CYCLIST FAN

トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 ボルドー合宿を取材してきました!

先日お伝えしました通り、トラックチームのボルドー合宿を取材させていただきました。
現地よりレポートが届いていますので、どうぞ。



ボルドー合宿レポート


いよいよ北京オリンピックが近づいて来ました。
なんだかんだと言っても、月日が経つのは早いですね。
さて、CYCLISTFANでは、なんと予告通り、ボルドー取材を敢行!
凄いですね!(←自画自賛です)



ボルドーのベロドローム


今回のボルドー合宿に参加している選手を紹介しますと、短距離からは伏見俊昭選手、長塚智広選手、永井清史選手、渡邉一成選手。
中距離からは飯島誠選手、和田見里美選手の6名です。当初、北津留翼選手、佃咲江選手も参加していましたが、途中帰国となっています。
さて、6人の様子ですが、合宿もほぼ一ヶ月が経ち、かなり疲労が蓄積されているようです。毎日の練習が厳しいようですね。
練習プランは、月曜から土曜までビッチリメニューが組まれ、北京に向けて強化するようになっています。



練習風景。短距離陣4人。


こちらは中距離の和田見と飯島。


ではそれぞれのコメントです。


伏見選手
前回(アテネの時)のコロラド合宿と一緒で、一ヶ月集中しようと思って今回フランスに入ったんですけど、良い練習も出来たし、良かったです。
でも最初風邪を引いちゃって、先行き不安だなと思ったんですけど、順調に練習が出来て、
スケジュール通り自分なりに追い込めているので北京では自信を持って挑めそうだし、満足しています。手応えは、悪くありません。
ファンに一言
今回の合宿も順調に、自分なりに仕上げられたので北京では精一杯、力を発揮出来るように頑張ります。



何やらマニエ監督から説明を受けている様子の伏見。


マニエ監督直々にバイクペーサー。


長塚選手
久々のスタートトレーニングだったので、肉体的にきついものがあったんですけど、結果的に良いようなトレーニングが出来たと思います。
(北京に向けては)本当に時間がないので、あと出来るのは調整なんですけれども、チームスプリントの練習をしっかりやって、
盛り上がった状態で本番を迎えようと思っています。
ファンに一言
オリンピックしかなかなか目立たないんですけれど、自分の仕事をしっかりして頑張りたいと思います。


渡邉選手
落車して足踏みしちゃったところがあったんですけど、それ以外は順調にきていると思います。
あとは疲れを溜めないでリラックスして走れれば、今まで持っている以上のものは出ると思うので、集中して出し切れるようにしたいですね。
(上半身大きくなっていません?)みんなに言われます!
パワーもだいぶ上がって、ウエイトでマックスも上がるようになってきたんで、状態的には良いと思います。後は疲れを取ってですね。
ファンに一言
結果は伴うか分からないですけど、悔いの残さないように全力で走りたいです。是非テレビの前で熱くなって欲しいですね。


永井選手
(チームスプリントは)長塚さんが早すぎてさようならです(笑)。もっと集中して行かないと離れちゃうんで。
パースの合宿(昨年12月)の時みたいに、250バンクに慣れて力を上げていくという目標で来たんですけど、なかなかタイムが出ないですね…。
今身体的には疲れているので、それを北京までにしっかり取って、きっちり調整していきたいです。
(雰囲気は?)パースの時はいなかった長塚さん、伏見さんがいるので良い雰囲気で出来てると思います。
ファンに一言
北京オリンピックでは自分の力を思い切ってだすので、応援してください。



チームスプリントは長塚、渡邉、永井で練習。


和田見選手
海外にいることで、環境的には凄く良かったと思います。
(佃選手の帰国で途中から女子選手一人になって)いつも行動を一緒にしていたので、一人になった時は凄く寂しくなっちゃたんですけど。
でもすぐに慣れたというか、そんなにずるずるとはならなかった。
合宿の成果は、前よりも身体が動くようになってきているので、順調に仕上がっていると思います。
日本に帰るまでは気を抜かないようにして、日本に帰ったら気持ち的にもリラックスしたいです。
そしてまた前橋の合宿に臨めたら良いと思います。



紅一点で頑張る和田見。


飯島選手
今日は合宿の最終日(現地24日。他の選手は25日まで)なんで疲れはかなり溜まっているんですけど、順調にここまでは来ていると思います。
自分の場合は、スタートラインについた時には勝負は決まっていると思うので、そこにいかに良い状態で立てるかだと思っています。
このあと26日からブルターニュでステージレースを走って、8月2日に帰国します。長距離選手は走ってなんぼなんで。
トラックで良い練習をして、ロードで心肺と持久を鍛えていきます。



今回の合宿に入る前にロードのステージレースを走ってきた飯島。このあともさらにステージレース!


もう時間がありません。北京まで。
あとは、フルに培われた実力を発揮して、オリンピックに臨んで欲しいですね。
頑張れ!日本!トラックチーム!