.726
2位 ベルギー 3:59.014
3位 イギリス 3:59.609
★女子団体追抜(予選・1回戦・決勝)
12チームが出走。日本からの出場はありません。
1-2位決定戦は予選1位のイギリスと予選3位のアメリカの対戦となりますが、予選から唯一3分20秒を切るタイムをマークしていたイギリスが圧倒的な強さで追い抜きで勝利し、第2戦から3大会連続での優勝を飾りました。
3-4位決定戦はイタリアがイギリスのトレードチームTeam Breezeを下しています。
4位Team Breeze Photo:Takenori WAKO
2位アメリカ Photo:Takenori WAKO