さて2009アジア選手権のフォトレポートもこれで最終回となりました。
最後は男子&女子の個人タイムトライアルです。
★女子個人タイムトライアル
8月17日に行われた女子個人タイムトライアル。
ロードレースと同じコースから山岳部分をカットした1周15.7km、細かなアップダウンはあるものの平坦基調のコースプロフィールで争われた。
女子は1周。日本からは萩原麻由子選手が出場。
優勝は中国のタン・ケロン。ロード、タイムトライアルともに金メダルの2冠を達成。
2位はトラック競技のほうでも活躍していたノンタシン・チャンペン(タイ)。
ちょっと気になったインドの選手。柄物のインナーに視線釘付けですが、それよりもバイクパンツをよく見ると「ダイハツ・ボンシャンス」と…。
女子個人タイムトライアル リザルト
1位 タン・ケロン(中国) 28:32.30
2位 ノンタシン・チャンペン(タイ) 29:26.03
3位 マリーナ・アンドレイチェンコ(カザフスタン) 30:05.79
5位 萩原麻由子(日本) 30:32.04
★男子個人タイムトライアル
女子に続いて行われた、男子個人タイムトライアル。コースは同じで距離は2周回の41.8kmで争われた。
日本からは佐野淳哉選手と嶌田義明選手が出場。
あまり目立たなかったが、実はロードにも出場していたアンドレイ・ミズロフ(カザフスタン)。
佐野の次にスタートしたミズロフが、途中で佐野を追抜き、2位に入る。
さらに桁違いのスピードを見せたのがヴィノクロフ。
3位になったのはキルギスタンのEugen WACKER。
1位を確信していたのか、指を一本立ててゴール。もちろん優勝となった。
2位のミズロフに2分近い差をつけての金メダルとなったヴィノクロフ。2年間の出場停止処分が明けたばかりだが、さすがにアジアのレースでは格の違いを見せつけた。
3位のキルギスタンの選手も交えて記念撮影をするカザフスタンチーム。しょっちゅう写真を撮りまくっている(笑)。
レース後の佐野と嶌田。どちらも表彰台には届かず。日本チームはロード、タイムトライアルともにメダルの獲得はならなかった。
男子個人タイムトライアル リザルト
1位 アレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン) 49:18.87
2位 アンドレイ・ミズロフ(カザフスタン) 51:01.80
3位 Eugen WACKER (キルギスタン) 51:41.37
6位 佐野淳哉(日本) 52:30.89
11位 嶌田義明(日本) 54:33.07
以上で2009アジア選手権のレポートは全て終了です。
ずいぶん時間が掛かってしまい、すみませんでした。ご覧になって下さった皆さま、ありがとうございました!