CYCLIST FAN

トラックレース&競輪を中心とした自転車競技情報ブログ

 2009アジア選手権Photoその6 トラック2日目編Part1

★男子オムニアム

200mタイムトライアル、スクラッチ、3km個人追抜き、ポイントレース、1kmタイムトライアルの5種目を走っての総合ポイントで順位が決まる競技。
日本からは佐々木龍選手が出場。



最初の種目となる200mタイムトライアルでは11秒711で5位につけた佐々木。



次のスクラッチではゴール勝負を制して見事に1着!



本来得意な個人追抜きだが、ここでは3分38秒858とあまりタイムは伸びず、5位。



ポイントレースでは18p獲得しての2位に入った。



ポイントレースでは身を乗り出して佐々木に指示を出していた盛。若い選手たちを引っ張る中長距離陣のエースにして兄貴分。



最後の種目、1kmタイムトライアルは1分10秒399で4位。これで5種目の総合ポイントが17となり、銅メダル獲得となった。



男子オムニアム優勝はコー・ホーティン(ホンコン・チャイナ)。個人追抜き1位、ポイントレースでもただ一人ラップを決めての1位、そして1kmTTでも2位に入るなど、抜群の安定感。まだ21歳!



ジュニアの表彰式かと見まごうあどけなさ。(タイペイの選手は苦節10年といった風情ですが…でも実は24歳と結構若い!)


男子オムニアム リザルト
1位 KWOK Ho Ting(ホンコン・チャイナ)
2位 WU Po HONG(チャイニーズ・タイペイ
3位 佐々木龍(日本)



★女子団体追抜き

日本からの出場はなし。4チームのみの出走だったこともあり、決勝は行わず、予選のタイムで最終順位が決められた。



優勝は2位に8秒近い差をつけて圧倒的な強さだった中国。



2位はチャイニーズ・タイペイ



3位は地元のインドネシア



女子団体追抜き表彰式。


女子団体追抜き リザルト
1位 中国 3分49秒626
2位 タイ 3分57秒420
3位 インドネシア 4分14秒280


★女子スクラッチ


10km、40周で争われる女子スクラッチがスタート。



日本からは和田見里美が出場。



ゴール勝負で競り勝ったのは中国。



最後は先頭集団について行けなかった和田見。残念ながら11位という結果に終わった。



女子スクラッチ表彰式。


女子スクラッチ リザルト
1位 MENG Lang(中国)
2位 WONG Wan Yiu Jamie(ホンコン・チャイナ)
3位 WICHANA Thatsani(タイ)
11位 和田見里美(日本)


★男子スクラッチ

日本からは盛一大選手と窪木一茂選手が出場。



男子スクラッチは15km、60周で争われる。



序盤から積極的に動き、前に出ていた窪木。逃げに乗れるチャンスがあったが…。



窪木が逃げに乗ってラップできると判断し、自らは後続の抑えに回った盛だったが、窪木は行ききれず、作戦はうまく機能しなかった。



必死の追い上げを試みるも、時すでに遅しで、盛はトップの選手から-2ラップとなってしまった。



最後は窪木が-1ラップで5位、盛はその後ろの6位でフィニッシュとなった。



男子スクラッチ表彰式。3位に入ったワン・カンポーはこの日の午前中、154.8kmのロードレースを走ってます…。


男子スクラッチ リザルト
1位 SOHRABI Mehdi(イラン)
2位 CHERNYSHOV Ilya(カザフスタン) -1lap
3位 WONG Kam Po(ホンコン・チャイナ) -1lap
5位 窪木一茂(日本) -1lap
6位 盛一大(日本) -2lap

※ちなみに男子スクラッチのリザルトが出たのは、翌日の夜、競技が終わった後の事だった。
当日に出たリザルトは、着順、ラップ数など多くが間違っており、選手(監督、コーチ)から猛抗議にあい、コミッセールがビデオで確認すると約束。
その結果だった。