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トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 2017インターハイ・トラックレース フォトレポート4 女子スクラッチ(公開競技)編


優勝した池上あかり選手(祐誠)


2017インターハイトラックレースフォトレポート。
今回は公開競技として行われた女子スクラッチです!


★女子スクラッチ
予選はなく、大会2日目に決勝のみが行われました。距離6km、出走は17名。
序盤から積極的な飛び出しはあるものの、逃げは決まらないまま、レースは最終盤へ。
残り数周となったところで内野艶歌選手(祐誠)が単独でアタックし、集団を大きく引き離します。集団は残り1周となったところで本格的な追撃を開始。池上あかり選手(祐誠)、石村紗和子選手(都城工)、太郎田水桜選手(東京成徳)の3名が飛び出し、逃げる内野選手を追いかけます。最終バックで内野選手を捕まえた池上選手が先頭に立ち、石村選手、太郎田選手が追走。さらに集団から上がってきた松井優佳選手(南大隅)も4番手の位置に迫ります。池上選手、石村選手、太郎田選手、松井選手の4名が直線勝負となり、ゴールは粘った池上選手が後続を振り切り1着! 大外から突っ込んだ松井選手が2着、石村選手が3着となりました。
池上選手は昨年のインターハイではこの種目2位。後半から単独で長い距離を逃げ、最後は差されてしまったものの、思い切りのいいレースを見せてくれたのですが、今年はきっちり優勝を手にしました。
国際大会にも参戦し、「世界を目指したい」と話す池上選手。今後の活躍が楽しみです!



スタートを待つ17名の選手たち



スタートしてすぐに池上選手、松井選手、内野選手の3名が飛び出すも、ここは集団も逃げは許さず



アタックを仕掛ける選手は次々と出るものの、逃げは決まらないままレースは進んで行く








残り数周で内野選手が単独でアタック



残り1周のホーム。逃げる内野選手に集団が迫る



池上選手、石村紗和子選手、太郎田水桜選手の3名が先頭で内野選手を追う



ゴール前の直線。内で粘る池上選手に大外から松井選手が猛追



接戦となったゴールを制したのは池上選手!



レース後の池上選手と松井選手。国際大会では日本代表として活躍する2人



表彰式


終結
1位 池上あかり(祐誠・福岡)
2位 松井優佳(南大隅・鹿児島)
3位 石村紗和子(都城工・宮崎)