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北京オリンピック代表選手の選考基準が発表

ちょっと遅い記事となってしまいましたが、先日JCFより北京オリンピックの代表選手選考について発表がありました。

http://www.jcf.or.jp/jp2/08/beijing.pdf


まずトラックのほうですが、選考基準とされるのは2007年4月〜2008年3月31日までのUCIランキングと、
2007年11月〜2008年2月までのW杯、3月の世界選手権、昨年10月の全日本選手権の成績から総合的に判断するとのこと。
これにより、オリンピック代表選手は現在ナショナルチームに所属し、11月からのW杯に出場しているメンバーにほぼ絞られたと言っても、
過言ではないでしょう。
もちろん怪我など不測の事態が起こってしまった場合は別ですが。


そしてロードに関しても、前回アテネオリンピックの時のような代表選考レースは設けず、
UCIランキング(男子は2007年10月1日〜2008年5月31日、女子は2008年5月31日付け)と、
今年4月のアジア選手権、6月の全日本選手権の成績に基づいて選考されます。
ロードのオリンピック出場枠は、男子は2枠が確定、
女子は5月31日以降に正式な確定が出ますが、1枠はほぼ決定的な状況、現在はもう1枠を狙って選手、スタッフの方々が奮闘しています。
ちなみに2008年1月25日付けのロード男子ランキングを見ると、日本人1位は宮澤崇史選手(梅丹本舗GDR)、
次に西谷泰治選手(愛三工業)、新城幸也選手(梅丹本舗GDR)と続きます。


MTBは5月のJシリーズ八幡浜大会が代表選考レースとなり、
BMXは5月の世界選手権の成績と、国際ランキングから総合的に選考されます。


オリンピックを目指す選手にとっては、これから5、6月まで勝負の時期が続きます。
どの選手にも怪我などに気をつけ、頑張ってもらいたいですね。