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トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 第10回チャレンジ・ザ・オリンピックリザルト

本日4月25日(日)、グリーンドーム前橋で開催された第10回チャレンジ・ザ・オリンピックの結果です。
男子200mフライングタイムトライアルでは日本記録を更新するタイム(正式な認定はこれからですが)が飛び出していますよ!


●男子200mフライングタイムトライアル
1位 北津留翼 10秒042 


2位 深谷知広 10秒099 


3位 永井清史 10秒177 

これまでの日本記録は2008年6月の全日本トラック(場所はやはりグリーンドーム前橋)で北津留選手が出した10秒181でしたが、この上位3選手がそれを上回るタイムをマーク!
北津留選手は北京オリンピック以降、ナショナルチームを離れていましたが、これから競技の世界に本格的な復帰となるのでしょうか。楽しみですね。
また深谷選手は昨年のW杯では200mのタイムが出ず、スプリントで予選落ちも経験。これまでのベストタイムは10秒半ばだと話していましたが、びっくりするほど大幅な更新です!


●女子200mフライングタイムトライアル

1位 石井寛子 11秒782
2位 沼部早紀子 12秒018
3位 前田佳代乃 12秒067


アジア選手権帰りの石井選手が唯一の11秒台で1位。そのアジア選では練習中に上野みなみ選手と落車し、肋骨に怪我を負ってしまった石井選手。このチャレンジもどうなることかと心配していたのですが、ふたを開けてみれば2002年に太刀川麻也選手が出した日本記録の11秒675に0.1秒と迫る好記録!


●男子250mタイムトライアル
1位 柴崎淳 18秒482
2位 雨谷一樹 18秒517
3位 坂本英一 18秒677


雨谷選手は深谷選手とともにジュニア時代に国際大会でも活躍していた逸材で、昨年競輪選手としてデビュー。今はいろいろ試行錯誤しているようですが、大器の復活に期待です!


●男子4kmタイムトライアル
1位 佐々木龍 4分48秒233
2位 川西貴之 4分50秒888
3位 窪木一茂 4分52秒560


佐々木選手、窪木選手もアジア選手権帰り。ちなみに5位には鹿屋体育大学時代、中長距離種目で活躍していた角令央奈選手が入っています。競輪学校も卒業し、デビュー間近ですが、また競技のほうにもチャレンジしていく意向のようです。


●女子3kmタイムトライアル
1位 田中まい 4分02秒390
2位 豊岡英子 4分02秒591
3位 井上玲美 4分04秒483


田中選手、井上選手はガールズケイリンでも頑張っていますよ! 


●男子3kmタイムトライアル ※ジュニア
1位 和田力 3分39秒516
2位 高宮佑介 3分41秒005
3位 矢野智哉 3分43秒032


●女子2kmタイムトライアル ※ジュニア
1位 岩田知夏 2分50秒496
2位 武田和佳 2分54秒178
3位 浅田聖奈 2分59秒429


●男子1kmタイムトライアル
1位 浅井康太 1分04秒863
2位 脇本雄太 1分05秒357
3位 才迫勇馬 1分05秒696


浅井選手、脇本選手ともに昨シーズンのW杯ではケイリンで活躍した選手。浅井選手は世界選手権にも出場しました。


●女子500mタイムトライアル
1位 前田佳代乃 35秒670

2位 石井寛子 37秒356
3位 沼部早紀子 38秒173


前田選手が昨年8月のジュニア世界選手権で出した自己ベスト36秒111(ジュニア日本記録)を大きく更新するタイムで1位! 向上心に溢れ、努力家の前田選手。ついに35秒台をマークし、スピードスケートの大菅小百合選手がアテネオリンピックで出したシニア日本記録35秒045も視野に入ってきました!


各種目の1位から3位までの選手は以上です。
全選手のリザルトはJCFのサイトでご確認を。http://jcf.or.jp/