CYCLIST FAN

トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 2日目レポート。現地からです

2日目の日本人選手は既報とおり、ケイリンに佐藤選手、渡邉選手、スクラッチに盛選手。


まずケイリン
佐藤選手、渡邉選手ともにレースをさせてもらえず、後方に置かれ一回戦は終了。
レース後、佐藤選手は「かなり悔しい。行けるところがあったのに、後方に置かれてしまった。敗者復活は頑張る」とコメント。
渡邉選手は、もくもくとクールダウン。


敗者復活戦は、日本人選手が二人同乗し、連係するのかどうするのか、気になるところではあったのですが、ガチンコ勝負を選択。
レースは渡邉選手の先行となったのですが、さすがに1着権利という事もあって、暗黙の連係というわけにも行かず、二人とも敗退となってしまいました。
レース後は「悔しい。勝てないわけでは無いのが余計悔しい。絶対リベンジする。来年にはメダルを狙う!」と佐藤選手。


男子ケイリン1回戦敗者復活戦のスタート。写真奥が佐藤、手前が渡邉。


予選の部が終わり、午後19時から本戦スタート。
注目はスクラッチ。前大会では、ラスト6周で一人でアタックし、場内を大きく沸かせ、世界の盛となった6位があり、更にワールドカップコペンハーゲン大会で金メダルを獲得した事もあり、今大会は世界でも注目される存在の盛選手。
また、カヴェンディッシュも出場で、会場は大きく盛り上がりました。


レースは、序盤から早い展開となり、集団は大きく伸びた形になったのですが、緩んだところで、6選手がアタック。
この集団に盛選手が入っていたのです。上手い!
しかしながら、集団に追いつかれるのかと思いきや、集団は追わず、半周ぐらいの差をつけてから追い始めたが、追いつけず逆に、6選手がガンガン追い上げ、残り22周ぐらいで、ラップ認定。
ここで、追い上げをしていたカヴェンディッシュが先頭に。
この時には、優勝はこの6選手の中からでほぼ間違いない状態となり、後はこの6人の中での順位が大きく関わってきていました。
そして、残り2周。ここで盛が位置取りに失敗。6人の中で後方に置かれ、ゴール。結果は5位でしたが、悔しいゴールとなってしまいました。
レース内容、結果はともあれ、それにしても相変わらずの熱い走りは、侍ジャパンどころじゃないですね!


レース後の盛選手は「悔しい。メダル狙えていたのに。残り2周で位置取りに失敗しました。アタックすればよかったんですけどね。出来なかった自分に悔しい…」
とコメント。
大丈夫です!来年の世界選では、絶対メダルは狙えます!
クラッチでは世界の盛なんですから!



男子スクラッチ。今や日本人選手でもっともメダルに近いと言っても過言ではない盛に期待が集まった。


1ラップアップを決め、ほぼこの6人に勝負の行方は絞られる。


残り2周。盛はレース後「あそこでの位置取りに失敗した」と話す。


ゴール。盛は悔しい5着となった。優勝はフランスのKNEISKY Morgan。


カヴェンディッシュも出場し、会場は盛り上がった。


他の種目では、テイラー・フィニーがインディビジュアルパーシュートで優勝!
また強い選手がエリートの中に、入ってきました。
今後に注目ですね。



男子個人追い抜きはアメリカのテイラー・フィニーが優勝。タイムは4分17秒631。


1990年生まれのフィニー。現在18歳! これからが本当に楽しみです。


それにしても速報が速報でなくなっていますね。申し訳ありません。
三日目から頑張ります!