大会2日目に行われた種目のレポートです。
●女子3km個人追抜き
16名が出走。
予選はHOUVENAGHEL Wendy(イギリス)が2位のTOMIC Josephine(オーストラリア)に9秒の大差をつけ3分30秒800で1位に。
予選の結果から、1-2位決定戦はHOUVENAGHELとTOMIC、3-4位決定戦はKOEDOODER Vera(オランダ)とOLABERRIA DORRONSORO Leire(スペイン)の対戦となった。
1-2位決定戦に臨むのは今年の世界選手権銀メダルのHOUVENAGHEL(イギリス)。
こちらはオーストラリアのTOMIC。予選のタイム差からすると逆転は難しそうだが…。
2000mを過ぎ、HOUVENAGHELがついにTOMICに追いつき、オーバーラップ。勝利は確定したが、このままHOUVENAGHELは走り続けタイムも計測される。
予選よりもタイムは伸びなかったが、走り終えたHOUVENAGHELに会場は大歓声。
女子3km個人追抜き リザルト
1位 HOUVENAGHEL Wendy(イギリス) 3分31秒929
2位 TOMIC Josephine(オーストラリア) OVL
3位 KOEDOODER Vera(オランダ) 3分41秒522
●女子ポイントレース
予選は22名ずつ2組、10kmで行われ、それぞれ上位12名が決勝へ進出。決勝は20km(80周)、10周ごとに計8回のポイント周回で争われた。
ラップする選手は出ず、終始集団でのレースとなった女子ポイントレース。
前半はポイントがばらけていたが、後半からは地元イギリスのアーミステッドを中心に5選手ほどで得点を奪い合う展開に。
スクラッチでは振るわなかったゴンザレス(キューバ)だか、ポイントレースでは世界選手権銀メダルの実力を発揮し、2位に入った。
優勝は残り10周のポイント周回とゴールで1着通過、10ポイントの上積みが効いたアーミステッド。
今年の世界選手権銅メダルの実力者、アーミステッド。地元でのW杯勝利に笑顔がこぼれる。
女子ポイントレース リザルト
1位 ARMITSTEAD Elizabeth(イギリス)
2位 GONZALEZ VALDIVIESO Yumari(キューバ)
3位 ROMANYUTA Evgeniya(ロシア)
●女子チームスプリント
12カ国が出走。予選1位はオーストラリアで33秒363、2位オランダ、3位ドイツ、4位イギリス。
この結果、1-2決定戦はオーストラリアとオランダ、3-4位決定戦はドイツとイギリスの対戦になった。
4位となりメダルを逃したイギリス。今回はJAMES Rebecca18歳、VARNISH Jessica19歳という非常に若いコンビで臨んだ。
3位のドイツはGLOSS Dana、WELTE Miriamの2人。
2位のオランダはウィリー・カニスとHIJGENAAR Yvonne。
優勝はアンナ・ミアーズとMCCULLOCH Kaarleのオーストラリアチーム。
女子チームスプリント リザルト
1位 オーストラリア 33秒653
2位 オランダ 34秒014
3位 ドイツ 34秒390
●女子500mタイムトライアル
19名が出走。
3位に入ったのはウィリー・カニス(オランダ)で33秒984。
今年の世界選手権で33秒296のアワーレコードを叩きだしたシモーナ・クルペシカイテが最終走者として登場したが、タイムは伸びず、34秒066で4位となり表彰台を逃す結果に。
優勝はクルペシカイテとともに最終組で出走したアンナ・ミアーズ(オーストラリア)で33秒632。クルペシカイテに破られる前までの世界記録はこのミアーズが持っていた。
今年の世界選手権では2位に敗れているだけに、今シーズンはもちろん雪辱を期しているはず。幸先のいいスタートに笑顔のミアーズ。
女子500mタイムトライアル リザルト
1位 MEARES Anna(オーストラリア) 33秒632
2位 PENDLETON Victoria(TEAM SKY + HD) 33秒838
3位 KANIS Willy(オランダ) 33秒984