CYCLIST FAN

トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 女子競輪選手への登竜門!? 明日から始まるガールズサマーキャンプ2012を前に、昨年のキャンプを振り返る!

8月12日(日)から、ガールズサマーキャンプ2012が始まります。一昨年からスタートし、今年で3回目となる女子自転車競技者の裾野を広げるためのキャンプですが、今年も修善寺の競輪学校&日本サイクルスポーツセンターを舞台に、17日(金)までの6日間に渡って行われます。


公式サイトでは参加者一覧とスケジュールが発表されています。
ガールズサマーキャンプ2012公式サイトはこちら。http://camp.girlskeirin.com/


ちょっと遅くなりましたが、明日からのキャンプに先立って、昨年の様子をご紹介したいと思います!


★ガールズサマーキャンプ2011フォトレポート


まずは初日。自転車競技経験のない参加者も多いため、この場で自転車用シューズが購入できるようになっている。ほかにもギアなど必要な部品や小物なども用意されている。



受付を済ませた参加者たちは食堂に集合し、キャンプ全体の説明を受ける。JCFの中野浩一強化委員長も挨拶。



昨年のキャンプのトレーニングメニューは松本整ナショナルチーム総監督が作成し、レベルの違いはあれど全てのグループで統一感のある練習となった。実際に松本監督が参加者に指導する姿も。



昨年はレベル別にA〜Fまで6つにグループが分けられた。強化指定選手が中心のAグループは250mバンクを使用し、より実践的な内容が目立つ。



手前は現在女子2回生として競輪学校在籍中の山原さくら選手。奥は加瀬加奈子選手。



バイク誘導でのトレーニングを行うのは元砂七夕美さん。当初のBグループから実力が評価され、Aグループに上がった。こんなふうに何人かの参加者はキャンプの途中でその実力や素質を買われ、上のグループに上がってくることもある。



競輪学校内の南333mバンクを拠点にトレーニングを行うのはBグループ。トラック競技の経験がある参加者が中心。



自転車競技経験の浅い参加者が中心のDグループから、一気にBグループに上がってきた梶田舞さん。今年から競輪学校に入学し、すぐに行われた試走記録会ではなんと4種目全てで1位! 潜在能力の高さを見せた。



ロード競技経験者中心のCグループと、全くの初心者が多く集まるFグループは日本CSCの400mバンクでトレーニング。



発走機を使ってのスタート練習。



Fグループで参加していた石井貴子さんは、あの石井寛子選手の妹さん。現在は姉妹で競輪学校在籍中。



他競技で実績のある参加者や、ロード中心での自転車経験がある中高校生が集まったDグループとEグループは、競輪学校内の南400mバンクでトレーニング。



ほとんど競技経験のない参加者にはクリートのはめ方、外し方から指導。



実技のトレーニングだけでなく、座学も盛りだくさんなのがガールズサマーキャンプ。昨年は渡邉一成選手が特別講師として訪れ、トップ選手ならではの話を披露し、参加者たちにエールを贈った。



海外で活躍するプロロードレーサーだった沖美穂さんは、当時の写真なども見せながら、自身の経験談を語った。



沖さんが実際に着ていたウエアをサプライズで参加者にプレゼント! 豪華!



練習の後はちょっと眠そうな参加者もいますが(笑)、毎日のように座学が行われます。



キャンプの最終日には加瀬選手のサインをもらう参加者が続出! ここでも大人気の加瀬選手でした。



参加者全員で記念撮影。今年の参加者の皆さんも頑張ってください! きっと有意義なキャンプになることでしょう!