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トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 ガールズケイリン第2戦レポート

第2戦は速報しかお伝えしていなかったので、本当に遅くなってしまって恐縮ですが(ごめんなさい…)、レポートしたいと思います。
終戦の参考にしてみて下さい。
今回もまず予選2レース(1組6名)が行われ、それぞれ上位3名が勝ち上がり、合計6選手で決勝が争われました。


予選1組
1番 篠崎新純  23歳 千葉  セオレーシング
2番 針谷千紗子 18歳 栃木  キナンmuurking.com
3番 岡希美   21歳 群馬  法政大学
4番 遠山恵   25歳 岩手  チームサイクルミノル
5番 明珍裕子  19歳 福島  朝日大学
6番 村中恵美子 34歳 東京  キヨ・ミヤザワ



1番篠崎ー2番岡ー6番村中ー4番遠山ー5番明珍ー2番針谷の順で周回。


残り2周のバック付近。6番村中が上昇し、先行態勢へ。


残り1周のホーム。村中が早めの仕掛けで一気にスパート。


最終3コーナー。村中の番手にいた4番遠山が捲って出るも、その上を1番篠崎が捲る。


最終4コーナー。篠崎が捲り切り1着でゴール。2着には追走していた3番岡、3着には2番針谷が入った。


予選1組目1着の篠崎新純。


予選2組
1番 越田恵美子 33歳 石川  PEACE SPORT
2番 石井寛子  22歳 埼玉  スーパーKアスリートラボ
3番 三宅悠里  31歳 京都  Z-1 MEDALIST R.C
4番 松尾智佳  20歳 愛媛  松山大学
5番 大澤真子  26歳 愛媛  エキップユーレーシング
6番 堀友紀代  25歳 神奈川 神奈川自転車競技連盟



3番三宅ー5番大澤ー2番石井ー1番越田ー4番松尾ー6番堀の順で周回。


残り2周、打鐘から1番越田が上昇する。


越田の先行で残り1周へ。


一列棒状で進んでいた最終周回、バック付近から最後尾につけていた2番石井が踏み出す。


最終4コーナー。石井が前団をひと捲りにし、先頭に立つ。


そのまま大差をつけて石井が1着でゴール。2着には4番松尾、3着には先行で粘った越田が入線。


予選2組目1着の石井寛子。声援に応える。



勝戦
1番 篠崎新純  23歳 千葉  セオレーシング
2番 岡希美   21歳 群馬  法政大学
3番 針谷千紗子 18歳 栃木  キナンmuurking.com
4番 石井寛子  22歳 埼玉  スーパーKアスリートラボ
5番 松尾智佳  20歳 愛媛  松山大学
6番 越田恵美子 33歳 石川  PEACE SPORT



3番針谷ー5番松尾ー6番越田ー4番石井ー1番篠崎ー2番岡の順で周回。


残り2周の2コーナー付近。4番石井が上昇開始、後ろの1番篠崎、2番岡もぴたりと追走。


石井の先行態勢で最終周回へ。


最終4コーナー、まだ石井が先頭。番手の篠崎が加速。


直線で石井を交わした篠崎が1着でゴール。2着には先行の石井、3着には岡が入った。


この日は記念競輪開催日とあって観客も多く、走り終わった女子選手たちに大きな声援と拍手が飛んだ。選手たちも嬉しそう。


ガールズケイリン第2戦を優勝した篠崎。


実は篠崎選手と石井選手は明治大学時代の先輩・後輩という間柄。
レース後に話しを聞くと、前回の第1戦の決勝で先行した篠崎選手の後ろを石井選手が回ったこともあり、
「今回は自分が前で先輩を引っ張りました。優勝してくれて良かったです」と笑顔を見せていた石井選手。
優勝した篠崎選手も「(石井)寛子の後ろにつければチャンスはあると思っていました。地元で勝てて嬉しいです」と話していました。
見事なライン戦だったわけですね! これもケイリンの面白さでもあります。


第3戦には佃咲江選手も出場しますが、石井選手が並々ならぬ闘志を燃やしていたのも印象的です。
「もう絶対に勝ちますよ!!」と気合い入りまくりでした(笑)。
さあ最終戦が楽しみです!