★男子スプリント
日本からは渡邉一成選手と柴崎淳選手が出場。
予選の200mTTは10秒930のタイムで2位となった渡邉。
柴崎は11秒161で6位。日本人2選手とも予選通過、1/4決勝へ。
予選1位はこの人、アジゾルハシニ・アワン(マレーシア)。タイムは10秒895。
1/4決勝1組目。アワンが2本連取でイランのPARASH Mahmoudを下す。
1/4決勝2組目。渡邉がこちらも2本連取でワン・キンチョウ(ホンコン・チャイナ)に勝利。
1/4決勝3組目の柴崎は中国のバオ・サイフェイに2本先取され敗退。翌日の5-8位決定戦へ回ることに。
1/4決勝4組目。イランのVARPOSHTI Hassanaliがインドネシアを下し、これで1/2決勝進出者が出揃った。
1/2決勝1組目。VARPOSHTIが先行したアワンを差して1本取ったのは驚き。最終的にはアワンが2本取って勝利したが、短距離でのイラン勢の台頭はこれからさらに…?
1/2決勝2組目の渡邉もバオに1本取られ、3回戦までもつれ込んだが、落ち着いて3本目を取り、勝利。決勝は渡邉とアワン、実力通りの2名が顔を揃えることとなった。
4人で走るスプリントはもはやケイリンに近いとも言えるが、ここは柴崎が意地を見せ、思い切りのいい先行で逃げ切り1着。最終順位を5位とした。
決勝へと向かう渡邉。ケイリンに続いて2冠達成なるか?
今年の世界選手権ではスプリントで銀メダルを獲得しているアワン。ケイリンでは失敗したが、ここは負けられない。
しかしゴール前アワンに追い込まれてしまう。もうお馴染みとも言えるウィリーでアワンが先着。優勝はアワン、2位に渡邉となった。
男子スプリント リザルト
1位 AWANG Azizulfasni(マレーシア)
2位 渡邉一成(日本)
3位 BAO Saifei(中国)
5位 柴崎淳(日本)
★女子ポイントレース
日本からの出場は、まずこの種目で北京オリンピックにも出場した和田見里美。
そして短距離から中距離種目までこなす石井寛子。
最初のポイント周回で1着を取った石井。しかし、その後はなかなか大きな得点を取ることができない。
和田見は後半に一回ポイントを獲得したものの、それ以外は勝負に絡めない厳しい展開に。
中国のMENG Langがほとんど全てのポイント周回で得点。ポイントを積み上げて行く。
あと1周半でゴールという最終盤に集団落車が発生。レースはこの時点で成立したものと見なし、ここで競技終了という措置が取られた。
和田見もこの落車に巻き込まれてしまい、痛みに顔を歪めながら担架に乗せられる。怪我が心配されたが、幸い大事には至らなかった。
女子ポイントレース表彰式。最後のポイント周回の得点で逆転した石井が3位に滑り込み、銅メダル獲得となった。
女子ポイントレース リザルト
1位 MENG Lang(中国) 19p
2位 NONTASIN Chanpeng(タイ) 12p
3位 石井寛子(日本) 10p
9位 和田見里美(日本) 2p
★女子チームスプリント
和田見・石井の女子チームスプリントはタイム38秒891で予選4位。3-4位決定戦に臨むはずだったが、先に行われたポイントレースの落車の影響で棄権。4位で確定となった。
予選1位、決勝でも圧倒的なタイム差でチャイニーズ・タイペイを下したゴンとチャンの中国チームが優勝。この2人は強い!
2位はチャイニーズ・タイペイ。
女子チームスプリント リザルト
1位 中国 36秒008
2位 チャイニーズ・タイペイ 40秒953
3位 タイ
4位 日本(和田見・石井) DNS