1週間をかけて日本国内を巡るロードレース、第13回ツアー・オブ・ジャパンが5月17日に開幕となりました。
1st Stageとなる大阪・堺ステージを取材しましたので、フォトレポートでお伝えします!
さて、今年はこれまでとコースが変更になった堺ステージ。
「仁徳陵古墳」に隣接する大仙公園を周回する、1周2.7kmというショートコースを38周回、トータル102.6kmの距離で争うレース。
まさにクリテリウムですね。
まずはレース前の様子から。当日は雨予報でしたが、スタート前はまだ曇り空で雨は降っていませんでした。
公園内の広場にチームピットと、選手紹介や表彰式用のステージが組まれていました。
カルミオーロ・Aスタイルのピットに現れた謎の(?)Aスタイルガール。記念撮影しまくりです(笑)。
選手紹介。こちらはUCIレース初参戦となる期待の宇都宮ブリッツェン。
アミーカチップスの宮澤崇史選手。エースナンバーをつけての凱旋レースとなった。
もう一カ所の広場もイベントや出店などで賑わっていましたが、大型ビジョンが用意されレース観戦できるようになっていました。
スタート地点からすぐのカーブは、百舌鳥駅の目の前。
スタート直後からいくつかのアタックがあったが、10周目に入って西谷(愛三)、鈴木真理(シマノ)、ラファエール(アミーカ)、ハワード(AIS)の4名の逃げが決まる。
ワン・カンポー(ホンコンチャイナ)など数名が飛び出し、前の4名を追いかける。
逃げる4選手を追う追撃グループは一時6名に。この頃にはもう雨が降り始めた。
逃げ続ける4選手。メイン集団とは最大1分30秒ほどの差が開いた。
レース中盤が過ぎ、苦しそうな表情となった鈴木真理。チームのブログによると、堺ステージは補給が認められていないこともあり、ハンガーノックになっていたそう。
追撃グループはすでにメイン集団に吸収され、さらにメイタン、Aスタイルなどが中心となってペースを上げ、前との差を縮めて行く。
先頭の4選手が残り2周に突入。メイン集団との差は20秒前後。しかしこのあと集団が猛追し…!
全員吸収されるかと思いきや、ハワードが単独で再アタック! アドバンテージを保ったまま、残り1周へ。
優勝したチームAISのリー・ハワードは19歳ながら、今年のトラック世界選手権のオムニアム(200mTT、1kmTT、スクラッチ、ポイント、3km個人追抜きの総合成績で競う種目)で世界チャンピオンにもなっている選手。
この堺ステージのリザルトはかなり混乱があったようで、今日になって訂正されるなどしています。
詳しくはツアー・オブ・ジャパン公式サイトでご確認ください。
公式サイトはこちら。http://www.toj.co.jp/toj13/
最終日の東京ステージも取材しますので、お楽しみに!