さあ世界選手権が始まります!
競技開始は日本時間の本日深夜12時30分頃からの予定です。
初日の日本人選手が出場する種目は、
男子チームスプリント(北津留、渡邉、永井)
男子スクラッチ(盛)
※女子の佃咲江選手は3日目28日(金)のスプリントと、最終日30日(日)のケイリンに出場する予定のようです。
また、現地よりレポートが届きました。大会前日の様子が紹介されていますので、どうぞ。
大会前日レポート
いよいよ北京オリンピックへ向け最終決戦の時が来ました。
この世界選手権のために、日本ナショナルチームはオーストラリア・パースで合宿を行い、数日前に現地のマンチェスター入り。
大会前日となる25日の今日は、明日から始まる決戦に備え、伏見俊昭選手、永井清史選手、飯島誠選手、盛一大選手、角令央奈選手の5選手がバンクに入り練習していました。
伏見選手は「体調は万全とは言えませんが、気合いで好調に持って行き、最後の枠取りに向けて頑張ります」
大会4日目のケイリンに出場する伏見。
盛選手は「パースで良い練習が出来て、体調は万全です。脚の調子も仕上がっています! まずは明日のスクラッチと、オリンピック出場がかかったマディソンで頑張ります」
飯島と並んでローラーを回す盛(向かって左)。本日のスクラッチに出場!
ポイントレースとマディソンに出場する飯島選手「肩もほとんど良くなり、パースで良い練習が出来ました。とにかく頑張りますよ」
オムニアム(200mTT、スクラッチ、3000m個人追い抜き、ポイントレース、1000mTTを一日で走り、各種目の着順のトータルで最終順位が決まる)に出場する角選手は
「200mのタイムを教えてくれないんですよ (角選手は中長距離の選手)。パースでは短距離陣の後ろを走って練習してきました。何とか頑張りたいですね」
北津留翼選手と渡邉一成選手は明日のチームスプリントに備え、本日は、休養日でした。
明日に先立ち、25日の正午から、ビクトリア・ペンデルトン(グレートブリテン)、アルノー・トゥルナン(フランス)、カトリン・ベイツ(オーストラリア)選手のプレスカンファレンスが行われ、
記者からの質問に応え、今開催の抱負、そして北京オリンピックに向けて等が語られました。
特にトゥルナンには、フランスとして北京オリンピックの開会式ボイコットに関する質問が出て、
本人は、「政治的な圧力を使うのは分かるが、スポーツと政治と分けて考えて欲しい」とコメントしていました。
アルノー・トゥルナン。
また、ペンデルトンには、最近ネイキッド写真を掲載したことについて質問があり、「楽しかった(笑)」と言っていました。
ビクトリア・ペンデルトン。
難しい話ですが、選手達にとってオリンピックは最大の目標です。
全ての事がクリアになって、何事もなく北京オリンピックが開催されることを祈りたいですね。