4月12日(土) 3日目
本日は開会式が行われました。選手宣誓の一人はジュニアの野口正則選手。
●男子スプリント
日本からはジュニアに深谷知広と雨谷一樹、エリートに渡邉一成、長塚智広が出場。
尚、ジュニア・エリートともに1/4決勝までは12日に、1/2決勝以降は翌日13日に行われています。
<ジュニア> 6カ国10選手出走
予選(200mタイムトライアル) 1/4決勝進出者
1位 深谷知広(日本)10.962
2位 ジョン・ハヌル(韓国)10.991
3位 雨谷一樹(日本)11.088
4位 チョン・チョギョン(韓国)11.205
5位 シャオ・スーシン(チャイニーズ・タイペイ)11.225
6位 アリアスカリ・アリ(イラン・イスラム共和国)11.493
7位 リン・クワンウェイ(チャイニーズ・タイペイ)11.690
8位 モハマッド・サレ・サエイド(イラン・イスラム共和国)11.900
・1/4決勝
ヒート1
深谷知広(日本) 2本連取で1/2決勝進出
モハマッド・サレ・サエイド(イラン・イスラム共和国) 5-8位決定戦へ
ヒート2
ジョン・ハヌル(韓国) 2本連取で1/2決勝進出
リン・クワンウェイ(チャイニーズ・タイペイ) 5-8位決定戦へ
ヒート3
雨谷一樹(日本) 2本連取で1/2決勝進出
アリアスカリ・アリ(イラン・イスラム共和国) 5-8位決定戦へ
ヒート4
チョン・チョギョン(韓国) 5-8位決定戦へ
シャオ・スーシン(チャイニーズ・タイペイ) 2本連取で1/2決勝進出
・5-8位決定戦
5位 チョン・チョギョン(韓国)
6位 アリアスカリ・アリ(イラン・イスラム共和国)
7位 リン・クワンウェイ(チャイニーズ・タイペイ)
8位 モハマッド・サレ・サエイド(イラン・イスラム共和国)
・1/2決勝
ヒート1
深谷知広(日本) 2本連取で1-2決定戦進出
シャオ・スーシン(チャイニーズ・タイペイ) 3-4位決定戦へ
ヒート2
ジョン・ハヌル(韓国) 3-4位決定戦へ
雨谷一樹(日本) 2本目、3本目を連取で1-2決定戦進出
・3-4位決定戦
3位 ジョン・ハヌル(韓国) 2本連取
4位 シャオ・スーシン(チャイニーズ・タイペイ)
・1-2決定戦
1位 深谷知広(日本) 2本連取
2位 雨谷一樹(日本)
最終結果
1位 深谷知広(日本)
2位 雨谷一樹(日本)
3位 ジョン・ハヌル(韓国)
1/2決勝の雨谷は1本目を落とすも、2本目、3本目を連取。1-2決定戦は先にストレートで勝ち上がった深谷との対戦に。
5-8位決定戦。1/4決勝で落車したチョン・チョギョン(韓国)が痛々しい姿ながら勝利。
3-4位決定戦は予選タイム2位のジョン・ハヌル(韓国)が連取で3位確定。
1-2決定戦は深谷対雨谷。何度も対戦しているのでお互いの手の内は承知。
ここは深谷が2本連取で雨谷を下す。
深谷が優勝、雨谷が2位となった。
レース後、雨谷は「深谷との対戦はこれでちょっと負け越しになってしまったので、悔しい。挽回しないと」と話した。
<エリート> 9カ国15選手出走
予選(200mタイムトライアル) 1/4決勝進出者
1位 渡邉一成(日本)
2位 アワン・モハマド・アジゾルハシニ(マレーシア)
3位 ガオ・ジーグォ(中国)
4位 長塚智広(日本)
5位 チェ・レソン(韓国)
6位 タン・キィ(中国)
7位 マドユノス・モハマドエドルス(マレーシア)
8位 パロシ・マハムド(イラン・イスラム共和国)
・1/4決勝
ヒート1
渡邉一成(日本) 2本連取で1/2決勝進出
パロシ・マハムド(イラン・イスラム共和国) 5-8位決定戦へ
ヒート2
アワン・モハマド・アジゾルハシニ(マレーシア) 2本連取で1/2決勝進出
マドユノス・モハマドエドルス(マレーシア) 5-8位決定戦へ
ヒート3
ガオ・ジーグォ(中国) 5-8位決定戦へ
タン・キィ(中国) 2本連取で1/2決勝進出
ヒート4
長塚智広(日本) 5-8位決定戦へ
チェ・レソン(韓国) 2本連取で1/2決勝進出
・5-8位決定戦
5位 長塚智広(日本)
6位 パロシ・マハムド(イラン・イスラム共和国)
7位 マドユノス・モハマドエドルス(マレーシア)
8位 ガオ・ジーグォ(中国)
・1/2決勝
ヒート1
チェ・レソン(韓国) 1本目、3本目を取って1-2決定戦進出
渡邉一成(日本) 3-4位決定戦へ
ヒート2
アワン・モハマド・アジゾルハシニ(マレーシア) 2本連取で1-2決定戦
タン・キィ(中国) 3-4位決定戦へ
・3-4位決定戦
3位 タン・キィ(中国) 不戦勝
4位 渡邉一成(日本) DNS ※体調不良により棄権
・1-2位決定戦
1位 アワン・モハマド・アジゾルハシニ(マレーシア) 2本連取
2位 チェ・レソン(韓国)
最終結果
1位 アワン・モハマド・アジゾルハシニ(マレーシア)
2位 チェ・レソン(韓国)
3位 タン・キィ(中国)
4位 渡邉一成(日本)
5位 長塚智広(日本)
今回不参加の北津留翼と並び、アジアではこの種目で格上の渡邉が予選1位。
1/4決勝でチェ・レソン(韓国)にストレートで敗れてしまった長塚。
1/2決勝ヒート1は渡邉が1本取るも、チェ・レソン(韓国)が2本取り、まさかの敗退。
レース後、いつになく憔悴した様子だった渡邉。体調不良のため大事を取り、この後の3-4位決定戦は棄権となった。
1/2決勝ヒート2はアワン・モハマド・アジゾルハシニ(マレーシア)が危なげなく2本連取で1-2位決定戦へ。
1-2位決定戦もアジゾルハシニがストレートで勝利、優勝を飾った。
スプリント、ケイリンで2冠となったアジゾルハシニ。まだ20歳になったばかりという若さ。これからが大いに楽しみな選手だ。
●女子500mタイムトライアル
日本からはジュニアに前田佳代乃が出場、エリートは不参加。
<ジュニア> 5カ国5選手出走
最終結果
1位 前田佳代乃(日本)37.487
2位 ホン・ヒョン・ジー(韓国)37.867
3位 シュ・ペイチュン(チャイニーズ・タイペイ)39.737
前田は3月の全国高校選抜で自己ベストを出したばかりだが、今回さらにそれを1秒近く上回るタイムで優勝。
「自分でもびっくりです」とコメント。
<エリート> 9カ国9選手出走
最終結果
1位 ゴン・ジンジ(中国)35.187 ※大会新記録
2位 ムスタファ・ファティハ(マレーシア)36.155
3位 ファン・チンイン(チャイニーズ・タイペイ)36.473
女子エリート500mタイムトライアル表彰式。ゴン・ジンジ(中国)がアジア記録で優勝。
●男子ポイントレース
ジュニアは16km、エリートは30kmで行われました。
日本からはジュニアに元砂勇雪と大中巧基、エリートに飯島誠と盛一大が出場。
<ジュニア> 8カ国13選手出走
最終結果(決勝)
1位 チェ・ヒョンミン(韓国)53p 1lap
2位 元砂勇雪(日本)13p
3位 キム・ソンヒャ(韓国)9p
9位 大中巧基(日本)1p
韓国のチェ・ヒョンミンが単独で逃げ、ついにはラップに成功。優勝はほぼ確実に。
2位争いは最後まで僅差で激戦となったが、最終ポイント周回で1着に入った元砂勇雪(後ろ)が逆転で銀メダル。
男子ジュニアポイントレース表彰式。
<エリート> 11カ国21選手出走
最終結果
1位 チェルニソフ・イリア(カザフスタン)23p
2位 盛一大(日本)22p
3位 シャエコフ・バディム(ウズベキスタン)19p
14位 飯島誠(日本)0p
序盤からポイントを稼ぎ、残り6周までトップに立っていた盛だが、最終周回で得点できなかったことがひびき、2ポイント差で逆転され2位に。
レース後、盛は「飯島さんに申し訳ない。調子は悪くなかったが、消極的なレースをしてしまった。明日のマディソンは勝つしかない。自分達も決して弱くはないので、負けてはいけないレース」と語った。
●女子スクラッチ
ジュニアは4km、エリートは6kmで行われました。
日本からはジュニアに柁原彩と近内稚明、エリートには石井寛子と針谷千紗子が出場。
<ジュニア> 4カ国7選手出走
最終結果(決勝)
1位 リー・エーチョン(韓国)
2位 ソン・ウィジュ(韓国)
3位 柁原彩(日本)
6位 近内稚明(日本)
女子ジュニアスクラッチ表彰式。
<エリート> 8カ国14選手出走
最終結果(決勝)
1位 バク・ウンミ(韓国)
2位 トリクスマ・サンティア(インドネシア)
3位 テァオ・シャオチェン(ホンコン・チャイナ)
7位 石井寛子(日本)
11位 針谷千紗子(日本)
女子エリートスクラッチ表彰式。
以上で大会3日目は終了。
※写真は明日にでも追加でアップする予定です。