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トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 全プロBMX大会レポート

以前こちらでもお伝えした、「第55回全日本プロ選手権自転車競技大会BMX競技」が10月5日(日)、国営ひたち海浜公園にて開催されました。
今回から初めて行われた全プロでのBMX競技ということで、全日本BMX連盟のサポートの元、BMXのトップライダーたちもデモンストレーションで参加するなど、
なかなか見応えのある賑やかな大会でしたよ!


では、この大会の模様を写真を中心にレポートです。競輪選手の大運動会(←失礼ですね笑)をお楽しみ下さい!


今大会の出場選手は40名。
まず予選は8組(各5名ずつ)で行われ、3回走って、そのトータルの着順ポイントにより勝ち上がりが決まります。
勝ち上がった32名が準々決勝に進み、8名ずつ4組でレースが行われ(準々決勝以降は1回のみのレース)、それぞれ上位4名が準決勝へ。
準決勝は8名ずつ2組で争われ、こちらも各上位4名が勝ち上がり、計8名で決勝が行われます。



全体は写っていないのですが、コースはこんな感じ。


コース脇のピットの雰囲気。


開会式。


では準決勝からレースレポートです。


1組目
22番 稲川翔   大阪
19番 梅澤謙芝  三重
7番 関靖夫   埼玉
17番 小林信晴  愛知
20番 小谷文吾  三重
10番 幸田光博  栃木
9番 小佐野文秀 山梨
34番 林明宏   高知



1組目スタート。


22番稲川と7番関がリード。


稲川が先頭。


最初のバンクに入り、稲川がリードを広げる。


予選からダントツの速さだった稲川が準決勝でも危なげない走りを見せる。


稲川が1着でゴール。


2組目
16番 滝川秀嗣 愛知
4番 平沼由充 福島
21番 木本賢二 大阪
18番 児玉利文 岐阜
6番 徳永信資 東京
12番 原田和明 千葉



2組目スタート。


4番平沼が飛び出す。


バンクに入る手前で12番原田の足が…!


落車! 痛そう…。


快調に逃げる平沼。


平沼が1着でゴール。


決勝
22番 稲川翔  大阪
7番 関靖夫  埼玉
18番 児玉利文 岐阜
21番 木本賢二 大阪
19番 梅澤謙芝 三重
17番 小林信晴 愛知
4番 平沼由充 福島
16番 滝川秀嗣 愛知



決勝スタート。


22番稲川が早くも先頭に。


前を行く稲川を追う後続で落車が発生。


完全に一人旅状態になった稲川。


必死に追う7番関と18番児玉の2、3位争いは激戦。


ゴール前の直線に入った稲川。


ガッツポーズをしながら稲川が余裕のゴール!


全プロBMX大会の初代優勝者は稲川翔に。もともとBMXの経験者なのだとか。さすがに巧いはずです。


表彰式。左から2位関、1位稲川、3位児玉。


デモンストレーションレースのほうもいつくか写真をアップしておきますね。
当たり前ですが、やっぱり本職のBMXライダーの走りは凄い! 格好良かったですよ〜。


飛んでます。この先頭の79番の選手は世界選で優勝経験もある三瓶将廣選手。注目を集めてました。


思う存分飛んじゃってます。


小・中学生たちによるレースも行われました。


ちびっこと言えども凄いです!


三瓶選手と、今回は北日本地区の監督として参加していた高谷選手のトークショーもありました。