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トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 2015-2016トラックW杯第1戦カリ大会初日、日本勢は男子チームスプリント17位、女子チームスプリント15位、女子団体追抜14位と苦戦。大会2日目は日本時間31日(土)23:00スタート!

2015-2016トラックW杯第1戦カリ大会の初日が終わりましたが、日本にとってはかなり厳しいスタートとなってしまいました。
特に男子チームスプリントは、リオオリンピック出場権確保のためには中国、韓国には絶対に負けられないところなのですが、両国の順位を上回ることはできず…。ロンドンオリンピック以降、メンバーの入れ替えなどもあり、ちょっと影を潜めていた感のある中国が再び盛り返してきたのは脅威です。日本も気を引き締めていかねばですね!


ざっと初日の結果を。


★男子チームスプリント
ドイツ強し! 日本はタイムも伸びず17位となりましたが、中国が44.430で7位、韓国が44.803で13位となっています。


2位のポーランド Photo:Takenori WAKO


優勝のドイツ Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 ドイツ 43.095
2位 ポーランド 43.748
3位 オランダ 43.106
17位 日本(雨谷・渡邉・中川) 45.660


★女子チームスプリント
予選2位だった中国が逆転で優勝。最強コンビのドイツは4位とメダルを逃しています。日本は石井貴子選手と加瀬加奈子選手の組み合わせで臨みましたが、15位に終わっています。



2位のTeam Jayco-Ais Photo:Takenori WAKO



アルカンシェルを身にまとう中国が優勝 Photo:Takenori WAKO



表彰式  Photo:Takenori WAKO


終結
1位 中国 32.311
2位 Team Jayco-Ais  32.588
3位 Rusvelo  32.605
15位 日本(石井・加瀬) 35.471


★男子団体追抜
ここ数年、オーストラリアとイギリスの2強状態が続いていましたが、今回はオーストラリア3位(もちろんメンバー的なこともありますが)。久々のブラッドリー・ウィギンスの参戦が話題だったイギリスは5位に終わっています。尚、日本は出場していません。



2位のスイス Photo:Takenori WAKO



優勝のロシア Photo:Takenori WAKO


終結
1位 ロシア 4:01.064
2位 スイス 4:01.972
3位 オーストラリア 4:01.060


★女子団体追抜
男子同様、2強のイギリス、オーストラリアを抑えてカナダが優勝を飾っています。日本は今回、梶原悠未選手と鈴木奈央選手という期待のニューフェイスを迎えて臨みました。



2位のアメリカ Photo:Takenori WAKO



優勝のカナダ Photo:Takenori WAKO



表彰式 Photo:Takenori WAKO


終結
1位 カナダ 4:20.139
2位 アメリカ 4:25.826
3位 イギリス 4:26.662
14位 日本(上野・塚越・鈴木・梶原) 4:39.226


さて、日本時間本日23:00より大会2日目の競技がスタートします。


♦大会2日目のタイムスケジュールはこちら。
http://www.tissottiming.com/File/Download?id=00030C0005FFFFFFFFFFFFFFFFFFFF0C


♦スタートリスト&リザルトはこちらで確認できます。
http://www.tissottiming.com/Competition?id=00030C0005FFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFF&sport=CT&year=2015


大会2日目の日本人選手の出場は、女子スプリントに前田佳代乃選手と石井貴子選手、女子オムニアムに塚越さくら選手、男子オムニアムに橋本英也選手、そして男子ケイリンに渡邉一成選手と脇本雄太選手となっています。
今日はいい結果を期待したいですね!


※ちょっと遅くなってしまいましたが、大会前日の写真もアップしておきます!


完全な屋内型ではなく、屋根付きの半屋内型のカリのベロドローム Photo:Takenori WAKO



バンク内 Photo:Takenori WAKO


ミーティング中の女子中距離陣 Photo:Takenori WAKO