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 2009アジア選手権取材レポート第2弾! インドネシア車連の方々に多謝!

2009 Asian Cycling Championship 取材日記2

シンガポールから、バリクパパンに飛んで行くのは良かったのですが、問題はそこから先でした。
昨日、現地にいる日本自転車競技連盟の方に電話して、バリクパパンの様子を聞いたら、「かなりアジアの感じがする国だよ」と言われ、あ〜タクシー乗るのも一苦労か…なんて落ち込んでいたのです。
ぼったくられたり、わけわからないことを言われたり。
東南アジアの香りがする一発目のお出迎え。
憂鬱な出発となりました。



で、シンガポール空港で飛行機を待っていたら、知っている顔の方がいらっしゃる。
そう、香港チャイナの監督です。
「東京暑い?」なんて会話をしながら、内心、助かった! 最悪便乗させてもらおう!
なんて考えていました。
当初の予定は、日本チームに便乗しようと思っていたんですが、
旅行代理店の方に、「治安は大丈夫ですよ」なんて聞いたものですから、ここは冒険を!
なんて思ったのがいけなかった。


かなりの後悔をしつつ、飛行機は一路バリクパパンへ。
飛行機のタラップを降り、地上に降り立つと
インドネシアだ」と、20年ぶりの地を踏み、さらに鬱に。
イミグレーションを通り、預けた荷物を取りにいくと、足の踏み場もないぐらいに香港チャイナの荷物が散乱し、てんやわんやとなっていました。
荷物は転がっていて、まあとりあえず出るか、その前にパスポートをしまって…。なんて考えながら歩くと、いきなり、呼び止められ「ギクっ」
「私は何もしてません!何も悪いものは持ち込んでません!」と言おうとしたら、
巨大なバッグの透視装置があり、荷物を通せと言われ、ホッとしながら、荷物を台に乗せセキュリティに。
でも、なんで降りるときに?
と思えば、もしかしたら、密輸品のチェック?
カメラ、レンズ機材を持って来ている人間としては、わけわからないことを言われると困った!
なんて思ったら、監視している人間は、飯食っていて、見ていない。
で、無事通過。
アーここから!と気合を入れたら、
「○○サン?」と見知らぬインドネシア人から呼び止められ、かなりびっくり!
到着したばかりで、名前を知っているなんて、インドネシアのぼったくりは凄い!と真面目に思いました。
知らん顔して行こうかどうしようか考えて、でも聞くだけ聞こうと「なに?」って聞いたら、
「車があります」
完璧にびっくり!
なんでしっとんの?


で、聞いたら、インドネシア車連の方が車を用意してくださったようで、これには本当にありがたかったです。
本当に感謝しつつ、車に乗り込みサマリンダへ。
しかし、恐怖が待っていました。
東南アジアですから、交通ルールはいい加減なのはいいとして、
「いきなりカーチェイス始めやがった!」
原因はこちらのドライバーは全く悪くなく、後方にいた車が、対向車が来ているにもかかわらず、こちらの車を強引に抜いたんですね。
そしたら切れた!
いったい何キロ出すの。対向車は来ているんですけど。前方の抜いた車は、車線をまたいで走り、抜かせないようにしているし。
これが、1時間近く続いたのでした。
しかし、無事到着。


明日からの取材を頑張ります!
ちなみに、
成田→シンガポールエアバスのでっかい飛行機でした。
ビジネスクラスを見たのですが、関取が十分座れる広さです。


昨夜食したチキンライス。
東南アジアでは良く食べます。でもご飯が普通の白米ではなく、ハーブも炊きこんであり、嫌いな方は食べられないでしょう。


朝、シンガポール空港で食べたのが、MEEなんとか。
スパイシーなカレーがかかったヌードルです。


バリクパパンからサマリンダに向かう途中の景色。
太陽が沈むところなんですが。


サマリンダのモスク?簡易なカメラで撮ったので、うまく写っていません。


ではまた12日に!