★男子オムニアム
200mタイムトライアル、スクラッチ、3km個人追抜き、ポイントレース、1kmタイムトライアルの5種目を走っての総合ポイントで順位が決まる競技。
日本からは佐々木龍選手が出場。
最初の種目となる200mタイムトライアルでは11秒711で5位につけた佐々木。
次のスクラッチではゴール勝負を制して見事に1着!
本来得意な個人追抜きだが、ここでは3分38秒858とあまりタイムは伸びず、5位。
ポイントレースでは身を乗り出して佐々木に指示を出していた盛。若い選手たちを引っ張る中長距離陣のエースにして兄貴分。
最後の種目、1kmタイムトライアルは1分10秒399で4位。これで5種目の総合ポイントが17となり、銅メダル獲得となった。
男子オムニアム優勝はコー・ホーティン(ホンコン・チャイナ)。個人追抜き1位、ポイントレースでもただ一人ラップを決めての1位、そして1kmTTでも2位に入るなど、抜群の安定感。まだ21歳!
ジュニアの表彰式かと見まごうあどけなさ。(タイペイの選手は苦節10年といった風情ですが…でも実は24歳と結構若い!)
男子オムニアム リザルト
1位 KWOK Ho Ting(ホンコン・チャイナ)
2位 WU Po HONG(チャイニーズ・タイペイ)
3位 佐々木龍(日本)
★女子団体追抜き
日本からの出場はなし。4チームのみの出走だったこともあり、決勝は行わず、予選のタイムで最終順位が決められた。
2位はチャイニーズ・タイペイ。
3位は地元のインドネシア。
女子団体追抜き リザルト
1位 中国 3分49秒626
2位 タイ 3分57秒420
3位 インドネシア 4分14秒280
★女子スクラッチ
10km、40周で争われる女子スクラッチがスタート。
日本からは和田見里美が出場。
最後は先頭集団について行けなかった和田見。残念ながら11位という結果に終わった。
女子スクラッチ表彰式。
女子スクラッチ リザルト
1位 MENG Lang(中国)
2位 WONG Wan Yiu Jamie(ホンコン・チャイナ)
3位 WICHANA Thatsani(タイ)
11位 和田見里美(日本)
★男子スクラッチ
日本からは盛一大選手と窪木一茂選手が出場。
男子スクラッチは15km、60周で争われる。
序盤から積極的に動き、前に出ていた窪木。逃げに乗れるチャンスがあったが…。
窪木が逃げに乗ってラップできると判断し、自らは後続の抑えに回った盛だったが、窪木は行ききれず、作戦はうまく機能しなかった。
必死の追い上げを試みるも、時すでに遅しで、盛はトップの選手から-2ラップとなってしまった。
最後は窪木が-1ラップで5位、盛はその後ろの6位でフィニッシュとなった。
男子スクラッチ表彰式。3位に入ったワン・カンポーはこの日の午前中、154.8kmのロードレースを走ってます…。
男子スクラッチ リザルト
1位 SOHRABI Mehdi(イラン)
2位 CHERNYSHOV Ilya(カザフスタン) -1lap
3位 WONG Kam Po(ホンコン・チャイナ) -1lap
5位 窪木一茂(日本) -1lap
6位 盛一大(日本) -2lap
※ちなみに男子スクラッチのリザルトが出たのは、翌日の夜、競技が終わった後の事だった。
当日に出たリザルトは、着順、ラップ数など多くが間違っており、選手(監督、コーチ)から猛抗議にあい、コミッセールがビデオで確認すると約束。
その結果だった。