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 代表候補発表記者会見速報

本日、ついにトラック競技の北京オリンピック出場選手が正式に発表されました。
代表候補選手は以下の8選手です。


伏見俊昭(JPCA・福島)
渡邉一成(JPCA・福島)
永井清史(JPCA・岐阜)
北津留翼(JPCA・福岡)
長塚智広(JPCA・茨城)
飯島誠(JPCA・チームブリヂストン・アンカー/埼玉)
佃咲江(北海道・北海商科大学) 
和田見里美鳥取中京大学


このうち、佃選手(スプリント)、和田見選手(ポイントレース)、飯島選手(ポイントレース)は出場種目が決定しています。
問題は短距離陣。
ケイリン2枠のうち1枠は伏見選手、スプリント2枠のうち1枠は渡邉選手でまず確定でしょう。
難しいのがチームスプリント。これまでのW杯、世界選同様に第2走者は渡邉選手、第3走者は永井選手で変動はなさそうなのですが、
第1走者に関しては少々微妙な状況に。
今シーズンはナショナルチームから外れ、W杯や世界選にも出場の機会がなかった長塚選手ですが、大逆転で(?)代表候補入りが決定。
アテネの銀メダリスト、長塚選手が再び「世界のスーパーダッシュ」を見せるのか、
それともW杯以降ずっと第1走者を務めてきた北津留選手がそのまま走るのか…。


マニエ監督は短距離陣について「(誰がどの種目を走るか)直前までは分からない」と明言を避けたようですが、
これからのマニエジャパンの動向には要注目です。



アテネに続いて2大会連続出場となった伏見。ケイリンはメダルに一番近いかも?


一時はナショナルチームから外れ、出場が危ぶまれた長塚だが、シドニーアテネに続き北京のキップも手にした。


アテネの選考では涙を飲んだ永井。今回がオリンピック初出場となるが、「前回の悔しさをぶつけたい」とコメント。


同じく初出場となる渡邉。マニエ監督からの信頼も厚く、今シーズンは若いながらも短距離陣を引っ張って来た。


マチュア時代から「怪物」と呼ばれた逸材・北津留は、念願だったオリンピック出場の夢を叶えた。


シドニーから3大会連続出場となった飯島。W杯ロサンゼルス大会では落車、怪我も負ったが、不屈の精神で自ら枠をもぎ取った。


女子中距離からは和田見が初出場。


全員(佃は怪我のため欠席)でガッツポーズ!