トラック世界選手権も３月24日からと、もう目前に迫ってきました！
出場する成田和也、渡邉一成、新田祐大、浅井康太、飯島誠、盛一大の６選手は現在、オーストラリアのパースで最後の合宿に入っています。
CYCLIST FANではもちろん今年の世界選手権も現地取材を敢行！ 速報レポートもお届けする予定ですが、その前に…。
１月に行われた今シーズンのW杯最終戦である北京大会のレポートがまだでした…。
雑誌には掲載済みなのですが（『KEIRINマガジン』等、ご覧下さいね！）、ブログのほうではまだアップしていませんでしたので、遅ればせながら写真を中心にレポートしたいと思います。
少しずつのアップになるかと思いますので、ちょこちょこチェックしていただけると嬉しいです。
では、2009-2010トラックW杯第４戦北京大会レポートその１、初日に行われた種目からスタートです！
●男子チームスプリント
19チームが出走。
日本チームは成田和也、柴崎淳、新田祐大のメンバー構成で出場。W杯初出場、チームスプリントの第２走を走るのも初めてという柴崎を起用してのレースだったが、タイムは45秒687と振るわず、11位という結果になった。
第１走成田。スタートで「発走機に引っかかってしまった」と話していた成田だが、それでも第１走としての個人タイムは18秒030、全体でも６位の安定感。
第２走柴崎。直前の合宿で久しぶりに250mバンクを走ったという柴崎も「スタートがうまく行かなかった」と話す。初めてのW杯は納得のいくものではなかったようだが、「これからです！」と今後も本格的に競技に取り組むことを宣言。
第３走新田。W杯第１戦マンチェスターでは強豪揃いの中、13秒台で全体でも４位のタイムを出した新田だが、この北京では14秒台と伸びず。
日本チームはタイム45秒687で11位に。
３-４位決定戦は予選３位のフランスがMOSCOW TRACK TEAMを下した。
最終戦で初めて今シーズンのW杯に出場してきたフランスのグレゴリー・ボジェ。やはり存在感あります。
２位はオーストラリアのトレードチーム、TEAM JAYCO。
優勝は地元の中国。躍進目覚ましい中国だが、特にタイムトライアル系の種目は各選手がめきめきタイムを上げてくる。
男子チームスプリント表彰式。
男子チームスプリント リザルト
１位 中国 44秒237
２位 TEAM JAYCO 44秒748
３位 フランス 44秒638
11位 日本（成田和也・柴崎淳・新田祐大）45秒687
●男子個人追抜
19名が出走。日本からは出場なし。
３-４位決定戦はQUAADE Rasmus Christian（デンマーク）とKAIKOV Valery（LOKOMOTIV）の対戦になったが、予選４位だったKAIKOVが逆転で銅メダル獲得。
予選２位、最終成績も２位となったマイケル・ヘップバーン（オーストラリア）。
予選では２位に３秒近い差を付けてトップに立ったSHCHEDOV Vitaliy（ウクライナ）が１-２位決定戦でも勝利し、優勝。
男子個人追抜表彰式。優勝したSHCHEDOVは今季のW杯リーダーにも輝いた。
男子個人追抜 リザルト
１位SHCHEDOV Vitaliy（ウクライナ） ４分26秒722
２位HEPBURN Michael（オーストラリア） ４分27秒969
３位KAIKOV Valery（LOKOMOTIV） ４分27秒648
●女子個人追抜
17名出走。日本からの出場はなし。
３-４位決定戦でオーストラリアのKENT Sarahを下したWHITTEN Tara（カナダ）が銅メダル。
２位はSEREIKAITE Vilija（リトアニア）。
優勝はアルカンシェルを身にまとったSHANKS Alison（ニュージーランド）。予選から２位に６秒近い大差をつけての勝利となった。
女子個人追抜表彰式。
女子個人追抜 リザルト
１位 SHANKS Alison（ニュージーランド） ３分33秒360
２位 SEREIKAITE Vilija（リトアニア） ３分41秒679
３位 WHITTEN Tara（カナダ） ３分40秒365
●女子スクラッチ
予選２組が行われ、それぞれ上位12名ずつ計24名が勝ちあがり決勝が争われた。日本からの出場はなし。
決勝戦。残り数周で集団から飛び出したKOEDOODER Vera（オランダ）とTREBAITE Ausrine（リトアニア）がそのまま後続を振り切り、KOEDOODERが先着で優勝を飾った。
女子スクラッチ表彰式。
女子スクラッチ リザルト
１位 KOEDOODER Vera（オランダ）
２位 TREBAITE Ausrine（リトアニア）
３位 ROMANYUTA Evgeniya（ロシア）
まだまだ続きます！
