ちょっと遅くなりましたが、8月に伊豆ベロドロームで開催された第15回全日本選手権トラックのレースレポートを小分けにしてアップしたいと思います。
まずは個人追抜編。ジュニア男女、エリート男女の4カテゴリーで行われました。
Photo by Takenori WAKO
★エリート男子4km個人追抜
予選最終組に登場した橋本英也。昨年は高校生でこの種目を優勝。
これまでの日本記録を更新する勢いのラップタイムを刻み続け、最後は気迫のこの表情!
4:30.441をマークし、飯島規之が持っていた4:31.618の日本記録を塗り替えた橋本。記録達成が会場にコールされ、笑顔を見せる。自己ベストは昨年の全日本で出した4分37秒台で、本人は「高校時代とは機材も違うので…」と言うものの、なんと一気に7秒も縮めたことになる。
予選2位で橋本との1-2位決定戦に臨んだ窪木一茂。決勝ではタイムを落としたが、予選では4分36台と好タイムをマークした。
エリート男子4km個人追抜リザルト
1位 橋本英也(岐阜・鹿屋体育大学) 4:32.887
2位 窪木一茂(和歌山・和歌山県) 4:43.694
3位 長瀬幸治(埼玉・鹿屋体育大学) 4:43.350
★エリート女子3km個人追抜
予選1位、決勝も勝利し優勝を飾った上野みなみ。予選、決勝ともに「50秒台を切れたのは初めて」という3分47秒台をマーク。そして意外にもこれが全日本初優勝!
2位の塚越さくら。決勝ではタイムを落としたが、予選では3分48秒台を出した。
昨年のこの種目の覇者、井上玲美が3位。現在、競輪学校在籍中。
エリート女子3km個人追抜
1位 上野みなみ(青森・鹿屋体育大学) 3:47.927
2位 塚越さくら(鹿児島・鹿屋体育大学) 3:55.472
3位 井上玲美(東京・日本競輪学校) 3:55.858
★ジュニア男子3km個人追抜
2選手のみのエントリーで一発決勝となったジュニア男子個人追抜は、今西亮太が優勝。
ジュニア男子3km個人追抜
1位 今西亮太(奈良・榛生昇陽高) 3:36.409
2位 荒井祐太(宮城・仙台商高) 3:39.780
★ジュニア女子2km個人追抜
予選2位で決勝に臨んだ細田愛未が、逆転で優勝。
ジュニア女子2km個人追抜
1位 細田愛未(埼玉・川越工高) 2:37.863
2位 元砂七夕美(奈良・榛生昇陽高)2:38.687
3位 浅田聖奈(愛知・中京大) 2:53.293