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トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 014-2015トラックW杯第3戦カリ大会最終日の日本勢は、男子スプリントで中川17位、河端23位、渡邉17位。女子ケイリンは加瀬、前田ともに17位。女子オムニアムは塚越DNF、男子オムニアムは窪木17位で全日程を終える

大会最終日は男子スプリント、女子ケイリン、男・女オムニアム後半戦が行われましたが、残念ながら日本勢は上位に食い込むことはできませんでした。
今大会は、比較的いつもの“表彰台常連選手”の少ない、フレッシュな顔ぶれが目立つ大会でした。それゆえ日本チームにも大いにチャンスがあったと言えますが、なかなか目に見える形での成績は残すことができないまま、全日程を終えています。
世界はどんどん新しい選手が登場し、強くなっています。日本はどう太刀打ちするのか…。本当に真剣に考えねばならない時が来ていると感じます…。


では、大会最終日の結果です。写真はまだ届いていないので、日本に戻ってからのアップとなりそうです。すみません!


★男子スプリント
ナショナルチームから中川誠一郎、渡邉一成、JPCチームから河端朋之が出場。
予選は上位24名が本戦進出。中川選手が10秒105で12位、河端選手が10秒222で23位、渡邉選手が10秒298で27位となり、中川選手と河端選手が予選をクリア。
次の1/16決勝では、河端選手がプエルタ(コロンビア)に敗れ、また中川選手も降格を取られてKELEMEN(チェコ)に敗戦となり、日本勢2選手はここで姿を消してしまいました。
決勝は短期登録で日本の競輪も走っているデニス・ドミトリエフ(Rusvelo)と、第2戦ロンドン大会の優勝者Jeffrey HOOGLAND(オランダ)の対戦。1本目と3本目を取ったドミトリエフが優勝を飾っています。
3-4位決定戦はケイリン優勝のプエルタがストレートでマクシミリアン・レヴィー(ドイツ)を下し、銅メダルを手にしました。


終結
1位 Denis DMITRIEV(Rusvelo)
2位 Jeffrey HOOGLAND(オランダ)
3位 Fabian Hernando PUERTA ZAPATA(コロンビア)
17位 中川誠一郎(日本)
23位 河端朋之(Japan Professional Cyclist Association)
27位 渡邉一成(日本)


★男子オムニアム(後半戦)
前半戦に続き、窪木一茂が出場。
窪木選手の後半3種目の成績は、1kmタイムトライアル19位(4P)1:05.398、フライングラップ22位(1P)13.846、ポイントレース24P(順位は?)。最終的に窪木選手は75p獲得し、17位となっています。


終結
1位 Maximilian BEYER(ドイツ) 220p
2位 Jasper DE BUYST(ベルギー)206p
3位 Gael SUTER(スイス)178p
17位 窪木一茂(日本) 75p


★女子ケイリン
ナショナルチームから加瀬加奈子、JCPチームから前田佳代乃
2着勝ち上がりの1回戦は、第2ヒート加瀬選手が6着、第3ヒート前田選手が4着となり、2人とも敗者復活戦へ。
1着のみの勝ち上がりとなる敗者復活戦は、第1ヒート加瀬選手3着、第2ヒート前田選手3着で、2回戦進出はなりませんでした。


終結
1位 JUNHONG Lin(中国)
2位 Shanne BRASPENNINCX(オランダ)
3位 Melissa ERICKSON(アメリカ)
17位 前田佳代乃(Japan Professional Cyclist Association)
17位 加瀬加奈子(日本)


★女子オムニアム(後半戦)
塚越さくら選手が出場していましたが、前半戦最後の種目エリミネーションで落車した際、脳しんとうを起こしたそうで、大事を取って後半戦の出場は見送りました。残念ではありますが、幸い大きな怪我などはないようなので一安心です!


終結
1位 Kirsten WILD(オランダ) 190p
2位 Leire OLABERRIA DORRONSORO(スペイン) 169p
3位 Anna KNAUER(ドイツ) 166p
23位 塚越さくら(日本) DNF


♦全種目のリザルトはこちらで確認できます。
http://www.tissottiming.com/Competition?id=00030C0002FFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFF&sport=CT&year=2015