ずいぶん長いこと更新が滞ってしまい、申し訳ありません…。
久しぶりのアップとなりましたが、気づけばもうトラックのW杯シーズン！ ということで、第1戦の舞台となるマンチェスターに来ております！！
11月１日（金）〜３日（日）までの３日間の日程で、2013-2014 トラックW杯第１戦がイギリス・マンチェスターで開催されます。
日本からの選手団は以下の通りJCFより発表されています。
★2013-2014 UCIトラックワールドカップ第１戦マンチェスター大会
開催場所 イギリス・マンチェスター
開催日程 2013年11月１日（金）〜３日（日）
監督 松本整（JCFナショナルチーム総監督）
コーチ 坂本勉（ナショナルコーチ）
中田将次（JCF強化コーチ）
スタッフ 村田正洋（アシスタントナショナルコーチ）
沖美穂（JCFアドバイザー）
メカニック 森昭雄（JCF強化スタッフ）
マッサー 柳浩史（JCF強化スタッフ）
出場選手
★ナショナルチーム
脇本雄太（JPCA・JPCU福井）
窪木一茂（和歌山・和歌山県庁）
塚越さくら（鹿児島・鹿屋体育大学）
★シクロチャンネル東京（CCT）
中川誠一郎（JPCA・JPCU熊本）
渡邉一成（JPCA・JPCU福島）
河端朋之（JPCA・JPCU岡山）
石井寛子（JPCA・JPCU東京）
前田佳代乃（京都）
◆現時点で発表されている大会プログラムはこちら。表記の時間は現地時間で、日本のほうが９時間進んでいます。
http://www.uci.ch/Modules/BUILTIN/getObject.asp?MenuId=MTYzNTI&ObjTypeCode=FILE&type=FILE&id=ODkyMTg&LangId=1
◆大会公式サイトはこちら。
http://www.trackworldcup.co.uk/
◆スタートリスト、リザルトはこちらのサイトで随時更新されます。
http://www.tissottiming.com/Competition?id=00030A0005FFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFF&sport=CT&year=2013
さて、今季からW杯の出場にはポイント制が導入されるなど新たなシステムとなり、特にスプリント、ケイリン、オムニアムの３種目はこれまでより出場権の獲得に厳しい条件が設けられました。そのことは何度かこのブログでもご紹介しましたが、最終的に確定した日本のW杯参加枠数はちょっと意外な結果に。
というのも、スプリントとケイリンに関しては“国別”での参加枠ではなく、あくまで“チーム別”で参加枠が設定されていたのです。このチームというのは、日本の場合だとナショナルチームと、トレードチームであるシクロチャンネル東京（CCT）の２つが存在します。そして、W杯に参加する可能性がある選手をそれぞれナショナル、CCTのどちらかに振り分けて登録しているのですが、例えばナショナル登録の選手が出場権を得た場合、それはナショナルチームの参加枠となり、CCT登録の選手が出場権を得た場合はCCTチームの参加枠となります。つまり、今回どの選手をどちらに登録していたかで大きな分かれ目となりました。
◎男子スプリント参加枠
CCT ２枠
◎男子ケイリン
ナショナル １枠
CCT １枠
◎女子スプリント
CCT ２枠
◎女子ケイリン
CCT １枠
短距離陣は男女ともにほとんどの選手がCCT登録。
例えば男子ケイリンは“1チーム１枠で国として最大３枠まで”という条件で、実際にポイントとランキングで参加枠を取ったのは脇本雄太選手と渡邉一成選手でしたが、脇本選手がナショナル、渡邉選手がCCT登録だったため、日本としては２枠を確保できました。もし脇本選手と渡邉選手が同じチームで登録されていたら、日本は１枠しか取れなかったということになります。
この“チーム別の参加枠”システムが、ちょっともったいない結果に繋がってしまったのが女子。ポイントランキングではスプリントは３枠、ケイリンも２枠取れていましたが、全員がCCT登録だったため、チーム別の最大参加枠数に則ってスプリントが２枠、ケイリンが１枠と少なくなってしまいました。
ちなみにCCT登録の選手はナショナルチームのほうから出場することも可能ですが、ナショナル登録の選手はナショナルチームからしか出場できないそうです。
ともかく選手たちには限られた出場機会とチャンスを生かせるように、ぜひ頑張ってほしいですね！
まずは今日の午後、ベロドロームに行き、日本チームの練習を見てくる予定です！
