ブログのアップが遅くなってしまいましたが、昨日３月23日（日）、日本選手権の決勝戦が行われました。
優勝したのは地元静岡の渡邉晴智選手です！
残り１周から小嶋敬二選手を叩いて、山崎芳仁選手がカマシ先行。その番手につけた渡邉選手がゴール前で山崎選手を交わし、１着。
２着には山崎ラインの３番手にいた合志正臣選手、３着には山崎選手が残り、ラインでワンツースリーを決める形となりました。
渡邉選手はこれが嬉しいＧＩ初優勝。
しかも、ここ静岡競輪場ではこれまで３度ダービーが開催されていますが、地元から優勝者は出ていませんでした。
地元選手にとっては悲願とも言えるダービーのタイトルを手にした渡邉選手。喜びもひとしおだったことでしょう。
渡邉選手はレース後、「自分だけの力で勝てたとは思っていません。今回は南関勢が一丸となった結果です」とコメント。
この最終日は１万人を超える来場者となり、場内がびっしり人で埋まっているような雰囲気でした。
その中で優勝を決め、ゴール後ウイニングランで何度も何度も腕を突き上げる渡邉選手に、場内は割れんばかりの大声援と拍手を送りました。
一緒に戦った選手だけでなく、地元のファンの応援という後押しも、渡邉選手にとって大きな力になったのかもしれませんね。
渡邉選手、優勝おめでとうございました。
先行した山崎をゴール前で差した、１番車白い勝負服の渡邉晴智。
表彰式。左から２着合志、１着渡邉、３着山崎。
