ロンドンオリンピックの出場権を懸けた、最後の大一番がいよいよ始まります！
2012トラック世界選手権は４月４日（水）〜８日（日）までの５日間の日程で、オーストラリア・メルボルンで開催。
日本からの出場選手は以下の通りJCFより発表されています。
2012 UCIトラック世界選手権
開催場所 オーストラリア・メルボルン
開催日程 2012年４月４日（水）〜4月 8日（日）
監督 松本整（JCFナショナルチーム総監督）
コーチ 坂本勉（ナショナルコーチ）
村田正洋（アシスタントナショナルコーチ）
アドバイザー 沖美穂（JCF強化アドバイザー）
出場選手
中川誠一郎（JPCA・JPCU熊本）
渡邉一成（JPCA・JPCU福島）
新田祐大（JPCA・JPCU福島）
雨谷一樹（JPCA・JPCU栃木）
西谷泰治（愛知・愛三工業レーシングチーム）
石井寛子（茨城）
前田佳代乃（鹿児島・鹿屋体育大学）
田畑真紀（JPCA・ダイチ）
加瀬加奈子（新潟・日本競輪学校）
上野みなみ（青森・鹿屋体育大学）
2012トラック世界選手権公式サイトはこちら。 http://www.2012trackworlds.com.au/
現在のところ発表されている大会プログラムはこちら。タイムスケジュールは直前に変わることもありますので、ご注意を。
http://www.uci.ch/Modules/BUILTIN/getObject.asp?MenuId=MTYzNDk&ObjTypeCode=FILE&type=FILE&id=NzUxODY&LangId=1
まだ準備中ですが、大会が始まるとスタートリスト＆リザルトは随時こちらにアップされます。
http://www.tissottiming.com/sports/cycling/track/cmt2012/index.htm
さて、今回日本チームで非常に気がかりなのが、オリンピック種目でもある男子オムニアムの出場権が確保できなかったこと。世界選手権はW杯などと違い予選がないため、オムニアムの出場選手は24名となります。今季の個人UCIポイントランキングから上位24名が出場権を得られるわけですが（出場は各国１名の原則があるため、ひとつの国で複数の選手が入っている場合は一番上位の選手に権利が与えられる）、日本は西谷泰治選手が28位、盛一大選手が41位。上記の各国１名の原則をランキングに反映させると、実質西谷選手は25位となり、現在のところ１番目のリザーブ選手となっています。
今季はオリンピックを意識し、西谷、盛の２人態勢でオムニアムを戦ってきましたが、個人ランキングで出場権が決まる世界選手権の場合は、２人でポイントを振り分ける形としたことが、逆に厳しい結果を招いてしまったと言えます。難しいですね…。
しかし、西谷選手は１番目のリザーブということで、何かの事情でエントリーしない選手が出た場合は出場の機会が回ってくることとなります。こういうことを願うのはちょっと気が引けますが、チャンスが来ることを信じて待ちたいと思います。
また、仮にオムニアムに出場できなかった場合も、ポイントレースと個人追抜の出場権はあるので、そちらにエントリーする予定でいるようです。
CYCLIST FANでも世界選手権の現地レポートを入れますので、楽しみにしていてください！
