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 2012アジア選手権5日目現地速報! トラック最終日は男子ジュニアケイリンが谷口金メダル、清水銀メダル!! 男子エリートケイリンは渡邉銅メダル!

ついに大会5日目、トラック競技の最終日を迎えました。今日はスタートから日本人選手のレースが続き、すぐに結果をアップできずにすみません! すでに全ての競技が終了していますので、まとめてお伝えします。


まず女子オムニアム。前半戦が終わって6位で迎えた後半戦、加瀬選手は4種目めの個人追抜を3分51秒071で1位といいスタートを切ります。しかし次のスクラッチカザフスタンが単独でラップ、あとは牽制状態が続き、最後のゴールで集団スプリントとなり、加瀬選手は最後位の7位となってしまいました。そして6種目め、500mタイムトライアルは37秒234で5位。この結果、加瀬選手の最終順位は30ポイントの6位となっています。


男子オムニアムは前半戦7位で折り返した西谷選手。個人追抜は4分44秒545で2位となり、ここで総合順位を4位まで上げます。しかし次のスクラッチで7位と大きな着となってしまい、最後の1kmタイムトライアルも1分08秒102で6位と挽回できず、最終順位は34ポイントの7位という結果になりました。


ケイリンはジュニアが決勝、エリートが2回戦と決勝が行われました。
まずジュニアは谷口選手と清水選手が決勝を走り、谷口選手の先行に番手の清水選手がしっかり追走、そのまま他を寄せ付けず、見事ワンツーを決め、谷口選手が金、清水選手が銀メダルを獲得しています!! 谷口選手はこれで3つの金メダル、清水選手も金、銀、銅の揃い踏みとなりました。それにしても2人とも強い! これからが本当に楽しみな選手です。


エリートは女子の石井選手と前田選手が2回戦に臨みましたが、2人とも4着で残念ながら決勝進出を逃しました。7-12位決定戦では2人が連携してのレースとなり、前田選手の先行に石井選手が追走する形となり、ゴールは石井選手が3着、前田選手が4着。これにより最終順位は石井9位、前田10位となりました。


男子はいろいろトラブルがありました…。まず2回戦は渡邉選手と新田選手が同組でワンツーを決め、決勝進出。決勝では渡邉選手が先行、新田選手が番手につく形となりますが、最終4コーナーまで先頭だった渡邉選手をゴール前で差したジョサイア・ヌグ選手が1着、さらにヌグ選手に乗ったアワンも突っ込んで僅差ながら渡邉選手を交わして2着。3着渡邉、4着新田の順でゴールとなりました。表彰式ではこの着順のままメダル授与となりましたが、このあと突然渡邉選手に降格の通達が。ゴール前のブルーバンド走行で違反を取られたようですが、これに日本チームが猛抗議。長い抗議の末、渡邉選手の降格が取り消され、3位で確定。銅メダル獲得となりました。新田選手は4位です。


本日の競技の結果は以上です。トラック競技はこれで全ての日程を終了しました。