CYCLIST FAN

トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 本日より開幕! 前日のオープニングセレモニーでは黙祷も

いよいよ2011トラック世界選手権の初日を迎えました。
現地時間午後3時(日本時間午後11時)から男子団体追抜予選を皮切りに競技開始となります。


本日の日本人選手の出場は… ※表記の時間は日本時間
★午前1時15分〜 男子チームスプリント予選  雨谷一樹、渡邉一成、新田祐大 
★午前3時〜   女子500mタイムトライアル  中川諒子           
★午前4時20分〜 女子ポイントレース     上野みなみ
★午前4時55分〜 男子スクラッチ       盛一大


男子チームスプリントはどこまで上位に食い込めるか。男子スクラッチの盛選手は昨年この種目で銅メダルを獲得しているだけに、期待が高まります! そして初出場の中川選手、上野選手にも頑張ってほしいですね。

初日のタイムスケジュールはこちら。
http://www.tissottiming.com/sports/cycling/track/classics2011_apeldoorn/ScheduleCompetition_Day1.pdf


全種目のスタートリスト、リザルトはこちらの公式サイトで随時アップされます。
http://www.tissottiming.com/sports/cycling/track/classics2011_apeldoorn/index.htm
※男子チームスプリントのスタートリストでは誤って浅井選手の名前が入っていますが、出場するのは新田選手です。


昨日は大会前日の練習とオープニングセレモニーが行われ、現地から写真とレポートが届きました!
以下レポートです。 Photo&Text Takenori WAKO ※キャプションのみ編集部


大会前日レポート

大会前日。会場では練習が行われました。



オランダ・アペルドールンのヴェロドローム。各国チームの練習が行われている。


日本チーム全員勢揃い。


いきなりオープニングセレモニーが。というより現地の方々はチケットを買って見に来ておりました。
19時30分、場内が暗くなり、まず日本に黙とうがささげられました。場内の観客、他国のチームも、黙とう。



黙祷する日本チーム。


会場の観客たちも起立して黙祷を捧げてくれた。


そこからセレモニーがスタート。
各国チームが紹介され、日本も。日本は選手全員が、トラックを歩いて回り、ファンの声援に応えていました。日本の選手には喪章が。



子供たちの先導で各国チームが紹介されていく。


日本チームは全員喪章をつけトラックに登場。


また各国チームを先導するこども達の自転車には、日の丸が掲げられ、そこには言葉がありました。ハンドルバーテープは、黒で喪章です。また、イベントに参加したスタッフも日の丸をつけ、IDカードのストラップは黒で、弔意を表してます。



先導の子供たちの自転車には日の丸のプレートが。


プレートに書かれた言葉。「日本の人々は、私たちはあなたを思う」ちょっとぎこちない日本語ながら、精一杯の労りと心遣いに胸が熱くなる。感謝。


選手達は、自分達が走り、勝つことで日本を少しでも元気にしたいと全員言っています。
皆さん是非応援してください。



遠く日本に思いを馳せながら、日の丸を胸に戦うことを誓う。


私たちも応援すること、伝えることで選手たちの思いに応えられたらと思っています。
このあとも現地からの情報を織りまぜながら、なるべく速報で選手たちの活躍をお届けする予定です!